新作…ですよね。確か。
この人もまぁアレです。管狐と同じで妄想フルで行くんで、お許しください。
妖怪の山
「…はぁー…」
「おや?ため息をつくとは、疲れているんですか?」
「ああ、射命丸さん。いや、最近羽根が抜けてきてさ。捨てんの面倒だなーって」
「換羽期の時期ですしねぇ。まあ、当たり前ですけど私他の人の抜けた羽根とか見たことないんですよね〜」
「えっ…盗んで強制的に記事にするとか得意分野じゃないですか」
「そっ…そんなわけないじがっ」ゴンッ
「私の換羽の時期は新聞のちょっとしたコーナーに載せたくせによく言う」ググッ
「あ、あはは…」
「ほら、それに近いじゃないすか」
「ちょ、ま、飯綱丸様!それについてはもう不問にするって」
「…記憶力だけは良いやつだな」
「は、ハハ!では!」ビュンッ
…射命丸さんって結構怖いもの知らずっていうか、他にやることないのかとか、そんなことを思われるようなことばっか新聞にしてんだよなぁ。そしてそんな部下を問答無用で殴ったこの大天狗様は怖いですね。怖い。
「まったく。お前も気を付けろよ?いつ暴露されるか分からないからな」
「はぁ…まあ最近付き纏われてるんで普通にバレてますけど」
「ふむ…そうか。じゃあ圧力(パワハラ)かけとくか」
「なんかすごいやっちゃいけないこと言ってません?」
「外の世界なら違法だが妖怪の山では合法だぞ」
その精神で生きるのか…さて、俺もそろそろ射命丸さんに貸した2ヶ月分の原稿代返してもらわなきゃな。額は少ないけど1週間で二割ずつ増えていくとしたら…うん、やばい額になってるわ。やっぱやめとこ。三千くらい上乗せで返してもらうか。
「お前も意外と腹黒そうな考えをしてないか?」
「まさか」
昼食
「やはりラーメンだな…」
「フフ、ラーメンばかりでは栄養が偏りますよ?」パシャッ
「うお、射命丸さん。そろそろ返してくださいよ。2ヶ月分の原稿代。三千乗せてきっちりと」
「こう言うことに関しては記事にできないのでちょっと…」
「おい、自称人気新聞発行者」
「…なんでそんな昔のこと覚えてるんですかぁ!」
「そりゃお前、将来見栄っ張りが治ってるだろうなって思いましたから」
「んな…!」
「何をやっているんだお前らは…隣良いか?」
「どうぞどうぞ」
「そう言うご主人だっていつまで特定の天狗に付き纏っているんですか?」
「んなっ…余計なことを言うなお前」バシッ
「あだっ」
「…ただただ真面目に仕事やってたらこうならねえんだろうなぁ」
「なんですなんです!立場が上の者と一緒に食べれるのは良いことなんですよ!」
「わかりましたよ…大人しく食べておきます」
「それでよろしいのです」
絶対よろしくないかと。はぁ…結構面倒なメンツに絡まれてるなぁ、俺。ただ真面目に仕事してたんだけど…してたはずなんだけどな…いつのまにか偉い人と速い人に巻き込まれちゃった。まぢぅち泣きそう。。。さて、借金の話がうやむやになったな?
「…ご主人様」ボソッ
「なんだ?」
「あの…射命丸、消しておいた方が良いかと…」ボソボソ
「ん、そうか?」
「恋の相手ほど嫌な者はいませんから」ボソボソ
「…うーむ…」
「特にご主人のように部屋中に意中の人の顔写真貼った部屋が家の中にあるような方の恋の相手は…」ボソボソ
「よく知ってるな、お前」
「借金があるそうですし、それを返済させてから失踪とか…」ボソボソ
「それ良さそうだな」
「周りにいる敵の弱みは握っておいて損はないですよ…」ボソボソ
「うむ、そうだな」
「どうしたんですか飯綱丸様ー?」
「中間管理職だから大変なんですよ」
「そうだ。お前らみたいな…いや、射命丸のようにしてはいられないからな」
「なんで私ですか!?」
「…まあ、アレだな。射命丸だけだった。仕事してるのあんまり見たことないの」
「アレって!アレって!!事実じゃないですし!」
「ここ僕の警備場所だから騒いで地面崩さないでくださいよ。反省文僕が書くんですから」
「…ふんっ」
「事実だろうに…」
「あれ、狐は?」
「え?…え?」
翌週
「よし、射命丸さん。ようやく返してくれたんですから」
「…」
「?どうしたんですか?」
「あ、いえ、その…まあ、はは」
「???」
「お、ようやく借金返済したのか?」
「っ…はい」
「借金とかいつまでも残ってたら嫌だしなぁ射命丸?」
「そ、うですね…」
「…なんか気分悪いんですか?ちょっと様子が」
「ぁ、昨日急いで原稿を仕上げたので…」
「仕事熱心なのは良いことだな!」
「はい…」
「…まあ、良いや」
いやー、これで今日は全部乗せができるな。こんなことやってるから友達が少なくて金も貯まらないんだろうけど。しっかし様子がおかしかったな。もしかして俺なんか悪い噂流されてる?…いや、ないよな。流石に。そりゃ流石に…
「さて、今日は…ラーメン全部乗せ!いやー、これが叶うとは!」
「貧乏くさいな」
「…隣にさも当然のように座る方もなんだかなって感じですけど」
「バカを言うな。そもそもこれはお前が椅子をひとつしか用意しないからだろう」
「そもそもここは俺一人で居る場所なんですよ…それなのに椅子を用意しろって」
「ダメか?」
「…明日くらいからですね。はい」
「それで良いんだそれで」
「まったく…ずるるっ」
「んぐ…」
「そういえばなんですけど」
「なんだ?」
「射命丸さん、どんだけ追い込んでたんですかね?」
「どういうことだ?」
「いや、反省文書くときに2日くらい徹夜して終わらせたことあるんですけど、あんな感じには…」
「人それぞれだろう」
「それに今日は来ないし」
「…気でも変わったんじゃないのか?」
「そう言うもんですかね…」
と言って、明日になるとあら不思議。なんか、社名丸さんが見当たらない。試しに結構仲良かった人に聞いてみたら、皆同じように知らないとか言ってたし。なんなんだろうね。神隠しかな?幻想郷で神隠し…なんか窓の中の窓的な何かを感じるな。
「今日、射命丸って…」
「そういえば見ないな」
「昨日の様子が変だったから気になってたんですけど」
「さあな…」
「大天狗様でもわかりませんか…」
「私もそんな有能じゃないさ。部下一人捕らえられないんだからな」
「昔なんかあったんですか?」
「そんなところだ」
「さて、午後も仕事を…ん」
「どうした?」
「変なメールが届いてますね…なんでしょう、これ」
「『XYZ』…なんかの暗号か…?まあ、迷惑メールとか言う奴だろ。消しとけ」
「はあ…」
「じゃあ、やり残した仕事をやってくる」
「やり残した仕事を…頑張ってください」
「面倒だよ。突然50kgくらいある肉を押し付けられたんだ。処分しなきゃな…」
飯綱丸…気付かれないように周りの女を(自主規制)していけば自然と私に好意向かってくるな。いやむしろ今の状態でも絶対好かれてるな。
主人公…最近見かけなくなった人多いな〜、まるで神隠しだぜ
射命丸…被害者。もう後がない。危険なカクテル。
XYZを知らない?まあ、アルファベットで最後の三つを出して、「もう後がない」って表してると思ってください。それかシティーハンター見てください。
なんか、直接手を下さない愛を書こうとしたら自分の愛を隠しすぎている人になった…のか?