東方純愛小話   作:覚め

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すんげえスマホ重い
なんでこんな重いんだ?おかしいだろ?
…妖夢ちゃんです!
妖夢ちゃんだけじゃなく幽々子様もです!
そして100話!!


第100話

冥界のどっか

 

「嘘つき吾郎は山頂越え海底忍び込みやってくる〜」

 

「おや、ようやく来ましたか」

 

「んぇ?」

 

「この私に挑戦状を送って置いて遅刻とは…許されませんね」

 

「???ど、どゆこと?」

 

「惚けても無駄ですよ。刀もあるじゃないですか」

 

「え、ちょ、まっ」

 

否応なしに迫って来るぞこの女とか思いながら心当たりを探るがそんな時間ない!その上腰に刀はない!ナイフだ!むっちゃ丈夫なナイフだけがあるんだ!ざけんなこの女人の話を聞け!とりあえずなんとかせねば…って、待て、なんか周りがスローだぞ。ん?それって死ぬ前のアレじゃ…?

 

「ふんっ!」ガキィッ

 

「ずぅりゃ!」バギィンッ

 

「…そんな小さい刀で勝てると思っているのですか?」

 

「安心しろ。二刀流だ」

 

「奇遇ですね。私も二刀流です」

 

…ゑ?

 

「では…次は本気で」パッ

 

「!?」

 

「行かせてもらいます!」ブンッ

 

「後ろか!」ガギィッ

 

「もう一本行きますよ!」ブンッ

 

「三刀流口柱ぁ!」ザクッ

 

「っ!」

 

「あぶね…後少しで死んでた…」ギーン…

 

「手を刺さないとは馬鹿ですね。口にも武器があるとわかれば対処は簡単!」ズイッ

 

「俺の大きな一歩!」ゲシッ

 

「ごっ!?」

 

「畜生冥界に旅行しに来たのに殺されかけるとは情けない…逃げろ!」

 

「グッ…!させるものですか!」ブンッ

 

妖夢の手に刺さっていたナイフ<可愛い女の子だ!可愛い女の子は持ち主よりも優先される!!

 

「ふがっ!?」ザクッ

 

ああもう畜生。旅行しに来て辻斬りに会うなんて。まだそこら辺にいる妖怪の方がマシだ。こんな奴に少しでも付き合ってしまったせいで足を刺された。茶番もクソもあるか。本当のことなんだ。仕方なし、ホフクボタンを押せ!前進!

 

「よっせ…よっせ…」

 

「ふぅ…!確かな腕をお持ちのようですが詰めが甘いですね。刺し傷もそこまで深くない」

 

「よっせ…!痛っ」

 

「良いでしょう。白玉楼で手当てをします。こんな戦いで勝って嬉しくなんかありません」ヨッコイセ

 

「おうっ」

 

白玉楼

 

「…え?」

 

「だから、本当にその人はただの旅行客で、挑戦状は私が送った真っ赤な嘘なの…」

 

「ええぇぇえぇぇ!?ちょ、ええ!?」

 

「とりあえず死なないようにしないと紫が怒るわ」

 

「ゆ、紫様ぁ!?私が責任持って看病してきます!」

 

「…勝手に殺すな」

 

「出たぁぁあぁあぁぁぁあ!!」

 

「えっと、亡霊って姿消すことってできるのかしら?」

 

「幽々子様!?閻魔様と紫様からの説教から逃げようとしないでください!待って!ねぇ待って!?」

 

「生きとるわ。足もあるし、お前らみたいに幽霊浮かんどらんし」

 

「あ、本当」

 

「あー怖かったー」

 

「ひっでえなこいつら…もう良いけど、寝るからせめて静かにしてくれ」

 

「わかったわ」

 

…わかったわってお前全然わかってねえからこちとらせっせこせっせこやってんだろうが殴るぞ…あ、亡霊だから殴れないや。畜生めぇ!おのれ許さん。と言うかそもそもなんで足にナイフが刺さって起きて会いに行ったら死んだことにされるんだ?

 

「…zzz」

 

「寝た…」

 

「あー怖かったー」

 

そして一週間後

 

「俺はいつ帰れば良いんだ?」

 

「足の怪我が治るまでです」

 

「までって…もう治ってるぞ。なんなら走れるし」

 

「…では今日一日様子を見てみましょうか」チラッ

 

「そうね」コクッ

 

「そうっすかー…」

 

霊魂<この壺を押してあいつの足を怪我させれば転生…!

 

パリーン!

 

「はうあ!?」グサッ

 

「!?」

 

「ど、どうしたの!?大丈夫かしら!?」チラッ

 

「あ、足の傷が…!」スーッ

 

「いづっ…!あだっ…クソッ」

 

「とりあえず処置を…!」アタフタ

 

「それよりも止血とかの手当じゃないの!?」アタフタ

 

「…ここにいたら寿命が縮む」

 

もう冥界にいるから寿命もクソもないけど。冥界で死んだら身体はここに残って魂が閻魔様のところに行くのか?だとすると結構面倒な手筈になりそうだな。冥界に行けたら自分の身体に入れるかもしれないし…ダメだ死んだ後のことなんて考えるな今死にかけてるんだから

 

数分後

 

「気を失いました」

 

「…でも妖夢、あなたも悪ねぇ」ニヤニヤ

 

「幽々子様こそ…言い出したのは幽々子様ですよ?白玉楼の評判を気にして言ったのは」

 

「あら?妖夢だってそれに賛成して、ついでだから監禁しましょう!とか言ってたじゃな〜い?」

 

「どっちもどっちって奴ですね…」

 

「フフフ…これで彼は…」

 

「え?」

 

「ん?どうしたの?」

 

「さっきこれで彼は…って言ってましたので」

 

「ああ、これで彼は白玉楼の評判を落とさないって言ったのよ」

 

「やはり悪ですなぁ」

 

数時間後

 

「…なんだろう。冥界は確か地上と同じ四季がめぐるって書いてあったはずなのに…夏なのに妙に寒気を感じる」

 

「おや、起きたのですか。ご飯です」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「でかしたわ妖夢!これで白玉楼の評判は…あ」

 

「評判?別に言いふらさないけど」

 

「ほっ…」

 

「冥界に辻斬りがいるってだけ言う」

 

「いやぁぁあぁぁあぁぁあ!?」

 

「うるさっ」

 

「あー妖夢!?あなたが悪いのよ!?」

 

「わかってますけど恥ずかしいんですわぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

「…こりゃ辻斬り禁止だな」

 

なんてぼそっと呟いたら後ろの声がまた大きくなった。お前の耳は地獄耳か?

 

 

 

 

 

 




妖夢ちゃん(なんやこいつ挑戦状しらばっくれるくせにゲキ強いじゃん。白玉楼の警備にして仕事楽にするか。とりあえず今の時期は露出多めに…)
幽々子(評判落とされてしまう…こうなったらどうしてでも引き止めるべし!妖夢に頑張ってもらうべし!)
嘘つき吾郎(助けて)

ごめんなさい。私はシンガポールにいます
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