東方純愛小話   作:覚め

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今回はネタ枠ですね。
ネタ枠です。
聖白蓮です。
かわいいね。


第155話

命蓮寺

 

「煩悩とかなんとか言うけど、このお寺ってそう言うの守ってるの?」

 

「いや、あんまりですね」

 

「お前ダメじゃねえかよ。」

 

「まあ、あれです。あまり締め付けが過ぎると不満が出てしまうので。」

 

「なるほど。」

 

「というわけで貴方も私を締め付けないようお早めに返事をして下さると有難いのですが。」

 

「知らんよ。」

 

全くこの住職さんは。急に告白されてビビったって。なんだよ、俺は仏教徒になっただけで、住職さんとは何の関わりもないぞ。いや、挨拶とかしかないな。そりゃ、出来た当時はあんまり人いなかったらしいけどさ。入る前は住職さんと挨拶を…ん?やっぱ変わってねえじゃねえか!

 

「本当俺みたいなやつの何がいいんですかね。住職さんって趣味変わってますよ。」

 

「んなっ…そんな言い方はないじゃないですか。私達がここに来た時、あまり抵抗感を出さずに接してくれたではありませんか。」

 

「外の世界の人間が来ようと、過去の人間が来ようとも基本的には去るもの追わず来る者拒まずが一番だな。」

 

「本当ですか?」

 

「おう。」

 

「それでは失礼。」ススッ

 

「…聖、何を、やって…?」

 

「え、あっ…星、今日は何か用事があるのですか?」

 

「え、いや…さっきのって…」

 

あーあ。あいつ多分人望失ったな。元はあった方だろうに。残念残念。住職のくせに煩悩なんか持つからだ。自分が属してる場所のルールも守れない奴とは付き合いたくないな。と思って立ち去ろうとした時、目の前に小さい女の子が。俺を不思議そうに眺めた後、奥へと進んでいった。

 

「あ、待ってくださいなんで出て行こうとしてるんですか?」

 

「星さん?」

 

「ひ、聖!?ちょっと、これどうすれば!?」

 

「聖様〜」スタスタ

 

「い、一輪!?」

 

「…?」

 

「おいどうすんだよ、つか離せよ、答え今出してやろうか。NOだよこれで良いだろ離せよ」

 

「えっ…の、のー?」

 

「そうだよ。」

 

「のーってなんですか…?」

 

「あー…ダメって意味」

 

「何故ですか!?何故!?そんな…どうして…」

 

「聖様を泣かせている…?」

 

「一輪、最近は聖のことを姐さんと呼んでいませんでしたか?」

 

「…姉さんのこと泣かしたな…?」

 

「一輪?」

 

「そこの青髪の方、ちょっと住職さんを」

 

「貴方のせいで私は煩悩まみれに」

 

「知らないですよちょっといだっ!?」

 

「…何故姐さんを泣かしている?死にたいのか?」

 

「待って、タンマ、待ってよ。わかった、もうちょっと検討するから。」

 

「検討?」

 

「…」

 

「私、結構スタイル良いですよね…?」

 

「いや、スタイルとかの問題じゃないぞってことじゃ…?」

 

ど、どうすりゃ良いのよ?検討するって言ったら聞き返されたんだけど。断っちゃいけない?そんな、俺お家デートかお寺デートしか許されないの?いや、意外と甘味処を巡るのか?違う、そうじゃねえ、なんで付き合うこと考えてんだ。どうしよう、俺は一体どうすりゃ良い?

 

「一輪、良いんですよ。っていうか手にはめてるそれなんですか?」

 

「メリケンサックと言うものです。これで殴るんですよ。」

 

「嫌だ嫌だちょっ、やめてほんと」

 

「すごい痛そう…」

 

「ふんっ」ブンッ

 

「ぉぐっ…ぅぇ…」

 

「鳩尾はダメですよ…大丈夫ですか?」

 

「ちょ、ちょっと何やってるんですか!?」

 

「姐さんの敵を殴ってるんですよ。」

 

「敵じゃないです!!」

 

 翌日 

 

「まあ、こうなるか…」

 

「すいません本当。一輪が…」

 

「ごめんなさい。」

 

「良いんですよ…ん?」

 

「その、腕の骨が折れてしまってるんです。本当にすいませんでした!」

 

「いや、良いんですよ。とりあえず住職さんに返事しないと。」

 

「ありがとうございます…」

 

「何か昨日とは少し違いません?」

 

「頭殴られたから…?」

 

「な、なんですか!?」

 

「うっす…じゃあ伝えるから聞いとけよ。」

 

「は、はい!」

 

俺の答えはイエス。つまり良いってことだ。しかしながら、お前の周り強すぎ。お前も強すぎ。だからちょっとどころじゃないんだけど、関わらないようにしようとしてたんだけどね。暴力に屈する…と言うわけでもないけど、まあ。

 

「本当ですか!?ありがとうございます!」

 

「おう。それじゃぁ?」ガシッ

 

「ちょっとこっち来てください!」

 

「ぬおっ」バタッ

 

「えーと、えーとですね。その、えーと」

 

「えーとが多い…」

 

「あ、すいません。まさか1日で許可してもらえるだなんてと。」

 

「そうか…後なんだそれ?」

 

「これですか?これはですね…貴方と一緒にいる時間を一刻でも増やそうと。していたら昨日、ナズーリンが…」

 

「一刻は長いな。どうやって使うんだこれ?」

 

「香霖堂の方によりますと…貴方の首と、私の首に着けるものらしいですよ。こうして、こう。」カチッ

 

「ちょっと待って、これ鍵?あの、ベルトだとばかり」

 

「それでは抜けられてしまいます。これはどんな時も外しません。おトイレ…厠へ行っても一緒です。」

 

「風呂も一緒か。」

 

「はい♪」

 

なんかハイテンションでムカつくなこいつ。しかし、俺は一体どうすれば…なんか、この首輪の鍵を奪えれば良いと思うんだけどな。俺自身の家もあるし。仕事だってある。ここにいつまでもいるわけにはいかない。そんなことしたら問屋がクレームを言うのだよ。

 

「あのさ、俺の家とかが」

 

「大丈夫です。一輪が『罪滅ぼしに』と言って引っ越す準備をしています。貴方の荷物がここに来て、部屋を誰かに渡せばよろしいでしょう。」

 

「でも仕事も」

 

「星が言ってくれています。安心してください。ナズーリンもついて行ってるので。」

 

「…この首輪は外さなくても良いってことか。」

 

「ちなみに鍵の替えはありません。」ブチッ

 

「え?」

 

「そしてもう鍵も千切ったのでありません。これでずっと一緒ですね。」

 

 

 

 




聖…大好き♪一生一緒が良い!
主人公…誰か助けて(懇願)→自分でよければ…
的な。感じの。
こう、もうちょっとネタに走ってた気がするんですけどね。
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