東方純愛小話   作:覚め

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…あれ、俺紫さんルートやったっけ。
忘れた…
まあ良いや。ネタなんてほじくり返せばいくらでもあんだから。
多分。
紅魔館ハーレムルート…は面倒だから地下と地上で分けるか…
パッチェさんだお


大図書館と見合い

紅魔館 図書館

 

「…こんにちは」

 

「…」ペラッ

 

「魔導書…」

 

「こちらお菓子です、どうぞつまみやがれください」

 

「今なんか変なの出てこなかった?」

 

…俺は今お見合いというのに来てるらしい。家でぼーっとしてたらパッとここに来て。見合い。やはりおかしい。まだ昼飯食ってないからこれ食えるのは嬉しいんだけどさっきの言い方だと食うなって言われてるようで…

 

「…見合いらしいですよ」

 

「…」ペラッ

 

「無視…邪魔しちゃいかんか。おやすみなさい」

 

数時間後

 

「起きてください」

 

「がっ…」

 

「…またのお越しを」

 

「んぇ?え?…ああ、もうそんな時間か。すいませんね」

 

「いえ、良いのです」

 

「また明日」

 

翌日

 

「…今日は寝ないぞ」

 

「…帰った方がいいわよ」ペラッ

 

「…やべえ、なんて書いてあるのかまず理解できん…」

 

「ちょっと、本を弄らないでくれる?」

 

「…あ、これなら読めるかも」

 

「ちょっと!」

 

…体の力を手に集中させて…そこから身体全体に…あ、これ健康体的なアレだ。これ健康マッサージ的なやつだ。なるほどだから読めるのか…

 

「えーと…ここか」スポッ

 

「ちょっと聞いてるの!?」

 

「うぃっ」

 

「貴方ね!本が傷んだら大変でしょ!?」

 

「す、すいません…」

 

「まったく!」

 

「…?まあ良いか。と言うかマジで俺なんでここにいるんだ」

 

あれ、なんか目的忘れてない?そう思った俺は多分正常なはず。例えるなら…そう。じゃんけんしてる間に何してるのか忘れる気分だ。うむわからん

 

翌日

 

「クックピッポー!」

 

「飽きないわね」

 

「美人の顔は三日で飽きると言いますが、そりゃ一緒にいたらの話ですからねぇ」

 

「…あら、そうなの」ペラッ

 

「そそ。前友達が言ってた。もう死んだけど」

 

「そういうのはあまり口にすべことではないわよ」

 

「あらそうなの」

 

「…」ペラッ

 

「…後頭痛薬とかありますここ?」

 

「ない」

 

翌日

 

「寿限無」

 

「…私と顔を合わせて、話が通じず、追い返してきた人間は数知れないけど、貴方のような天敵は初めてよ」

 

「ひどい言い草ですな」

 

「こあ、相手しといて」

 

「わかりました〜♪」

 

「…黒と白…モノクロ?」

 

「赤ですよ!?」

 

「赤というには明るい気が」

 

「良いじゃないですか!?」

 

「…頭痛くなってきた」

 

「頭痛薬でしたらパチュリー様が使っているこちらを」

 

「おい」チラッ

 

「…」

 

この人頭痛薬持ってるじゃんか。俺嫌われてる?もしかしなくても嫌われてる?いや絶対嫌われてるね。というかなんで頭痛薬持ってんの?偏頭痛持ち?

 

翌日

 

「…」ペラッ

 

「パチュリー様〜この本しまってきますね〜」

 

「よろしく」ペラッ

 

「よっこいしょ。流石に腰にきますね…そういえば彼まだ来ませんね…遅い」

 

「…」ソワソワ

 

「…もしかしてパチュリー様気にしてるのかな?」

 

ガチャッ!

 

「!」バッ

 

「はやっ!?」

 

「空!」

 

「今日は遅かったわね」

 

「途中で妖怪に会って逃げてきた」

 

「は?」

 

「え?」

 

「…どうせなら紅魔館に泊まれば?ここはいつも人手不足よ」

 

「え?どうやって回ってんのこの館?」

 

「一人32役みたいなメイドがいるから」

 

「ストレスで早死にするよ」

 

…会話してくれるようにはなった。だがはっきり言って見合いというのが何かわかってないためどうあがいてもここからどうするのかがわからない。

 

翌日

 

「…強制的に泊まらされた」

 

「妖怪に会って死にましたなんて目覚めが悪いから」

 

「…でも、ベッドが柔らかくて眠れなかった」

 

「あらそう。それじゃ安眠魔法を」

 

「そこまでしなくて良い」

 

「は?」

 

「…いや、なんでもないです」

 

「そう」

 

「…ちょっと咲夜さん、あれ大丈夫なんですか?」

 

「お嬢様が上手いこと運命操って二人が付き合う未来を選択してるらしいわ」

 

「いや、行き過ぎだと思うんですけど」

 

「え?」

 

その日の夜

 

「…さて、この魔法を…」

 

魔法モニター<起動!

 

「…で、確かこの部屋…」

 

紅魔館 主人公部屋

 

「…寝付けん」

 

流石にここやわらかすぎるんだ。色々とやわらかい。枕やわらかいベッドやわらかい掛け布団やわらかいなんなら空間も柔らかい

 

「ん?なんか急に眠気が…」

 

紅魔館 廊下

 

「…ね?」

 

「確かにやり過ぎというより…」

 

「というより?」

 

「なんか過保護すぎるっていうか」

 

「そんな馬鹿な」

 

翌日 図書館

 

「…あら、まだ帰らないのね」

 

「あんたが無理やり泊めたんでしょうが…」

 

「あら、そうだったかしら」

 

「そうそう。んで」

 

「失礼しま」

 

ピギュンッ

 

「あつっ」

 

「…こあ、この本お願い」

 

「は、はい…」

 

「え?何?何事?今の音何?」

 

「気にしなくて良いのよ。そういうものだと思えば良いわ」

 

「…?」

 

「あと…」

 

「あと?」

 

「貴方、最近栄養バランスが偏ってるわね」

 

「知るかよ!?」

 

翌日

 

「…待て、待たんかこら」

 

「…すいません、止められなくて…」

 

「いや、出せって意味よ。出しなさいよ」

 

「鍵はパチュリー様が」

 

「マジかよ!?」

 

「こあ、もう良いわよ」

 

「あ、はい」

 

「…ちょい、出さんかワレ」

 

「残念だけど、それはさせないわ」

 

「なんでやねん!」

 

「…心配だからって言えば納得する?」

 

「しない」

 

「そう。それなら説明できないわね」

 

「ワオ」

 

「…とにかく、そこにいれば妖怪も人間も魔法使いも入れないから」

 

「ちょい、なんでこうなるんだ」

 

「…さあ?私に必死に話しかけてくる人は久しぶりだからじゃない?」

 

「どゆこと?」

 

「私にずっと語りかける人間はいなかったのよ。この館は咲夜以外全員人外だから」

 

「だから?」

 

「貴方がいついなくなってしまうのか怖いから閉じ込めるの。貴方も魔法使いになれば私と一緒の(以下略)」

 

…待て、なんかまずいことになったぞ。色々と不味くないか?足を捻った時くらいにやばくないか?

 

「いや、知らんて」

 

「知らなくたってやるのよ。愛ってのはそういうものでしょう?」

 

「だめだ聞いてない」

 

 

 

 

 




駐車場の猫はあくびをしながらの続きが思い出せない
お見合い結婚を企んだレミリアスカーレットは自分でも予測できなかった未来、もとい運命へと進んでいく。その心は…
『この館の運命』
パッチェさん…被害者兼加害者
主人公…超絶被害者
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