東方純愛小話   作:覚め

112 / 201
誰じゃろな。
誰じゃろな。
妖夢ちゃんと幽々子様のハーレム設定やろな。


第112話

 

白玉楼

 

「俺が何をしたと言うんだ」

 

「よくよく思い返せば亡霊にすれば済む話でした」

 

「妖夢…あとは任せなさい」

 

「んー?ちょっとおかしいかな?これの知ってる何かがないな?そうだな、経緯とかがないな?」

 

「黙りなさい」

 

「え、ちょっと」

 

こうして俺は死んだらしい。あまりにもギャグがすぎる。そんな馬鹿げた死に方で俺は亡霊になったと言うのか。そうなのだ。そうなっているのだ。なぜだ、何故俺は亡霊になったのだ。おのれ恨むぞ俺

 

「と、言うわけで!貴方は一生ここから出さないことにしたわ!」

 

「よろしくお願いします」

 

「よろしくじゃないっすよ。あの、俺もしかしてものすんごい嫌われてる?」

 

「いいや?それどころかって話よ」

 

「好かれてると捉えていいのかわかりづらいなオイ」

 

「そう捉えていいのよ。じゃ、あとは妖夢よろしく」

 

「わかりました」

 

「…はぁ。忌々しいことに忌々しい」

 

「結局忌々しいだけじゃないですか」

 

「忌々しさは変わらないさ。さて、俺はもう寝る。三刀流でも六刀流でも鍛えておいてくれ」

 

「図々しさは世界一名乗れますよ」

 

翌日

 

「…?なんか余計なものが…」

 

「あら、起きたの〜?」

 

「!?」

 

「びっくりしちゃったかしら?初心ね…」

 

「うっせ。初心忘れるべからずだ…そもそも実質人生2回目だからなこんちくしょう」

 

「そう言わないで。私だって傷ついちゃうわよ?」

 

私だって傷付かないように触らないとすぐ痛めてしまうのよ?と言い返したいがぐっと堪えて見せよう、ホトトギス。そう思ってるうちにこの白装束と言うのか。そんな感じの服装をした女が俺に跨った。やめろまだ死にたくない(死んでる)

 

「…なんだ、俺に跨ってなんのプレイっすか」

 

「何よそれ。ただ…ここからは健全じゃなくなるから妖夢には見せられないわね!」

 

「させるか!」バッ

 

「な!?」

 

「…危ねぇ。どこぞのSSの二の舞を踏むところだったぜ。ささ、逃げろ!」

 

「妖夢!」

 

「お任せ!」ザンッ

 

「待機!?」

 

思わずしゃがむとなんと言うことでしょう。襖が切れたではありませんか。わーすごい切れ味〜

 

「あ、あぶな…!」

 

「捕まえたわ!」

 

「離せ!」

 

「妖夢、参ります!」

 

「待ちなさい!」

 

「すいませんでした」

 

「あの切れ味が頭を下げた!?」

 

「当然よ。私が主人なんだもの。さて、どうしてやりましょうか」

 

「え?い、いやぁRが掛かるアレは勘弁していただけませんと」

 

「そう言う奴じゃなくて…人が来たら貴方は喋らないとも限りない。ならばやるしかあるまい」

 

「…何を?」

 

「誰が何を聞いてもそれとなく話題を逸らす能力を付ける」

 

「!?」

 

その日、彼の脳裏に思い描かれたのは…角を持ったチーターであった。なぜこの動物が出て来たのかはわからないが、とにかくこの女はやばい。そう知らせたのが脳であった。だから逃げようとしたが捕まってそのまま一週間が過ぎた!

 

一週間後

 

「…」

 

「さて、ずっと暗闇にいると不安になるものでしょう?そうなると…」

 

「取ってくれ…目隠しとってくれよ…」

 

「こうやって悲願するの。妖夢、これを見てどう思う?」

 

「約束をする代わりに取りましょう」

 

「ええそうね。でも満点ではないわ。正解はこうよ」

 

「誰か…」

 

「それを取る代わりに約束ね?誰が来ても私たちの辻斬りは何も知らないと」

 

「し、知らない!だから取ってくれ!」

 

「約束破ったら腹開けたままだからな?」ボソッ

 

「ひっ」

 

「わかったら良いのよ。貴方が嘘をついて覚えてないなんて言ってるかもだからね…ほら」

 

「ぁ…!み、見えた…!」

 

「すごいでしょ妖夢」

 

「かなりすごいですねこれ。3年くらい繰り返しましょう」

 

「そんなにやったら文字通り廃人よ」

 

果て目が見えるようになった人類はこのような気分だったのか?目が見えるとともに大量の不安はかき消されなんと素晴らしいことに色が以前よりも鮮明に見えるように気がしてならない。ものすごく、目が良くなった気分だ。

 

「ようやく見えた…!」

 

「さながら盲目患者ですね」

 

「どうでも良いのよそんなことは。さーて、永遠に…ね?」

 

「…え?」

 

その瞬間、一人の亡霊が無茶苦茶に殴られたのだと言う。従者はその時喋った。

 

「百打が五打に聴こえる速さ…!!」

 

と。実際には五打であっているのである

 

「あうっ!?」

 

「…あとは根性焼きだけ。妖夢、これが終わったら貴方の好きにして良いわ」

 

「え、ちょ」

 

「わかりました。とりあえずできる限り催眠してみます」

 

「催眠おじさんにならないよう気をつけるのよ」

 

「わかりました」

 

「え、何?俺何されんの?ちょ、待って俺なんもしてないじゃん?ま、まっ」

 

「ふんっ!」バシィッ

 

「ほぁわっ!?」

 

「貴方が今ここで、私のことを好きだと言えば開放させてあげます」

 

「え…!?」

 

「ただしその代わり、私の側にずっと居てもらいますがね」ニヤリ

 

…と言うことはこいつと婚約した場合、外に出れるのか?…いや、そんなバカな。でも…ずっとそばにってどう言う意味だ?あれか?ずっとこの緑服の女の隣に居ろってことか?…あれ、それだと俺一生外に出れなくね?

 

「あぶね…」

 

「…そうですか。まあ良いです。もう一回!」バシィンッ

 

「ぁっ!?」

 

「…せいっ!」バギイッ

 

「おぶっ!?…す、すいませ…」

 

「そんな答えが聞きたいわけじゃない!」

 

「ひっ」

 

「言ってくださいよ」

 

「あ…え…えっと…誰…?」

 

「ああ、言ってませんでしたね。妖夢です。主人が幽々子様と言います。ほら、名前も言ったんですし、言いましょう?」

 

「あ、よ、妖夢さん…が、好きです…?」

 

「それでいいんですよ。外には出しませんが」

 

 

 

 

 

 

 




妖夢の変化球(変化率300%)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。