よね?
というわけで豪徳寺のミケです。
今回も妄想2億%です。
ミケちゃぁぁぁぁぁぁぁあ(中略)ぁぁぁぁあん!!!
って抱きつきたいね。え?頭を撫でたい?
妖怪の山周辺
「お前とも長い付き合いになったなぁ」
「そう?」
今思えば豪徳寺ミケとの出会いは変なことだらけだった。金〜、金〜と追い求めて妖怪の山へ入り、こいつを見つけた。その時のこいつは『お金なら招くよ、人なら招かないよ』とか言って変な感じに出てきた。今思い出しても変だな。
「招き猫をやめたお前が招き猫っぽいセリフを言うだなんてなぁ」
「良いじゃん。私だって使えるものは使いたいし」
「金を求める奴はカモだと思ったわけか」
「ち、ちがうよ!?そんな、私を性悪女だなんて思わないでよ!」
「分かってる、分かってるさ。さて、今日は人を」
「招くのは人なんだ?」
「遠ざけたいから金招けって言いたいんだよこのせっかち。デコピン食らえやっ」ピンッ
「んにゃっ」
「にゃーはははは!さて。ミケ、どうすんのよ。これから?」
「これからぁ?貴方と一緒にいる〜…ダメ?」
「ダメじゃないけどな。そろそろ変わり映えのしない生活には飽きてきたし」
「捨てるの!?」
「えっ」
捨てるなんて一言も言ってないが、どうやらそれを察されたらしい。勿論捨てる気はさらさらない。人を招いてくれと言おうとしたのだが。金を遠ざける気はない。招くのを止めるだけだ。去る者は追う。来る物は拒まない。カルト宗教だな。
「そ、捨てられたら私、ねえ、捨てないで!なんでもするから!」
「だぁーれい!人を招けって言おうとしたのによ。せっかちさんめ。デコピンだこのっ」ピンッ
「っ…え、はは…ごめんなさい。じゃあ、誰が来るかも分からないけど…」
「よろしくー!」
「いつ来るかも分からないけど」
「そこんとこは気合いと根性さ」
「はーい」
「どっせーい!」
「うわびっくりした」
「んにゃぁっ!?」
「招かれてやってきました!東風谷早苗です!」
「招いたら」
「巫女が来たぞと」
「喜べぬ」
「五七五ですか!?俳句なんですか!?季語がありませんよ!!」
「まったく、ミケちゃんも頑張ったんだから、もう少し…神様とか来てもねぇ?」
「そうですねー」
「…と、言いますか!なんで妖怪と仲良くしてらっしゃるんですか!?人間と妖怪は共存出来ませんよ!?」
「共存できるようにするんだよ、なー?」
「う、うん…」ウズウズ
「うずうずしてますって!絶対狙ってますって!」
「うるせーな」
「なんでそっちに視線向けるのさー?」
「んお、すまん」
家の猫は独占欲が強くてねー?と巫女(違うらしいが知らん)に言うとなんだか知らないが『妖怪なら猫でも犬でも一緒です!退治の対象です!現に人を堕落させているではありませんか!』などと言ってきた。困ったなー。そんなことないもんなー?と顎を撫でるとこっちに体重を任せてくる彼女に敵意など見当たらないが。
「ー!もう!そこまで言うなら共犯ですよ!きょ・う・は・ん・!」
「今日の晩飯何にしよう?」
「うーん、私は鶏肉が良いですね」
「おー」
「一緒に退治されてください!」ズバァンッ
「にゃっ?」
「ん?」
永遠亭
「…」
「目が覚めたのね。よかったじゃない。守矢の方で」
「よかないですよ。どう考えても、博麗の方が寛容じゃないですか」
「そう?まあ、とにかく。貴方は招き猫に感謝した方がいいんじゃない?」
「どうしたんです?幸運でも招いたんですか?」
「そんなところね。本人曰くギリギリのところだったそうよ」
「へー。じゃあ話すんで出てけー」
「安心なさい。身内の話は聞かないわよ」
「有難い」
「ね、ね」
「おーミケ。ありがとな」
「私さ、貴方が退治された時に自分だけ避けようとしちゃったの」
それは当然だ。生きとし生けるもの全てに備わってる本能というものがそうさせているのだからな。仕方がないってやつさ。と言うと、聞いてなかったのか分からないが『捨てられて当然だよね、どうしたら捨てられないの?』と聞いてくる。招き猫から抜け出した背景が原因か、捨てられることが余程怖いらしい。
「安心しろミケ。捨てたりはしない」
「本当?嘘じゃない?」
「お前はお前のままで良いんだ。ただ、これからはやっぱり招くのは金だな」
「あハハ…うん。そうする」
「それと、あんまり妖怪の山周辺にいるのは駄目だな。あの東風谷早苗って奴がどーせ回ってるだろうし」
「…そうだね。また私たちの家を作らなきゃね」
「それもそうだなー。あの東風谷早苗とか言う奴には結構やられたな」
「じゃあ、神社にさ。文句言ってみる?」
「ダメダメ。噂じゃあいつ、神様の子孫で、神様も自分の血には弱いからって。甘やかしてるんだと」
「それじゃあまともな親は期待できないか」
「だから、気狂いからは遠ざかるのさ。次は…そうだな。魔法の森ってのはどうだ?」
「えー?それだったら貴方が眠っちゃうじゃない」
「そうかー。だったら…」
「いっそ人里に住んじゃう?」
「人里に?お前許可されるのかよ?」
なーに、能力を使わずに魚だけで満足してれば良いんでしょ。と言われてうーんと首を傾げる。人里の妖怪セキュリティなんてのは高い、と言うより青天井と言った方が良いのだろう。しかし俺はそれを言わない。言うと、なんだか変なことになるからだ。
「じゃあ退院したら人里か」
「人里でもお金招かなきゃね。私が招くよ」
「お、そりゃありがたい」
「その前に、私もあの家に忘れ物があるからさ。取りに行ってくるよ」
「おう、行ってらっしゃい」
「じゃ、ね」
豪徳寺ミケ…なんか色が違うからって無茶苦茶に言われて除外されたのは気にしていないつもりだが、好きな人にそんなことされたら立ち直れない。むり、この先どうしていけば良いのか分からなくなる。猫。
主人公…突然幻想郷に金を求めてやってきた外来人。あまり人は好きではないので、ミケとは相性がいい。良いというのは能力の面だけ。
的な。
ミケちゃんは昔のことを無意識に引き摺っててほしい。