…ん?
『終わったはずでは?』だって?
そうだね!終わったね!けど、世の中コンテンツ終了しても続編出す奴結構いるよね!
それじゃあ博麗の巫女さんで行ってみようか!
博麗神社
「うぃー」
「やめて」
きっかけは些細な…いや多分些細じゃないんだろうけど、多分些細なこと。そしてそれを俺は知らん。生まれてこの方世話して来た記憶もないし、特に恩があるわけでもない。ただただ一緒にいるだけと言えば、そう。そうだよ。
「なーんで俺ここにいるんでしょーね」
「なんででしょーね」
「おっせーい!」ドーン
「お、魔理沙じゃん」
「ようおっさん。やっぱおっさんの胸は落ち着くなぁ」スリスリ
「加齢臭が始めるのももうすぐだがな」
「そりゃいかん、たっぷりと感じておかな」バシンッ
「退け」
「れ、霊夢?」
「なんだ日向が良いのか。それならそうと言えば良いのに…どっこいしょういち」
「ふ」バシンッ
「そうじゃない」
「…魔理沙かわいそう!」ギュッ
「今日の霊夢なんだかおかしいよ…」
「は?」
「理由を言え」
「知らせる義務はないわ」ゲシッ
「痛い!なんで俺にまで!」
「知らないわよ」ゲシッゲシッ
「んぎゃー!」
「ちょ、力強いって!私だって女の子なんだからヤワなんだよ!?」
「お、すまん」
「ふんっ」バギィッ
もー良いもんね!家出してやる!魔理沙、家泊めてくんね?え、無理?じゃあ紅魔館行くか…紅魔館行くかぁ…!残念ながら歩き以外に走るしか移動手段のない俺にとって、紅魔館とは敷居が高いのだ。高いっつーか日が暮れるっつーか。
紅魔館
「えー!?」
「残念ですが…」
「そんな…ここまで歩いて来たのに…」
「人里まで送りましょうか?」
「いやー良いよそれは〜…おい妖精」
「なんだよ!?」
「菓子やるから人里まで運んでくれ」
「あいわかった!」ガシッ
「んじゃまた霊夢が反省したら〜」
「ばいばーい…あの人達でも仲違いするんですねぇ」
人里
「ふっ…ぬー…!」
「ありがと、ほれこれ菓子」
「美味棒!!」
「美味いぞ食え」
「わかった!じゃーね!」
「また今度ー…さて。久しぶりの人里だし、少しは買い物」
「珍しいですね」
「…」
「お互い様、と言った顔はやめましょうか」
「ちげーよ、なんでお前がお嬢様言葉で話してんだって顔だよ小鈴」
「いいじゃありませんか」
「ごっちゃになってっぞー、魔理沙に学ばせてもらってこい」
「なー!?」
「あ、お前の家泊めてくんね?」
「乙女の努力を否定して、その上で他の女の名前を出す人は泊めてあげません」
「魔理沙と加齢臭の話してたら霊夢にキレられてさー、困った」
「え、今すぐ帰ってください」
「そんな、まだ加齢臭は出てねえって」
そう言ってたら真剣な顔して帰れと言われたので、帰ることにする。なんだ、霊夢がかわいそうってか。俺が可哀想だろうが。可哀想に俺の名前と読めるくらいには可哀想だぜ俺。世界三大珍味どころか世界三大不味い飯を食わされるくらいには可哀想だね俺は!
博麗神社道中
「暗いな。もう妖怪出て殺される頃合いだぞ」ザクッ
「がるるる」
「…ほら、出た。待っておくれよ、俺はまだ死にたくねえのさ」
「そんなことに拘られては、困りますわ」
「え」
「博麗の巫女は何者にも平等でなくてはいけない。でも、貴方のせいでそれが出来ないでいる。」
「ゆ、紫さん?」
「貴方のせいで巫女は嫉妬を抱いた。ただ1人に対して、ね」
「ちょっと、笑い事じゃないっすよ。背中のはまだ大きくない傷なんで、まだ」
「だからさっさと死んでくださる?そうでなきゃ、可愛い霊夢が嫉妬で狂ってしまうわ」
「お、お逃げ」ドサッ
「知らないの?凶暴な犬はかなり重いのよ。まあ、この妖怪は犬と熊を混ぜた私の試作品だけれど」
犬と熊って…絶対忠誠心のある化け物作ろうとしただろ…いかんね、やっぱ。熊のせいで絶対体重50kgオーバーしてるし。女の子なら体重は行って60kgよ…胸とか加味してもそこから先2kgぐらいだね。だからお前は体重オーバーなんだよさっさと退け
「ぉ…お!」
「ぎゃぁ」ドドンッ
「…霊夢」
「大丈夫?動ける?ほら、立って」
「さっきの犬と熊のせいで動きづらいかなぁ」
「霊夢。博麗の巫女はこんな時間まで起きてちゃダメよ」
「あら、じゃあもう月がすり替えられたり、月が止まったりしないわけ?」
「いや…家出するなんて…言わなきゃ良かった」
「はいはい、後悔は後でね」
「霊夢、私と戦うの?ずっと育てて来た私を」
「うっさいわね。博麗の巫女は妖怪退治が仕事よ。それに私の育ての親はこいつ。アンタじゃない」
「は?」
永遠亭
「で、そこから命だけでもって連れて来たわけね」
「いやー助かった…」
「八雲紫はどうなったの?」
「さあ?」
「さあって…まあ、怪我は治ったし神社に戻って良いけど」
「けどってなんすかけどって」
「怪我しないでね。お金出せないなら」
「うぐっ」
「幻想郷に対する贖罪なら私が代表して受けるけど?」
「…はぁ」
さすがだ霊夢。あの永林先生を下した。しかも口喧嘩で。というよりかは、永林先生がダメだこれって放った感じだけど。まあ良いさ。とりあえず神社戻って寝ましょーぜ、霊夢さん。一緒に寝て、一緒に寝ましょーぜ。魔理沙の時の家出発言は撤回するからさ
博麗神社
「…霊夢」
「何よ」
「加齢臭、臭うだろ」
「魔理沙にはわかんないでしょーね」
「んー?そうか。じゃあ」スバシィンッ
「何やってんだ霊夢」
「いや、嗅いだから」
「???」
「いつも帰ったら一緒だから嗅ぎ慣れたのよ」
「はーあ」
「あ、じゃあ1週間くらいおっさん借りても」ドドドンッ
「わぉ」
「魔理沙」
「な、なんだ…?」
「次そんなこと言ったらこの顎貰うから」
「ひっ」
「あ〜、生きる麻薬」スンスン
「加齢臭で臭いとは思うんだがなぁ…?」
霊夢…初めて会った時も異変から帰った時も人里から戻って来た時もいる人=父親=大好き=大好きだから私の物にしたいけど父親はそんな感じじゃないらしい…もどかしい
おっさん…霊夢の親ヅラするつもりはないが、なんかそんなことになってたらしい。なんかやっちゃいました?ではなく、ずっと一緒にいたら好かれたぞ!やったね!って感じ。
紫…博麗の巫女はね。全ての者に平等で、私を育ての親と認識してて、私の理想的存在でなきゃいけないの。
的な感じ。
このままだと紫食われちまうけど良いか。