東方純愛小話   作:覚め

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お尻が痛い
だがしかし寝る
さながらカウチポテト族
テレビを見ながらポテチを食べるアホンダラのことを言うんでゲス!


阿求さんと障がい者

 

人里 稗田家

 

「…確かに俺は片足障害で動かねえさ。だからと言ってお前…」

 

「私の持つ権力を駆使して障害者用のなんたらとか作らせました」

 

「やりすぎだっちゅーの!」

 

なんなんですかこれ!?なんなんですかぁ!?これほんとやりすぎだよ!松葉杖!車椅子じゃないから!いや車椅子だとしてもそこまでせんでええわ!

 

「厠にはお手伝いさんが」

 

「俺は片足動くから!両足動かないとかじゃないから!わかる!?」

 

「…今ここで両足なくしましょう」

 

「やめて!?」

 

「とは言っても、外来人ですので何とかして…こう…楽しい思い出っていうか…」

 

「その配慮はいらねぇ!」

 

「…ちなみにこの腰掛け布団は周ります」

 

「???」

 

「カラクリですよ。ですから…座ってください」

 

「車椅子じゃねえか…はいっと」

 

「ポチッとな」ポチッ

 

「おお、椅子が倒れてベッドに」ウィーン

 

「そして上から毛布」パカッ

 

「おぶっ」ボフッ

 

「…凄いですよね?たまりませんよね?」

 

「寝るたびこれとか考えてるだけで凄いわ」

 

「ですよね!」

 

…て言うか俺、なんでこの子の部屋にいるんだっけ?あっやっべぇな全然わからねぇ…可愛いんだけど頑張りが明後日の方向に行ってる…

 

人里ォ!

 

「…あ、蛮奇さん」

 

「なんかこの物語で凄い雑に扱われてる気がする」

 

「何を言ってるんですか?…あ、そういえば団子屋って結局どこに」

 

「あそこ」

 

団子屋<うまい!安い!小さい!UYT!

 

「…やっぱやめときます」

 

「あの店は評判悪いぞ」

 

「…UFOみたいなキャッチコピーのくせして何も良いところがない…」

 

稗田家

 

「たでーま」

 

「おかえりなさいませ。靴はこちらに」

 

「お荷物でしたらこちら」

 

「着替えますか?」

 

「…すいません自分で出来るんでやめてもらっていいっすか」

 

「失礼しました」

 

「…嵐のように出てきてそよ風のように去っていったな…」

 

「おかえりなさい」

 

「阿求さん…俺昨日くらいに言いましたよね。メイドさんとかはいらないって」

 

「そんなことより先程一緒にいた女の人は蛮奇さんでしたね」

 

「…そうですけど」

 

「なんであんな女と居たんですか?偶然会ったんですよね?偶然会ったならすぐに立ち去るべきでは」

 

「すぐに別れたよ」

 

「いいえ、3分ほど一緒に居ましたよね。私の記憶はごまかせま」

 

「どういう感情だあんた…団子屋の話ししてただけですから、そんな追求せんでください」

 

「わかりました〜」

 

うーん、なんだかなぁ。見た目相応の歳ではないけど、どうしても年下に見えるのに、家だけ全然年下に見えない。メイドさん何人いるんだこの屋敷

 

「外行きの松葉杖はここだな…屋内の松葉杖をっと…結構砂つくんだな松葉杖って」

 

「さあ、こちらへ」

 

「うわびっくりした!?」

 

「なんでびっくりするんですか。ほら、こちらへこちらへ」

 

「やめんかやめんか…で、なんですか?」ガララッ

 

「私はこれから1日間この屋敷を開けます」

 

「んな馬鹿な」

 

「信じたくない気持ちはわかりますが、今日から明日の午前にかけて仕事がかなり詰まっているのです。で、本題ですが」

 

「今のが本題じゃないんだ」

 

「この部屋に最低一人いてもらわなくてはなりません。その役に是非あなたを」

 

「八百様?みたいな奴だな」

 

「八尺様ですか…あれはいませんのでご心配なく」

 

「了解」

 

「ご飯はこちらに置いておきますので、くれぐれも絶対に」

 

「鶴の恩返しみたいだな」

 

「結構真剣なんですけど」

 

「ごめんなさい」

 

なんか今日の阿求さんクッソ怖いんですけどなんなんですかこれ…これがカリスマって奴ですか。カリスマ(恐)でしたか。恐ろしい

 

数時間後

 

「…結構暇なんだな…使用人も行ったのか?物音ひとつしないけど…」

 

「もう出ていいですよ」

 

「え、本当?」

 

「わたしが変わりますので」

 

「…やめた。布団持ってきてくれません?」

 

「わかりました」

 

「…ドア越しに女の人の声がするの案外緊張するな…」

 

「お持ちしました」

 

「仕事が早い」

 

さらに数時間

 

「…布団あったけ〜」

 

時刻はすでに午後6時を指していた…!!

 

「そろそろ飯食うか…いや汁ってお前いつ食うか覚えて…あったけぇ…」

 

先入観に囚われたワシはただの敗北者じゃけぇ…にしてもなんだか一人だけだな。それに今気がついたがあのうるささのせいかなんだか寂しく感じてきた。阿求さん早く帰ってこねえかな…

 

「ごちそうさまでした。さて後何時間だ?後…18時間くらいか…」ズーン

 

そして翌日午後!

 

「…さむっ」

 

「帰りました〜」

 

「お帰りなさい」

 

「一人残した使用人から聞きましたよ。出なかったそうですね」

 

「んりゃまぁ」

 

「ですが、少し揺れたらしいですね?」

 

「…まぁね」

 

「いけませんね。お仕置きです」

 

「…え?お仕置き?ちょっと何言ってるかわかんな」

 

「お仕置きの内容はですね…私以外の女と喋らないこと。一回喋る毎にひとつ誠意のある態度を求めます」

 

「苦手なお仕置きだ」

 

「ま、お仕置きはそれだけです…が」

 

「が?まだなんかあるの?」

 

「一応言っておきますが使用人もダメですから。絶対に。自分で自分の首を絞めたのはあなたなんですから、反抗は許しませんよ」

 

今の俺の顔を見た人間は皆揃ってこういうだろう。「歯を食いしばろうとしているのに歯がないから唇を食いしばっている」…いやなんやねんそれ

 

「ってそれじゃあ断れな」

 

「何を言っているんですか?…この部屋から出なければ済みますよね?」

 

「いやいやいやいや、風呂とか」

 

「私と一緒に」

 

「!?!?!?!?」

 

「厠も私と一緒に行きましょうか。その方が手っ取り早いですしね」

 

「嘘ですやん…」

 

 

 

 

 

 

 




急な方向転換は1番ダメだってそれ1番言われてるって
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