東方純愛小話   作:覚め

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妖怪の山の彼
が月に行ってたらどうなんのかなって。
ゴールデンタイムラバー


第50話

 

いつかの月面

 

「…紫」

 

「何かしら?」

 

「俺は祭りと聞いたんだが?」

 

「お祭りよ?人間の、血祭り」

 

「OKお前後で撲殺な」

 

「んなっ!?」

 

前に広がる馬鹿みたいな数の奴ら。はっきり言って全員邪魔だね。だって俺一人でせっせと神輿作ってたんだよ?人が持てるかを試してさ。なのにお前…

 

「…あ、月面に友人作るのも良いよな」

 

「そうねっ!?」バッ

 

と、話している間に紫に挑む人間が来た。まぁ多分俺には来ねえだろ。紫の式神に行くはず

 

「あなたもね!」

 

「…なんだこいつ。神様でも下ろしたのか?って俺の神輿がぁぁぁぁ!?」

 

「え?」

 

「クッ!」

 

「どうしたのかしらぁ!?貴方!こいつらの頭なんでしょう!?」

 

「この女…!」

 

「うわ、紫押されてんじゃん。ほんとすげーな月って…んなことより神輿だよ神輿!てめー神様呼ぶのに神輿壊すのかよ!?」

 

「え、いや、それは…」

 

「神様使うなら感謝しろよ!妖怪ですらできていることだぞ!?お前絶対部下から嫌われてるよ!」

 

「そういえば最近部下からの目が冷たいような…」

 

「てめー!」

 

なんだこの紫髪のポニーテールしたアホンダラは。神様使うのに神輿壊しちゃあかんでしょ頭いかれてんの?

 

「…ってそうじゃない!死ね!」ザンッ

 

「うわあぶね」

 

「!?」

 

「ていうか月ってなんか身体が軽いな…」

 

「ちょっと真面目に戦いなさい!」

 

「ほらほらほらぁ!」

 

「あぐっ」

 

「…怒られた」

 

「意外とセンチメンタル…」

 

「とまぁ、怒られちゃ仕方ないね。適当に戦って、適当に殺されますか」

 

「んな…!手加減して勝てると思うなぁ!」ブンッ

 

「両腕もらい!」ガシッブチィッ

 

「っ…クソッ!」グサッ

 

「おお刀急に踏みつけてどしたん」

 

「…こんな奴に使うのは少し癪ですが…!」

 

そういうと俺の周りに変なのが出てくる。聞き取れはしなかったが多分祇なんとか様の力〜!とかなんとか言っていた気がする。知らんがな

 

「なんじゃこりゃ」

 

「下手に動いたら…祇園様の逆鱗に触れますよ…」ニヤリ

 

「…じゃあ動かないわ。あーこれはダメだなー敵わないなー。無理だなーもうこれ何もできないわ〜。んじゃ、戦い終わったら起こして」

 

「真面目に戦え!」

 

「動くなというのに戦えとはお前なんなの?」

 

「うっ」

 

「まぁ対象が私らしいので…1.指をもぎ取ります。2.飛ばします」ピンッ

 

「フッ!」ザンッ

 

指<何これかませ犬?

 

「…紫無茶苦茶に苦戦してんじゃん。ワロタ」

 

「貴方ね…!」

 

「これでチェックメイトかしら?いいの?貴方の仲間がここで死ぬけど」

 

「…そんなことより神輿担ぎません?ちょっと疲れたんですよ」

 

「そう言って延命のつもりかしら?」

 

「…君少しイラつくね」

 

「そうね。妹の腕が取れたことは意外だったけど、もう復活してるのよ?」

 

「へー」

 

本当じゃん。生き返ってやがラーメン。まぁそんなの知らねえけど。首元痒いし…なんか上から目線でイラつくんだよなー

 

「…やれ!」

 

刃<なんか知らんけど言われた通り動くで!

 

「はい君達邪魔〜!」パァッ

 

刃<圧倒的力の前になす術なく消えるで!

 

「な!?」

 

「…弱い上に邪魔。はっきり言ってまだ一人くらい上のやつ知ってるよ」

 

「この…!侮辱する気か貴様ぁ!」ザンッ

 

「グハァ!」ドサッ

 

「…はぁ。弱い犬ほど良く吠えて嫌な物です」

 

「地上の諺使ってる時点で何言ってんのお前?」

 

「…チッ」

 

「2人がかりで仕留めるわよ」

 

「分かってます姉様」

 

「秘技!顔面グシャグシャランチャー!」グヂャボギャ

 

「汚い…穢れを持ち込む気か?」

 

「一大必殺技のようね。今のうちに仕掛けるわ」ズバッ

 

「はい!あねさ…!?」

 

…お姉さんお邪魔だったんで退場願いました。まぁ、このくらいで死ぬとは思えんな。どう見ても…妖怪の負けだ。妖怪がもう100体と残っとらん。月側の勝ち。月の人間ってこんなに強いもんなのかね。驚きだぁ!

 

「…紫〜生きとるか〜?」グリグリ

 

「いだっいたた!あぅうっ…あんたもひどいわね…!」

 

「もう帰るぞ。あの馬鹿は放って帰るんだよ。めんどくさい」

 

「させるものか!」ザッ

 

そう言って構えを取る紫髪の人。チッここに紫がいなかったら紫の人で済ませてたのに。

 

「…じゃあ良いや。帰らない。おー紫。このままお前は死ぬらしい」

 

「ら、藍は…」

 

「あいつか?…」

 

「コヒュー…コヒュー…」

 

「知らねえ方がいいな」

 

「言って」

 

「…骨が飛び出してるし片足ないし尻尾も数本千切られている。なんなら目も少し飛び出かかっているな。腹部分から血が出ているがあれは多分内臓だろうな」

 

「意気揚々と言う根性は認めるわよ…」

 

「HAHAHA!…ま、月面滅ぼしますかね?」

 

「!」

 

「まだ少し時間がいるのに…!」

 

「死なないんだったら酸素なくても生きていけるよな。今生きてるんだし」

 

「…まさか!」

 

「甘き死でも与えてやるよ!月ごと粉砕してな!」

 

「そんなことしたら地上にも悪影響が」

 

「知るかバーカ!」

 

まあ何もやってないんですけどね奥さん。月を爆破するのは無理だが月を永遠に三日月にすることはできる。その気になれば音速だって可能だ。ただやると身体中痛むし手も痛いからやらないけど。なんなら一年寝込む自信がある

 

「…なら今ここで殺すまで!」バシンッ

 

「結界バーリア!」

 

結界<残念でしたぁwwww

 

「…そだ、藍に回復の結界だかなんだかやれば良いじゃん」

 

「!その狐もどきを捕らえて!」

 

「わかりました!」ガシッ

 

「ゴフッ」

 

「…さて、次はどう出るかぎぃっ」ボギャッ

 

「きたねーなぁ。脳みそバラまかして死んでんじゃねえよ気持ち悪い」

 

まぁ握力で潰しただけなんですけど。うわ、復活の仕方気持ちわり。脳みそが先に復活して骨、肉、皮、みたいな順番か気持ち悪い。

 

「姉様!?」

 

「次はお前だー!」バンッ

 

「ぐっ…!どうした!この程度か!?」

 

「あれ、おかしいな…まあ良いか。紫、回収よろしく」

 

「分かってるわよ…」

 

隙間<藍さん回収!

 

「じゃ、あとは地上へ帰還!」

 

「なっ!?逃すか!」バシィンッ

 

結界<バーリアww

 

「こんの…!」

 

地上

 

「…すげー死んだな。笑い話にもならん」

 

「藍…!」

 

「ヒュー…」

 

「あとは任せた。俺は寝る」

 

…待て、これってもしかして俺が戦犯?俺が真面目に戦ってれば勝てた?…過ぎたこと言っても仕方ないか。あ、足つった

 

「…ありがと」

 

「お前それ前回そんなこと言われて前死んだの忘れた?」

 

「あら、そうだったかしら…?げぽっ…」

 

「…あ、神輿忘れてきた…」

 

 

 

 

 




ホォォォォォォオォ…ムラァァァアァァァァァァァァァアン!
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