東方純愛小話   作:覚め

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魔女と魔法使いと人形使いの三すくみの関係…良いですね!


大図書館と魔法使いと七色とちょっと小悪魔

 

紅魔館

 

「てーれれれれれー」

 

「…」

 

「あ、小悪魔さん!この後ボードゲームやりません?」

 

「ふふっ良いんですか?私が全部勝っちゃいますよ?」

 

「んな馬鹿な」

 

「…」ペラッ

 

「それじゃ…これをパチュリー様に」

 

「おっけ」

 

ギコギコと車椅子の音が図書館に響く。

…というかさっき何話してた?今私の名前言った?

それになんかこっち来てるし。何か聞きたいことでもあったのかしら?

そう思い私は椅子を彼の方向へと向ける。

 

「これ、小悪魔さんから」

 

「えっ!?」

 

「…小悪魔、これは私への挑戦状かしら?」

 

「い、いやだなぁ!もうパチュリー様ったら!よく見てくださいよ!ただのト音記号じゃないですかヤダー!」

 

「私からしたら牛乳の入った袋に見えるんだけど。ていうかこれゴムよね」

 

「…ここで失礼します!」

 

「プチマダンテ」キュドォォォォオォン

 

「うわっ!?」

 

…奴も清々しい最期を迎えたものよ。しかしこの男はこれを見てなんとも思わなかったのか?

それともそういう知識がないのか?全くわからない

 

「小悪魔さぁあぁあぁあん!?」

 

「…多分知らないわね」

 

その時図書館に一筋の箒あらわる!

 

パリーン!

 

「小悪魔!」

 

「ガッテン承知!トラップカードオープン!」

 

「なっ!?」

 

「足止めは出来たわね!そこへ…ビックバン!」

 

「え?え?え?うぎゃぁぁああぁぁああ!?」ピチューン!

 

「…っておい魔理沙ぁあぁあぁあぁあ!?」

 

「あの程度で死んだらそれほどの人間ということよ」

 

「生きてるか!?魔理沙!?おい!?お前がいなかったら住処なくなるんだけど!?」

 

「待ってどういうこと!?」

 

「え、知らなかったんですか?彼、魔理沙さんと同居してるんですよ」

 

…この話を聞いてからだ。彼を気になるようになったのは。

ものすごく単純な思考回路だとは私も思っている。が、はっきり言って…

あの誘う男どころか家に誘う普通の人間すらいなさそうな魔法使いに男ができたと来たのだから気になってしょうがない。

 

「…ってちょっと小悪魔さん!?聞いてました!?遊んでくださいよ〜!!」

 

「あーはいはい。わかりましたよ〜」

 

「ぜんっぜん聞いてないし!?」

 

「可愛いですね〜♪」

 

「うるさーい!」

 

「ここは図書館だから静かに!」

 

「あうっ…」

 

「パチュリー様がうるさいですよ」

 

「うぐっ」

 

小悪魔の正論がきつい…あのクソ使い魔め。使い魔って言えるほど忠誠心ないくせに。

 

「…ん?あっ!?下から覗かないでくださいよ!?」バッ

 

「いや早く遊んでくださいよ〜!!」

 

「そっちでしたか!?」

 

「小悪魔さんの部屋で待機してます!」

 

「わかりましたよ〜…やっべぇどうしよう彼との約束覆すと色々な方面から苦情が来ちゃいそうだ…」

 

「小悪魔、行っていいわよ。私がやっとくから」

 

「本当ですか!?やったぜ彼を独り占めできる〜↑!」

 

「なんだと!?それは聞き逃せないな!」

 

「あんたは彼に思い明かしてるのに冗談だと捉えられてるんでしょ?哀れね」プッ

 

「殺すぞ」

 

それから数週間後

 

「…何よ」

 

「いや、羨ましいなぁって。なぁアリス」

 

「ええそうね。ちなみになんだけど私と魔理沙の間でとある条約が」

 

「曹仁に関係がある。抜け駆けをしない条約を」

 

「くっだらな…」

 

「アリスこいつ殺そうぜ」

 

「そうね魔理沙私も賛成だわ」

 

「え?は?ちょっと?」

 

「んー…ん?すげぇ難しそうな本読んでますね…あ、元から読めねえやこりゃ参った」

 

「あんた寝ぼけてる?」

 

「…多分」

 

「顔洗ってきなさいよ」

 

「あーい…小悪魔さん顔洗える場所どこ?」

 

「お手洗いでしたらこっちに。女性用しかありませんけど」

 

「なんで!?」

 

…行ったか。で、多分手を出すというのは性的な意味だろう。

私だって長生きしているんだ。それくらい見当がつく。というか…

そんなみっともないことで条約結ぶなよ!私は入らないわよ!絶対!

 

「全く情けない…」

 

「んなこと言ったってパチュリー。この話後五百文字以内に終わらせるんだぞ?」

 

「聞かなかったことにしてあげるわ。で、アリス、なんでそれにあんたも」

 

「私?私は監視していくうちに段々と好きになって」

 

「こいつやばい!ウチにある全てのアリス人形捨ててくる!」

 

「行ってきなさい魔理沙!」

 

「…実は監視魔法もいらないのよね。監視カメラつけたし」

 

「魔理沙もう引っ越しなさい!なんならもう紅魔館にきなさい!」

 

「しばらくの間お邪魔させてもらう!」

 

「…ふぅ。で、私が入るか入らないか…だっけ」

 

「そうよ。で、入るの?入らないの?」

 

「そんなの…入らないに決まってるでしょ!?」

 

「んな!?」

 

「そ、そんなぁ!?」

 

「当たり前よ!…そもそも私!彼のこと愛してなんか」

 

「ん?」

 

「…何よ」

 

「おかしいなぁパチュリー。昨日寝言でお前「好きよ…曹仁」とか言ってたの知ってるからな〜?」ニヤニヤ

 

「んなわけないでしょ!?」

 

「催眠にも掛けました」

 

「畜生バレてたか!」

 

「ほらな。じゃ、条約に加盟するか?」

 

「…する。すればいいんでしょ!」

 

「よく決めたらね。拍手よ拍手」

 

その後、私はズブズブと沼にハマっていくように彼にハマった。

というか最近だと私物を持って夜な夜なナニをしている。

親友に知られたら…いや、多分知ってるわね。あの見た目ガキ中身大人(子供)の親友のことだ。

知って隠してるに違いない…そう考えると彼に対する想いが強まっていくのを感じる。

 

「…魔法を使えばこういうことだってできるのに…手を出せないのがむずむずする…」

 

そしてついに私は条約を破ってしまった。

 

 

 

 

 

 




はい続きはいつじゃろな〜…
せや、次どうせだから美鈴とお相手の結婚した後のこと聞いてみるか。
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