東方純愛小話   作:覚め

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鼻ほじりながら考えてたんですけど多角形洗濯機って100角形にしたらほとんど今の洗濯機と変わらないんじゃないんですかね?
つまり円をかっこよく言うならインフィニティ角形…!?
逆にダサい!


第26話

 

妖怪の山

 

「ソーラを飛ぶー鳥でーすよー」

 

「天狗ですよ」

 

「んま、文ちゃんてば上司に向かってひどい言い方。パワハラするよ」

 

「んな冗談じゃない」

 

妖怪の山には役職があり、部署がある。部署には当たり外れが多い。特にハズレが。まぁ部署変わってもやること変わらないけど。

 

「しっかしまぁ大変だねぇ…俺みたいな中途半端な奴が部長の部署に入るなんて」

 

「イヤーパワハラセクハラないだけマシですよ」ハハハ

 

「…そう?ま、俺の部署ほとんど俺が仕事回してるから誰がどう動こうが怒られんのは俺だけどね」

 

「理想の上司!」

 

「ただ、文ちゃんにもできることはやってもらうよ。手紙の配達とか」

 

「いや、部署が部署なだけ仕方ないですけど…手紙の配達って」

 

「速達とかは文ちゃんに頼むからさ。よろしく」

 

「…わかりました」

 

「頑張ってね」

 

…そういえば妖怪の山は外の世界のカイシャなるものを真似てこの妖怪の山の縦社会を作ったと聞くが本当だろうか。そしてウチの部署はそもそも仕事が来ないから回すこともできないのだが。

 

「…山に侵入者が入ってきたよ…なんちってね」

 

「それ、マジです」

 

「うっそぉ白狼天狗ちゃん本当!?ちょっと俺出てくる!」

 

妖怪の山の麓

 

「…ありゃりゃ…ちょっとひどいねこれ…」

 

「ぉおぉぉおぉお!」

 

「雄叫びかよ…と思わせておいての足蹴りぃ!」ゲシッ

 

「…なにやってんだこいつ…」

 

「しゃべったぞこの侵入者!?ということで…武器忘れた…」

 

「うがるるるるる」

 

「えーい成るようにしか成れ!河童発明のリモコン下駄ぁ!」ブンッ

 

リモコン下駄<かがくのちからってすげー

 

「うぐぁ!?」ヒット

 

「…獣と妖怪って言葉にするとほとんど同じような叫び声するな…下顎ヒーット!」

 

「…あの、すいませんトドメ刺すんですけど」

 

「あ、どうぞどうぞ」

 

トドメ刺すから功績はこの子だね!途中からこの子が介入してきた的な感じにしとけば俺に仕事が回ってくることはない!よし、それじゃあ帰るか

 

翌日

 

「…え?」

 

「いや、ですから。あなたが先日の侵入者を瀕死に追い込んだということで」

 

「…キャンセルで!」

 

「無理です!」

 

「文ちゃんなんとかして!!」

 

「なんで私に言うんですかしがない新聞屋ですよ!?」

 

「べっつにさー…ボランティア精神で行っただけよ?白狼天狗の子が倒したのよ?あの…ほら、犬走椛って子。あの子が駆けつけてくれたから」

 

「言い訳は良いですから早くきてください!」

 

「ヤメローシニタクナーイ!」

 

表彰式

 

「えー貴殿はうんぬん」

 

「…やっほ白狼天狗ちゃん」

 

「調子悪そうですよ」

 

「あたり前田のクラッカー。侵入者を撃退するのなんて30年ぶりだしスーツ着るのなんて28年ぶりだぞ…」

 

「へー…」

 

「…今すぐ液体になりたい」

 

「辞めてくださいよ?」

 

戻って妖怪の山のどっかの部署!

 

「…はぁ。みんな〜…ああそうだ俺だけ残業だった。なんで侵入者を倒したのに被害の申告書俺が作らなきゃならんのよ…」トホホ

 

「お疲れ様です。お茶ですがどうぞ」

 

「ああ、ありがと…ん?」

 

そういえば最近ウチの部署に入りたがる天狗達が多いんだよな…白狼天狗ちゃんもいるし…そうすると他がなぁ…どうすべきか

 

「部長、そろそろ休んだほうがいいですよ。新聞にはちゃんと書いときますんで。残業ゼロ部署、部長は残業ゼロではなかった!?」

 

「力入れてんなぁ…でも、俺の中での残業は徹夜して初めて。まだ日すら登ってないのに残業とは情けない」

 

「???」

 

「…とは言ってもそろそろ限界かぁ…ってあれ、文ちゃんまだいたの?」

 

「え、気がつかなかったんですか?」

 

うん。気がつかなかった。と言うか普通に気づけなかった。暗殺のプロかあんたは

 

翌日

 

「おーい白狼ちゃん。ちょっとこの資料頼める?」

 

「あ、はい…あれ、これって仕事ですか?」

 

「文ちゃんに脅されちゃってね。寝なきゃ寝させるぞって。まぁ出来なかったら別に良いからさ」

 

「あ、いえ。あまりにも仕事がなかったものでして」

 

「…もしかして仕事あったほうが喜ぶ?」

 

「そう言うわけでは」

 

「…一人一仕事振り分けれるほど仕事来ないんだよなこの部署…」

 

いや、それは別にどうと言うことではないか。

 

「あ、いえ…恩返しにさせてください!」

 

「…恩返し?なんのこっちゃ。でもやってくれるなら助かるよ。がんばれー!」

 

「はい!」

 

「…最近、この部署も少しずつ仕事が部下にも回るようになったわね」

 

「流石にそうしなきゃ上からお叱りが来るんでしょう」

 

「天魔様から?あんなの見掛け倒しよ…」

 

「…ごめん、仮眠施設ってどこだっけ」

 

「うぇっ!?すごいクマですよ部長!?仮眠施設は…案内したほうが早いですって!」

 

「うん…ちょっと頼む」スタスタ

 

「…ウチの部署っていろいろとやべーな」

 

別の部署

 

「…今度人気投票があるらしいわね」

 

「人気投票っていうかあるでしょ。部長の人望って奴」

 

「まぁ偏りすぎて面白くないけどねー」

 

「そりゃああんたねぇ…」

 

戻った部署

 

「…あー…あの疲れ切った部長見てどう思いましたか椛」

 

「はっきり言って無茶苦茶にしたいです」

 

「ファンクラブがバレてないのももはや奇跡ですよ」

 

「案外気が付いてないフリでもしてるんじゃないですかね」

 

「にとりさんはどう思いますか?」

 

「え…ウチに来る盟友みたいにやべー女と絡まなきゃ良いと思うけど」

 

「ですよね」

 

「…休憩時間終わったから戻らねば…」

 

「部長!?」

 

「ハハハ…まだ寝てたほうがいいですよ」

 

「いや、それでも河童ちゃんに迷惑を」

 

「強制拘束モードオン」

 

機械<貴様の罪を数えろ

 

「…十日間睡眠モード。よし、これで十日は眠る」

 

「1日でいいですよ」

 

「ん?そう?」

 

…なんだか頭が痛くて話が聞こえん。耳の衰えを感じる…天狗って言っても俺なんか羽ないし。そもそも能力ねえし。そんなのが部長になれるなんて奇跡だろ…

 

「帰ったかな?…さて。厄介なのに目をつけられたねぇ部長さん。あの子達とは真面目に向き合わないと面倒なことになるよ」

 

「ぁ…?」

 

「おっと聞こえないんだった。後で伝えればいいか」

 

「おい」

 

「…機械の不具合か…!?」

 

 

 

 

 

 

 




…天狗の縦社会ってめんどくさそうですよね。
当たり部署内での恋愛、始まります(継続未定)
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