にして勇儀サンと恋愛させたかったけど戦って恋愛が生まれるとかなんやねん。
というわけでやめますた
紅魔館
「はいはい…」
「でですよ。咲夜さんってば侵入者が入ったら毎回毎回私が眠ってたと」
「はいはい」
「…聞いてます?」
「聞いてますよ」
「…でも毎回侵入者は門を通って行くとは限らないんですよ!?」
「そうですね」
「だからもう頭きちゃって!…後ここに印鑑押してくれます?」
「はいはい…ん?」
「婚姻届ですよ。私が代理で出しにきたって言えばあなたは既婚者です!」
「はいはい」
…俺多分働く場所間違えたよな。門番を起こしたり門番にご飯をあげるだけの簡単な労働サービスですって。給料も高いし。でもその割には寝ないし。戻っても仕事ないから門番さんの話聞いてるんですけど。これ広告間違えてるよ。いつ寝てんのあの人。
「…反応薄いですね」
「取られちゃったもんは仕方ないですから」
「ここに私の印鑑をポーン!」
「…メイド長?なんか門番さんが」
「あぁぁあぁあ待ってくださいほんとやめてください!」
「…じゃあその紙、寄越せ」
「え?」
「あ、メイド長?」
「ごめんなさいってば!ただの冗談じゃ無いですかぁ!」スッ
「うむ。よろしい…んじゃ、今度は夕飯時に」
「待ってくださいよぉぉぉぉぉぉ!?」
知るか。からかわれた側だって腹が立つ。なのでとりあえず…庭、無茶苦茶にしてやろうかな…いや面倒だ。使わないくせして無駄に広いし。ていうか草抜きとか腰にキツそうだし。やめとけ、腰痛がきつい時に除草作業は腰痛を悪化させるんだ。
「…昼飯食うか…あ、やべ間違えた」
「すいませーんご飯間違えてますよ〜」
「あざす」
「えへへ〜」
「…ライターどこやったっけな」
「え?どういうことですか?」
「…お、ついた」ボシュッ
婚姻届<燃える!燃える!
「うわぁぁあぁあぁぁ!?」
「なんでそんなに慌てるんですか。ほら、仕事に戻った戻った」
「寝てる間に取り返して役所に出そうとしてたのにぃいぃいぃい!」
「何言ってんだあんたは」
マジで何言ってんだこいつは。これが俗に聞く美人残念ってやつか。ん?美人残念はちょっとおかしいな。残念美人か。
バルコニー
「…いや、あの光景何回目?」
「大体3回目から測り始めて6回…後一回で10回ですよ」
「いやあれ毎週やってるじゃない。そろそろ結婚しろ」
「結婚ていうかなんというか…できるんですか?美鈴はともかくとして」
「やめなさい咲夜。美鈴が可哀想じゃない」
「お嬢様、それを思ってる時点で美鈴に失礼だと思いますよ」
「…そーれーにー!美鈴と結婚する運命も」
「それ、何分の何ですか?」
「うぐっ…今日はやたらと反抗するわね」
「あのコンビほど結婚しなさそうなコンビはいませんよ。まず付き合ってないですし」
「え?そうなの?」
紅魔館門
「…で、これ何回目?」
「今ので大体9回目くらいですね」
「なんで9回も繰り返しやるんだよ。いや、9回も気づかない俺が悪いけどね!?」
「あなたが悪いって自覚してるじゃないですか!!」
「うるせー!」
なんだこの門番!?なんなんだこの門番!?畜生さっさとこの仕事辞めて人里の一般職についてやる!
その夜!
「はい夕飯」
「ありがとうございます。ちなみに印鑑の場所はどこですか?」
「んぁ?…言うと思います?」
「言うと思いました」
「言うわけねーだろ!」
「チッ」
「待てなんだ今の舌打ちはおい!?」
「うるさいですよ。もう咲夜さんも終わりの用意してるのに」
「てめーがうるさくしてんだろうが!?」
「じゃあ手短に印鑑かしてくださいよ!」
「誰が肌身離さず持って…あっ…」
「…おや?意外と近くにあるものですね…」
「いや、あ、これ、これは…」
「フフ…じゃあその印鑑、渡してもらえます?」
「渡せるか!」ゲシッ
「…蹴られたぐらいで凹んでたら門番なんてやってられるか!」
「正論!」
数ヶ月後 人里
あれから数ヶ月が経ちようやく人里に帰れた。なんだか物が足りない気がするが良いだろう別に。
「ではこちらに印鑑を」
「印鑑。ちょっと待ってください…」
「わかりました」
「…?すいません無くしたみたいです」
「そうでしたか。名字が珍しいので落としたのであればすぐに届くと思いますが…」
「あ、まさか」
役所!
「…こう言う名字の人、結婚してます?」
「はいしてますね。お相手の名前は教えられませんが」
「その名字の人物が俺です…」
「え!?それは失礼しました!お相手は…まぁ本人なら」
「記憶にない結婚です」
「紅美鈴という方です」
「やりやがったなあいつ…!!」
紅魔館門
「…え、美鈴あんた結婚したの?」
「はい!」
「…まっさかぁ」
「門番に給食を配膳していた彼とです!」
「あんな奴と!?変えたほうがいいわよ!」
「…ちなみにアプローチとかは」
「してませんし受けてません!」
「…あれ、これやばくない?」
「お部屋に忘れてたっぽいんで私が押しておきました!同意の上ですよね!」
「…咲夜、ウチから一人メンヘラみたいなのが出てきたわね」
「どうしましょうお嬢様」
「それでは!」
「…幸せならそれでいいんじゃないかしら…?」
(美鈴)これで良いだろ!
(お相手)いいわけねーだろ!