東方純愛小話   作:覚め

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いえい!
最近BLEACHに浮気してましたよ!
妹紅さん!刺さないでね!!
つーわけで妹紅さんです。


第182話

永遠亭

 

「妹紅さん」

 

「なんだ」

 

「病室まで来て、腹の上に頭乗せるのやめてくれませんかねぇ」

 

「良いだろう別に。私は嫌じゃない」

 

「嫌じゃないって…まぁ、良いでしょうけど」

 

じゃあ良いなと何の確認を取ったのか知らぬ間にりんごの皮剥きをしていた。ここから出たら婚姻届を出さないとな〜って、割とシャレにならん言葉がりんごの皮と同じように出てくる。断れば良いと永遠亭の看護師に言われたが…

 

「妹紅さん、俺は妹紅さんとは結婚する気は無いんだけど」

 

「今日は4月1日。嘘なんだろ?」

 

「いやぁ、タイミング悪かったな」

 

「フフ…明日は言わない方がいいぞ」

 

「なんで?」

 

「今日の時点で嘘って言っておいた方が…お前自身のためになる」

 

「きゃーこわい」

 

「じゃあ早く寝て起きて婚姻届を出しに行こうか」

 

「へいへい」

 

「…もーこーたん!」

 

「何だお前」

 

「遊ぼー?」

 

「ああ、お前にはわからないか。私はこいつの相手するだけで遊べるほどの暇はなくなるんだよ」

 

「えー?じゃあこの子をやれば良いのかしら」

 

なんか木の枝で触られているが。逃げ方がわからない。元はと言えば、慧音先生が悪いのだ。慧音先生が俺を無理やり妹紅さんとこに連れて行くから。だって、家汚かったし。そのせいなのかは知らないけど、これだけ入り込むってことは…って勘繰られたし。それでこれだし。

 

「輝夜…帰れ」

 

「えー?なんで?私と付き合」

 

「大丈夫か?怪我はしてないな?」

 

「うっす」

 

「過保護ね」

 

「過保護で結構…蓬莱の薬が馴染んで来たら退院だからな。大丈夫、すぐに退院できるから」

 

「一体全体飲ませたのは誰でしょうねぇ」

 

「私だが?」

 

「そうですよ。僕の大好きな水に入れちゃってまぁ…」

 

「一時期、私のこと疑って何も食わなかったよな」

 

「あれは…」

 

「あの時押し倒された時のお前…可愛かったなぁ」

 

「え、もこたん押し倒したの!?やるじゃ」

 

「抵抗してるのか不思議になるくらい、力が入ってないのにいかにもこれが限界ですって顔をするんだから、笑っちゃうよな」

 

「笑わないでよ…」

 

「ああ、悪い。そんなお前も良いけど、私からすればお前はずっと健康でいて欲しかったんだ」

 

「不老不死が健康ですか?」

 

「ああ。大体の病は治るからな」

 

「あんた、ずっとそれで苦しんでたでしょ確か」

 

どんなこと知らないなぁとか抜かす妹紅さんを尻目に、退院はいつなのかを看護師に聞く。なんと今日らしい。昨日伝えろよ、と言いたいが昨日は竹林が大火災だったらしいのでそれは…ちょっと可哀想だからやめとく。そんなかんなで退院できたが。

 

妹紅宅

 

「…」

 

「行き先がないからって、私の家に押しかけるのは感心しないなぁ」

 

「嫌だったか?」

 

「いいや、むしろ嬉しい」

 

「どうして嬉しいんですかねぇ」

 

「どうしてって…好きな人と一緒に過ごせるのは良いことだろ?」

 

「そう言う物とは別の方向性だと思うんですが」

 

「細かいことは良いんだよ。さて…これからどうする?やっぱ婚姻届出してくるか?」

 

「慧音先生が許してくれるとは思えませんが」

 

「まー、今回の件で流石に出禁くらったけどな」

 

「朝起きたら隣にいるなんて、ゴキブリよりも気味が悪いんですからね」

 

「気にしない気にしない」

 

「…て言うか、永年生きてるんだからもうちょっと良いの思いつきませんでした?」

 

「永年生きてるからこそ。死体だってずっと保つ訳じゃない、持って5年…泥に埋めてもそんなに、だしな」

 

「詳しいことで」

 

「じゃ、私が出してくるわ」

 

「いってらっしゃーい…で、俺はどうするべきかな」

 

逃げるべきか。でも逃げたところでどうなる?終わりがない鬼ごっこの始まりだ。もはや逃げない方が精神衛生上よろしかろう。第一、俺が逃げようとして逃げれる相手ではない。まあ逃げる気もないんだけどね。不老不死が気に入らんだけ。多分。

 

「出してきた」ボロッ

 

「どうしたんですかそんなボロボロで」

 

「慧音にブチギレられてさー…精一杯の説得で受理はさせたよ。今後出禁どころじゃなくなったけど」

 

「そりゃ、まずいことで」

 

「でだ。これで正式に夫婦になったんだ、ずっと一緒だろ?」

 

「その通りでござんすね」

 

「じゃあ一緒にこっちきてくれ」

 

「そっちに何があるんですかね」

 

「お前の臓器」

 

「えっ」

 

「勿論、私の臓器もあるぞ?一緒に蓬莱人になったら食べ合いっこしようと思ってたんだ」

 

「…え?俺の臓器って…いつの間に」

 

「昨日の内にな。じゃあ、食べようか」

 

「食べ切れるかなぁ」

 

「味を変えたくなったら…チーズでもかけるか?」

 

「焼くって選択肢はないんですか」パクッ

 

「ん?いや…ないな。まぁ、なんだ。お前が良いって言うなら私の母乳も」

 

「人間の母乳って、うんこが変になるらしいっすよ」

 

「じゃあやめとくか」

 

「そうした方が良いです」

 

「そもそも私母乳出ないしな」

 

でしょうね。出たら驚きだよ。おどろろろろろろきだよ。まぁ、歳を取らない人が子供を産んだところで…母乳が出るのかは知らないが。出ないのではなかろうか…いや、そんなことを聞く意味は多分ないな。どうせすぐに実感するだろうし。させられるだろうし。

 

「私の子宮もあるんだ、残したりしないでくれよ?」

 

「子宮どころか、卵巣まで…」

 

「私の味をちゃんと味わってくれって思ってさ」

 

「聞いときますけど、慧音先生にはなんて言われたんですかね」

 

「そうだな…『その行動が里の男一人だけに向いてよかったと言うべきだろうが』って前置きされて、『だからこそお前は人里に入れることができない』って」

 

「出禁くらった時に言った言葉」

 

「好きな人は美味しいぞ」

 

「人喰い妖怪ですか、貴女」




妹紅…好きな人の肉は美味しい。内臓も美味しい。色々と美味しい。
主人公…諦めロン、国士無双
な感じ。
久しぶりですねー!
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