ね!
ってことで妄想全開の姫虫百々代ちゃんです!
元締めは千亦。
闇市
「ねえ千亦さん」
「なんです?」
「この子、もらえる?」
「…暴れますよ?」
「じゃあ買うわ」
「人の話聞いてる??」
いやはやまさか龍を食う奴が闇市に流れてるなんてな。異変の時に協力しあった仲だと聞いていたが、なんだかわからないものだなぁ。ふと隣を見れば、なんだかよくわからない、でかい帽子を被った子がいる。シャイなのかな?
人里
「いた、いたた」
「やめろ!俺は大蜈蚣だぞ!」
「落ち着いて、ちょっと自衛のために買ったんだからぁっ!?」ゴンッ
「あっ」
「痛っ…ちょっと、今のは辛いかな」
「知るかよ!」
「うーん困ったなぁ…名前は?」
「お前に教える名前なんかあるか!」
「もっと困っちゃうなぁ…千亦さんには大蜈蚣としか言われてないし」
「その千亦だ!あいつ、私のことハメやがったんだ!」
「ちょっ、あんまり騒がないで」
「うるさい!」ガゴンッ
「さっきから所有者に対して結構叩きすぎじゃないかな」
「な、なんだよ」
「落ち着いたね。じゃあご飯にするか」
とか言って、少し逃げる。俺が逃げておいてなんだが、逃げられないように手足縛っとくか。俺の飯はあれだぞ。拷問とか言われるくらい不味いぞ。なんかすごい騒ぐなぁ。ツルハシはどこだとか言われても知らんしなぁ…
「さーて、はじめての昼飯はただの白米だ」
「貧乏か!?」
「言わんでよ」
「まず手の縄外せ」
「外した瞬間暴れ回るのなしね」
「わかってる」
翌日 闇市
「千亦さーん」
「どうです?大蜈蚣の使い心地は」
「いやぁ、なんとも。それはそうと、嫌な商売する千亦さんは何か隠してない?」
「お察しが良いですね…ええ、先日の大蜈蚣と一緒に売るつもりだったんですけど、このツルハシとシャベル。要ります?」
「要るよ…」
「そうですか」
人里
「ほれ、お前のシャベルとツルハシ」
「…ありがと」
「おう」
「でも、掘る場所ないぞ」
「そこまで求めるか!?」
「じゃああっても無駄じゃないか」
「お前が求めたんだろうが」
「…ごめんなさい」
「お前も厄介な奴だな」
「あ、俺の名前は百々世!姫虫百々世だ!」
「急だね」
「まあ、恩は返す女だからな!」
「昨日の仇を返そうかな」
「ちょ、待てよ!?」
数ヶ月後
「百々世、懐いてるのは嬉しいんだがな」
「ん?」
「肩に頭を乗せるのはやめろ」
「嫌だ」
まさかこんなに懐くなんて俺自身思ってもなかった。自衛の為に買ったのに、外へ行こうとすると百々世が代わりに行ってしまう。自衛の為、なのだから正しいのだろうが…なぁ。そのせいで闇市に行けなくなってしまった。まあ良いか。関わりすぎると良くないし。
「あら」
「おや」
「あ」
「…なんで大蜈蚣に懐かれてるのかしらね」
「さあ?」
「なんだお前」
「博麗の巫女さんや、ちょっとここで何かするって訳じゃ」
「その通りよ。妖怪が目の前にいるのに退治しない巫女がいないとでも?」
「そりゃごもっともですけど」
「巫女か…私の物に何する気だ?」
「おい所有権逆転してんぞ」
「私だけの」
「何言ってんのアンタ。可哀想な頭してるワケ?」
「百々世、ちょっとここは撤退だ!」
「きゃっ…お前なんかよりも構ってもらえる人いるから良いや」
「…はぁ?それでマウント取ったつもり?」
「れ、霊夢…」
「アンタは私の所有物でしょーがっ」
「あぁ…百々世、頼むからああ言うのはやめてくれるか」
「…わかったよ。お前の為だったんだけどな」
「悪かったよ…」
翌日
「百々世〜…は居ないと。家出か?」
「してねえよ」
「うわっ!?」
「なんで驚いてんだ。所有者なんだろ?」
「そうだけどさ…」
所有者だからってお前のこと全部分かると思うなよ、そう思いながらもビビったついでに打った頭を抑え、百々世がいつのまにか作った飯を食べ、散歩に出かける。うむ、良い日だ。昨日みたいに誰かと出会わなければ良いんだけどな。
「なあ、昨日のことは悪かったよ」
「なんだ、百々世が謝るなんて珍しい」
「珍しくねえよ」
「そうか?まあ良い。家帰ったら寝るか」
「寝るのか。最近同じことの繰り返しだな」
「お前が人里から出ようとすると、代わりに行くって言って聞かねえからだよ」
「ダメか?私を買ったのは自衛の為だろ?」
「うん、そうだけど」
「ならいいじゃねえか」
「ほーん…お、慧音先生」
「ケイネ?」
「ああ、悪い。かなり今忙しいことになってるんだ」
「どんなことに?」
「…知らんだろうがな、博麗の巫女が大怪我したんだ。本人はペットに噛みつかれたと言い張っているが、人の歯形があってな」
「そりゃ大変だ」
「ふん、天誅だ」
「それじゃあ慧音先生」
「ああ」
「…ふん。気分が良いな」
「そうか?巫女がいないと妖怪が勢いに任せる奴が出てくるから嫌なんだが」
「へ〜。な、ところでさ。俺とその巫女、どっちが大切なんだ?」
「…さあ?」
そんな仕事と私どっちが大切なの的なことを聞かれても。知らんと答えて逸らすしかあるまい。家に帰って寝ようと家帰った途端に思って不思議だなぁと感じて布団に篭る。百々世が布団の中に入ってくるのはなぜだろうか。
「お前の布団もあるだろ」
「嫌だ」
「…百々世〜」
「良いだろ別に。それとさ」
「良くねえよ」
「今日巫女の話でようやく決めたんだよ」
「何を?」
「…お前の手でさ、ツルハシ使って俺の体にお前の名前書いてくれよ」
「そんなことしたらお前の体が」
「良いんだよ。俺からしたら、持ち主の名前だからな。嬉しいし、幸せなんだ」
百々代…なんだこいつ→ご主人様大好き。
主人公…ちょっと待てや
的な。
妄想全開すぎて千亦ちゃんが売ってたけど、許してね