でも、あなたはあなたでいて欲しい。
知るかよゴルフボール!
ちなみに私自身なに考えてんのか一切わかったことがありません。
いや、そもそも分かろうとすらしてないのかも。
…こんなこと考えても無駄ですね。あ、考えてること分かった
妖怪の山
「おーっすストーカー被害に遭ってる盟友だぞ」
「残念ながらそういう相談には乗れないな盟友。まあ確かにあそこはストーカーが多いと聞くが」
「そうか…引っ越そうかな。犯人捕まえたいから監視カメラでも作ってくれ」
「なに言ってんだこいつ…ま、良いけどさ。作るのに大体1日は掛かるから、明日になったら来てね」
「りょーかい」
…ん?俺、あいつに住んでるところ言ったか?…ああ、人里のことで言ったのか。そう考えれば自然だな。妖怪にストーカーなんて居ないだろうし。
翌日
「…聞いてくれにとり」
「どしたん盟友。そんなに目の下にクマつけて」
「昨日…ストーカーが家の中に入ってきたんだよ!家の中でさ!なんか、こう、立っててさ。おかえりって!言ってきたんだよ!?」
「うっわなにそれこっわ…監視カメラ渡しとくから、犯人見つけたら教えてくれよ」
「わかった…」
「流石に夜に人里は慧音が許してくれないだろうから、自力で頼むよ」
「あいよ…」
ものごっつ怖かった…そしてストーカー対策もしなければなと思いました。さて、家のどこにつけてやろうか?…そうだな。窓と扉に付けるか。大家さんに言っておくかな…
人里
「…っと。これで良いかな?」
「ん、あんたなにしてんの?」
「お、これはこれは大家さん。昨日家に誰か入ってきたんでね。河童に頼んで監視カメラ作ってもらったんですよ」
「ほー。ハイテクじゃな…ただ、何かを見るならあまり見つからない場所がいいぞ」
「え、そうなの?」
「妖怪狩りをやっておったワシからのお言葉じゃよ。ははは」
「…笑えねえし何者だよ…」
「ま、そうじゃな。この大きさだと…ここら辺かの」
「あ、ありがとうございます」
「いいの良いの。それじゃあ見つかると良いの」
「はい」
…何者だよ大家さん…
その夜
「…流石に居ない、か。明日にとりのところで映像見させてもらうしかないか…」
翌日 妖怪の山
「にーとーりー」
「どうしたんだい盟友」
「監視カメラで撮ったんだけど何か映ってる?」
「そういう依頼か。ちょっと借りるよ…」
出てこいストーカー。君を殺す!と言いたいがなにしてくるかわからんのでなにも言えん。妖怪だったらクッソ怖いし
「…これは慧音か」
「もしかしてずっとこのまま見るのか?」
「ん?ああ、早送りはするよ。流石に長いからね」
「はえーすっごいハイテク。守矢神社から?」
「ああ。守矢からの技術だよ。すごいね外の世界は…ん?今のは…」
「え、誰か通った?」
「…また慧音だ。2倍速とはいえ、こんなに巡回しているのにストーカーに気が付かないとはあまりあり得ないんだが…」
「今度慧音先生に差し入れ持っていこうかな…」
「ベランダの方は…ん?今何か…」
「とした?」
「…姿が一瞬だけ写ってる…これじゃ特定はできないな」
「リュック背負ってるように見えるが?」チラッ
「いや、腕を振った結果、ブレてそう見えてるんだろう。ここの腕らしきものと、リュックみたいなのが同じ色だ」
「青色」
「君本格的に私を疑っているね」
「まあね」
今なんだかにとりが嬉しそうだったが気のせいだな。流石に疲れている…本当に引っ越ししようか。今日も静かに眠れそうにないが…
その夜 人里
「…今日もいない、か。昼間はしっかりついて来てるから多分家バレてるよな…」
そういえばにとりは『絶対に人間じゃない」って言ってたな。怖い
「…怖い怖い寝るかもう」ゴロンッ
次の日の朝
「…よし、引っ越そう!」
それから頑張って引っ越しましたとさ
妖怪の山
「…おかしいな。この監視カメラ、位置が動いてるぞ…?盟友が引っ越した合図だな。でも、こっちには丸わかりだけど」
「またにとりさん変なのやってるよ…」
「なにか悪いか?」
「いえなんでも」
人里
「…引っ越し完了。さーてごろんっと」
…これでストーカー来たらもう勝ち目ないぞ俺
その夜
「…あ、セットするの忘れてた」
『引っ越しお疲れ様』
「!?…だ、誰だ!?」
『まさか1日で引越しちゃうとは思わなかったよ』
「いやだから誰だよ」
『それじゃあね』
「…もうここまで来たら呪いの類だな。博麗神社に行こう」
博麗神社
「は?なにもないけど」
「まじすか。じゃあストーカーは生身の人間か妖怪ってわけすか」
「…そうなるわね。なんならここで匿ってあげても良いわよ?」
「お願いします!」
「うわすげえ勢い…」
その夜
「…誰もいないですよね」
「いないわよ」
…怖い。博麗神社っていっても今代やる気なさそうな人だから尚更怖い。そう考えると茶柱折れた!?
「…茶柱折れた…」
「不吉ね。もうストーカー居るんじゃない?」
「…そういえばここにくる間付けられてた気が…」
「やめなさい笑えないから」
そして一週間が経った
妖怪の山
「よう」
「どうしたんだい盟友。一週間も顔見せずに」
「すごい怖い思いをした」
「そうか。それは怖かっただろうな」
「ああ。ストーカーを振り切るために博麗神社に行ったんだがそこまで付けられててな」
「そりゃそうだ。なにせそいつは私だからな」
「まじで?」
「私の迷彩服もなんとかしなければな。カメラに映ってしまうとは」カチッ
「今なに押した?」
「上見たら?」
上?上ってのは多分、上だろう。俺から見て上なんだろう。首を九十度上へと向け…たらなんかいきなり振って来たんですけど檻ですかこれ殺されるんですか俺!?
「…盟友。私は、ずっと盟友といたいのさ」
「いきなりそんな想いぶちまけられても、コーヒーみたいに拾えんぞ」
「ああそうだったね。でも、風呂場のような浴槽だったら、拾えるだろう?」
「言ってることがいまいちわからん」
「分からなくていい。盟友には盟友のままでいて欲しいからね」
「なに言ってんだお前?」
「…私だけの盟友…」
「???」
待てこいつ本当になにを言っているんだ?頭がイカれているのか。
「…私だけのなんだ。絶対に他の人なんかに渡すもんか…!」ググッ
「え?」
「私だけの盟友の盟友…」
「すまんなに言ってんだお前」
「盟友がようやく手に入ったんだ…」
「話聞いてる?」
「盟友が…ようやく…!これで研究のモチベーションが上がるよ!」
「おうなに言ってんだお前」
「待ってろ盟友!このまま盟友の役に立つ機械を作るよ!」
「おーい?」
話聞かねえなこのにとり