東方純愛小話   作:覚め

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消したつもりの
サブタイトル。気付けばいつしか
書いてある。
覚め


第16話

 

紅魔館

 

「…行き遅れた女ほど悲しいものはな」

 

図書館…今のはレミリアの名残りです。お許し

 

「こーあーくーまーさーんー」

 

「ちょっと待っててください。その代わり…全て吸い取って差し上げます」

 

「メガドレインしか使わないのになんであんなに強いの!」

 

「おや?メガドレインは相手のHPを吸収する技。そしてやどぎりのたねに食べ残し…これで回復の永久ループは続くのです」

 

「!!じゃあ草タイプ使えば」

 

「控えのポケモンは炎と水の技でいっぱいです」

 

「ぬー」

 

可愛いなぁ曹仁さん…

だが可愛くてもポケモンは譲れません。幸い相手が何も考えずにポケモンを出すから助かりますけど…

いやはや、前回は危なかった。二体も倒されてしまいました…

だがしかぁし!今日は6タテしてやりますよ!

 

「…あうっ」

 

「フフフ…私は悪魔ですよ…今日は6タテしてやります」

 

「同じレベルなのに…追い風よふけ〜」

 

「さあ行くのです耐久特化ジャローダ!相手が先制する今こそ!メガドレインなのです!」

 

「大文字で焼き尽くしてくれようぞ」

 

「可愛い顔のくせして大文字って…ま、まあ良いでしょう。行けダイケンキ!」

 

「岩砕き」

 

「効果は普通ですよ?それどころかこれでは私の勝ちに」

 

「空を飛ぶ」

 

「波乗りで一掃してしまいなさいダイケンキ」

 

「え?」

 

数分後

 

「一体も倒せなかった…」

 

「勝ちました〜♪」

 

やっぱり勝つのは嬉しいですね〜♪

…ん?なんか視線を感じますが…まあ勘違いでしょう。

勝利の舞でも踊りましょうかね。あ、でも前それやったらパンツが…今思い出しても恥ずかしい。

ぁぁぁぁぁぁぁ黒歴史ぃぃいいぃぃい!

 

「よう」ゴゴゴ

 

「おー魔理沙」

 

「よ、曹仁…と小悪魔」

 

「酷くないですか!?」

 

「別に酷くはない」

 

「で、何しにきたんだ魔理沙。本を盗みに来たのか?」

 

「いや、ウチが盗撮されてることがわかってな。…まぁ簡単に言うとこれから少しの間ここで暮らす」

 

「!!」

 

その時、小悪魔の脳裏に浮かぶ数々のシチュエーション…そしてそれを上書きするかのようにゲームの対戦パターン…すでに小悪魔の脳は

 

「すいません魔理沙さん変なナレーションしないでくれます?」

 

「すまんかった」

 

「…つまり…盗み見されてたってこと?」

 

「そう言うことだ。帰って物が大量に無くなってたら…まぁそう言うことだ察してくれ」

 

「了解した〜…ていうか今何時?」

 

「今は…大体6時ですね。午後の」

 

「風呂入りたいけど…どうしよっかな…」

 

「私がお手伝いを」

 

「それはダメだろ」

 

「うぐっ…」

 

私がやろうとしたことを…下心なしの善意100%を…

魔理沙さんは間髪入れず否定した…許せない…これは侮辱に値する。もう良いもんねー!寝取っちゃうもんねー!

魔理沙さんの家に帰る時に『小悪魔さんと一緒が良い』って言わせちゃうもんねー!

絶対言わせるもんねー!魔理沙さん<私にしてやるもんねー!

 

「ま…当然だが私とお前が一緒の部屋だ」

 

「ブフッ!?」

 

「うわびっくりした…そうなの?それじゃ下見行こうぜ下見」

 

「おうしついてこーい!」

 

…あの泥棒猫め…!

 

「こあ」

 

「なんでしょうパチュリー様」

 

「…今のあなたすごい腹黒そうに見えるわよ」

 

「ええ!?本当ですか!?い、一体どこが!?」

 

その頃紅魔館のとある部屋

 

「結構広いなー」

 

「さて。足が悪いお前はいつもどうやって身体を洗ってるんだ?」

 

「頑張って洗ってる」

 

「頑張るじゃすまねえだろ。私が手伝ってやろうか?」

 

「魔理沙は服を着るだろうから良いんじゃないですかね」

 

バタンッ!

 

「それ!私が言ったやつと同じじゃないですか!」

 

「うるさい黙れ」

 

図書館

 

「私そろそろ泣きますよ」プクー

 

そう言って頬を膨らませる。さながらフグだな…

自分で自分のことフグって何言ってんだろ。どっちかっていうと私はハムスターなのに…

うむ!さながらハムスターのようなキュートさを持っているんだ私は!そう!そうなんだよ!

…でも、曹仁さんが私からどんどん離れていくように気がしてならないんだよなぁ…

 

「自分に自信がなくなってきます」

 

「あんたは良いでしょ。私なんか…私なんかね…」ヘヘッ

 

「遠い目をしないでください!ちょっと!遠くを見ないでくださいよ!」

 

「私なんかどうせ隅から見たらただの紫パジャマ姿の不規則生活民よ…」

 

「パチュリー様ぁぁあぁぁ!?」

 

「どうせアリスのせいで仕事が増えるんだし…ヘヘッ」

 

アリス宅

 

「!?何、今の…藁人形に釘でも刺された…?」ゾクッ

 

それから数日が経ち…

 

「出来たわよ…少し疲れた」

 

「ありがとな。私はまだ人間だからそういうのは疎くって」

 

「あんたね…」

 

「ってことは曹仁君帰っちゃうんですか!?」

 

「え、いやそうなるわよ」

 

「マジですかぁ…」(´・ω・)

 

「パチュリーさーん…面白そうな本を…ん?小悪魔さんなんで落ち込んでんの?」

 

「知らないわ。で、その本はどうしたいの?」

 

「借りたい!」

 

「…返しに来なさそうだから小悪魔を派遣するわ。よろしくね」

 

「!!はい!」

 

二日後

 

あれから…そんな時間は経ってないけどようやく来た!返却日!

私は今幻想郷で生きる生物の中でトップ10に入るほどの速さだろう!多分!

そしていつの間にか通り過ぎていたことに気がつく。まさかこの私が…間違える!?

なんて呑気なことを言いつつ、魔理沙さんの家の前に立つ。そしてドアを…

 

「開いてる…」ガチャッ

 

「おぉ小悪魔か!?曹仁が居なくなったんだ!」

 

「えぇ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ええぇぇぇぇえぇぇえ!?
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