東方純愛小話   作:覚め

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YO!SAY!夏が!胸を刺激する!
生足魅惑のマーメイド!
というわけで藍ちゃんです。蘭ねーちゃんではないけど身体能力は似たようにもんだよね。


第118話

 

人里…のどっか

 

「あー…仕事めんどくせー」

 

「いうなよ…いや気持ちはわかるけどさ」

 

「しゃーないって奴かなぁこれが。外の世界ってのは語感に溢れてるぜ」

 

「外の世界の住人はある種狂ってるからな」

 

「…いやそれにしても寒いな」

 

「ストーブ買う金なんてないんだよ察しろ」

 

「…そういやそうだったな」

 

「それは置いといてお前いつ結婚すんだ?」

 

「は?」

 

「前お前の家に行った時家を物珍しい顔で見てる金髪のお姉さんが居てな。話しかけるとどうも付き合ってるとかそんな感じのこと言っててよ」

 

「…なんだよそれ…」

 

…そんな仕事をこなしお家に帰宅!いや〜今日も今日とて楽な仕事でしたわ!…って言えるかボケカス。こんにゃローお前ボロ家に住むことになってストーブもクソもあるもんか。寒くて死ぬっつの。誰かこの世に俺をヒモにしてくれる素敵な女性はおらんもんかね…あ、あいつが言ってた金髪のお姉さん!養ってくれるかな〜?…いや、ねえか。

 

「…買い物行くか。あー出費が〜…」

 

数時間後

 

「たーだいマットスプリング。つっても誰もいねえけどよ…朝起きたら飯置いてねーかなー…」

 

今晩の夕食は魚とそこらへんの雑草。多分毒はないはずです。

 

「全ての食材にうんぬんでいただきます」

 

翌日

 

「…飯がある…うまづら?え、マジ?ありがてぇ…!!」

 

職場

 

「おまえなんか顔色いいな」

 

「うまづらが家に来てくれたんだ」

 

「何ニッコリしてんだてめえ」

 

「そんなこと言うな悲しくなるだろ。友人っつーのもお前くらいだしよ」

 

「風呂代としか見てねえくせに…」

 

こりゃひどいカウンターをくれたもんだ。泣くぞしまいにゃ…はーあ、ヒモにしてくんねえかなぁ…なるべく束縛が強くてチョロい人…いや、流石に理想が高すぎるか?いやでも養ってもらいたいしなぁ〜

 

「養ってもらいたいとか思ってるからやる気が出ねえんだよ」

 

「それもそうか」

 

「本当だったのかよ!?」

 

「今日は少し本屋に用があるから…ちょい早めに切り上げるか」

 

「ちゃんと仕事進んでんのか?」

 

「残念だったな…俺はお前より仕事効率が良い」

 

「お前より給料が上なのに納得が行かねえ」

 

「お前の立場だと色々と苦労しそうだしな。それじゃ」

 

「早すぎるわ!!」

 

本屋

 

「…うーん、節約術も結構躊躇う金額だなぁ…」

 

「ん、その本に興味が?」

 

「あ、いえ…」

 

「そうでしたか。立ち読みは厳禁らしいですよ」

 

「すいませんね」

 

「良いんですよ。それでは」

 

「…びっくりしたなぁ…そうかここ立ち読み厳禁だったのか。早めに立ち去ろっ」

 

自宅

 

「たっだいマットソン!…マットソンってなんだよ」

 

「おい、待て」

 

「んぇ?」

 

「こんなボロ屋に住んでいるのか?」

 

「まあ…」

 

「働いているのだろう?」

 

「多少」

 

「何故こんなボロ屋に…」

 

「さあ?それでは」

 

…あの人すんげえ美人だったなぁ…あ〜、ああ言う人はすごい格好良い彼氏と付き合ってんだろうな〜…とか思ってるけど、ああ言う人に養ってもらいたいとか考えちゃうよな〜…まあ、なんせホームレスに育てられたし、仕方ないっちゃ仕方ないけど。

 

「…あれ、飯がある…?い、いただきます…」

 

翌日

 

「お前出世だってよ」

 

「はぁ?」

 

「お前の仕事効率話したらランクアップ。給料も今までのなんと5倍!羨ましいね〜!」

 

「余計なことするなよ…2倍にしてくれ。そしてお前の隣で仕事できれば良い」

 

「嬉しいこと言ってくれるぜ。ただそれは風呂代を自分で払えるようになってからだな」

 

「きついなぁ」

 

「ま、とにかくよ。出世は出世。一気に3段飛んでんだ」

 

「マジかよ!?」

 

自宅前

 

「わけわからん…なんとかして出世は止めたけど…なんとも」

 

「ん?ああ」

 

「なんです?そんな珍しい物を見るような目で…珍しいですけど」

 

「いや、気になってな。このボロ屋でどんな生活をしているのか、とか」

 

「知っても意味ないですよ…」

 

そう言いながら突然1ヶ月が過ぎた。あれからもあの人はやってくる。あんた見る目ないよと言ったことはあるが、それでも良いとか言っていた。あんた聖人だな…そんなことはさておき今問題なのはこのボロ屋がガチなボロボロになっていることだ。

 

「そろそろ引っ越しの時期かなぁ…」

 

家<逆に聞くけど雨風凌げないむしろ立ってるだけで奇跡な物件に何を求めてんだ?

 

「…それもそうだなぁ…って誰の声!?」

 

「私だ。たまには家に誰かいるのも良いだろう?」

 

「うぃぁ!?」

 

「…そんなに驚くか?」

 

「驚きますよ!ってか、そもそもなんでこの家に」

 

「…フフッ、そんなのは些細な問題だ」

 

「些細じゃないですよ」

 

「そうか?まあそれはともかく好きな食べ物…は確かハンバーグだったか」

 

「言いましたっけ?」

 

「言っていたとも」

 

「…?」

 

ってあんた敬語じゃなくなってるし…

 

1週間後

 

「あ〜仕事の疲れが取れる〜!」

 

「そんなに人肌が気持ちいいのか?」

 

「体温が好き〜…」

 

「それはなんとも…褒められているのか?」

 

「褒めてる〜」

 

さらに1週間後

 

「…はっ!危ない危ない。あんたいつまでこの家に」

 

家<もう無理!

 

ドッカーン!

 

「…」

 

「…私の家に泊まるか…?」

 

「そうさせていただきます…!」

 

八雲邸

 

「すごい豪華…」

 

「まあな。さて、名前を言ってなかったな。八雲藍、八雲紫の式だ」

 

「八雲?…え、八雲?」

 

「そうだとも。よろしくな…今後一生」ニッコリ

 

「嘘だろ」シュンッ

 

???

 

突然の謎の場所キック!…て言うか痛えな。ここどこだよ…ん?おや、俺が知ってる人とは少し似てる人が…?あ、化けてたのか。納得納得…できるかぁ!やべーよこれどうすればいいの?どうなっちゃうの!?

 

「…何、そう心配することはない。心の中で願っていただろ?」

 

「え?」

 

「自分を養ってくれる人が欲しいと」

 

「え、あ、まぁ」

 

「フフ…私では、ダメか?正直言って出会った当初からずーっと独り占めしたかったのだが…」

 

「何言ってんだてめー」

 

「良いじゃないか。もう貴様は一生この場所から出れないのだから」

 

「…???」

 

「理解できなかったか?」

 

「え?つまりどう言うこと?」

 

「…私がお前を愛してやる、と言うことだ」

 

うぇ?愛してる?ラブ?ラブってこと!?

 

「え?え…?」

 

「どうした、そんなに困惑しなくても良いだろう?いつも通り抱きついてみれば…」ギュッ

 

「あ…あ〜…」

 

「落ち着いてきたか?」

 

「ん…あの、藍さん…」

 

「私と一生を共にしたいんだな?」

 

「まぁ…」

 

「ならばお前がどう答えようと一緒だ。一生居てやろう」

 

…はっきりと言おう。尻尾で体を包まれ顔を胸に押しつけられわきから手を回され………そんな状態で落ちない男がいるか?否!!いない!!…あ、仕事どうしよう

 

「仕事については私から言っておこう。彼はやめましたと」

 

「…?」

 

あれ、考え読まれてね?

 

 

 

 

 

 




藍さん…はい、そうですね。愛します
主人公…いつの間にか思考が捻じ曲げられてる…!?

ここにいる藍さんは思考を強制的に捻じ曲げたり意中の相手を想ったらタイミングを見計らって自然に住処が消えるよう工作をして自分の家へ招き入れると言う極道も恐れをなし逃げるくらいの行動を愛故にやってしまいます。愛だから………仕方ないね!
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