東方純愛小話   作:覚め

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災難な最南島
その名も…沖ノ鳥島って確か最西端でしたっけ。
あれ、なんだっけ?
わかりません。アリスンスンです。
ちなみに作ってる日が誕生日です。はい、29日です。ケーキはショコラフレーズが美味い異論は認めん


アリスンスンと運動不足

 

魔法の森

 

「飯食いたい」

 

「…外来人?」

 

「うわっ誰だお前」

 

「聞いてるのかしら?」

 

「外来人ってのは知らねーがどこここ」

 

「外来人じゃない。ここは魔法の森、人間には有害な胞子とかでいっぱいなんだけど」

 

…え、何それ?え、俺聞いてないんですけど。あの、マジで?俺これやばい?今めちゃヤバ?というかガチヤバ?嘘だ!!俺は今こうして生きている!以上、これは嘘である!!

 

「なんともないって感じね。一応私の家に来ると良いわ」

 

「お言葉に甘えさせていただきます」

 

「死なない程度に痛めつけてあげるけど」

 

「なんで?」

 

アリス邸

 

「俺はMじゃないから痛めつけられなかったのは嬉しいぜ」

 

「…あ、そうだ」

 

「ポケットに入れていた菓子はあるが携帯はない…?」

 

「そろそろ眠くなってくるでしょうから、布団を用意しておくわね」

 

「…すげ、本当に眠くなってきた」

 

「あ、布団なかった…こっちのベットに寝て頂戴」

 

「ありがとござます」ボフッ

 

「…私今日どこでお昼寝しようかしら…?」

 

数時間後

 

「はっ!」

 

「あら起きたの。それじゃあそこ退いてくれる?私のベッドだから」

 

「え?あ、すいません」

 

…どうやら既に時刻は9時を回っていると見た。新月だし仮に満月であっても見れるかというほどの木々の密集率だが、こういうお嬢さんはだいたい9時に寝ると相場が決まっているのだからな。これからは名探偵小五郎と呼んでいただきたい

 

「あと、男物の下着と服そこに置いとくから。お風呂入って、寝なさい」

 

「あ、はーい」

 

…ん?なんで男物の下着と服があるんだ?俺持ってなかっただろ?…買ったのかな?

 

数十分後

 

「ふーさっぱりしたー」

 

「すぅ…」

 

「ぐっすり寝ていらっしゃる…腹減ったけど人様の食べ物勝手に使うのは嫌だし…菓子食うか」

 

翌日

 

「んーっ…!あら、おはよう」

 

「おはようございます…んがっ!」

 

「あら…?あ、私ってば布団を用意してなかったわね。買ってくるわ」

 

「あ、いえ、お気になさらずに」

 

「良いのよ、久方ぶりの客人だし。ゆっくりしていって良いの」

 

「…はぁ」

 

「それじゃちょっと行ってくるけど、くれぐれも外に出たらダメよ。出たら寝て毒で死ぬから」

 

「火事の死因かな?」

 

「それじゃ!」ガチャッ

 

…まずい、寝てしまう。流石に椅子の上で十分な睡眠は取れなかったか。外の世界の学校の机ならすんなり寝れたのに…それこそ寝たことに気がつかないくらい。

 

「ただいま!」

 

「はやっ」

 

「知り合いが譲ってくれたのよ。それで…布団を敷く場所は…」

 

「どこにありますかね」

 

「そうね。ここ…じゃダメかしら?何かあったら言って頂戴」

 

「ああ、そこで良いです。すんごい眠いんで、はい」

 

「それじゃ、お休みなさい」

 

「あい…」

 

そう言って眠りに落ちてしまったがはっきり言ってコレが不味かったのでは?

 

翌週

 

「…あの、度々買い出しに行ってる場所は…」

 

「人里ね。文字通り人の里なんだけど」

 

「そこに行けたりとかって」

 

「駄目よ」

 

「なんで?」

 

「外来人は人里である意味嫌われ者。除け者にされて孤独死するだけよ」

 

「なんとも怖い…」

 

「そう。それで良いのよ。あなたにとって人里は毒と同じだから」

 

「マジかよ」

 

「優しい外来人ほど人里は毒になるのよ」

 

翌日 博麗神社

 

「…神社だ」

 

「ええ。お祭りがあるけど」

 

「マジかよ。すげえ神社だな」

 

「ほとんど宴会だけどね」

 

「宴だー!」

 

まるで某海賊漫画みたいな声と共にフー!とか声が聞こえてくれがこれが宴会だというのなら訂正したほうがいい。大声の出し合い大会にした方がいいだろう。あとさりげなく一人こっちに近寄ってくるやついるんだが

 

「…あんた、外来人?」

 

「え、あ、はい」

 

「ふーん…外の世界に帰りたいとか思わないわけ?」

 

「外の世界…もう記憶にありません」

 

「やべーな」

 

翌日

 

「…酒飲んだ後の記憶がねえ!」

 

「そうなの?」

 

「アリスさん!俺何してた!?」

 

「…さあ?」

 

「んな!?」

 

…いや、まあ酔っ払いの言動覚えてる方がおかしいと思いますけどね。僕は

 

「そういえば」

 

「んぇ?」

 

「あなた、外の世界に帰ろうとかしてないわよね?」

 

「ん?まあ」

 

「それならよかった。霊夢に言い寄られてたから外の世界に行くんじゃないかとヒヤヒヤしたのよ」

 

「へー。そんな人なんだ」

 

「あの神社の巫女さんよ。妖怪退治とかやってるの。まああなたには無縁の話だけどね」

 

「無縁ねぇ。俺もそろそろどっか出かけないと運動不足になるんですが」

 

「は?」

 

「…え、何?」

 

「外に出るつもり?」

 

「え、できたらの話だけど」

 

「…そう。なら良いわ」

 

え、何今の超絶怖い…超絶ウルトラカクテル怖い。なんですか?俺外出たら抹殺されるぞ!って言われてるんですか?そんな怖いこと起きるわけないじゃないですかヤダー

 

「…あの、もしかして出ちゃダメっていう?」

 

「ええ。外に出たら危ないもの。人里以外にも場所はあるけど、それでも殆どが妖怪の住処。死にに行くようなものよ」

 

「マジかよ」

 

「ま、そう言っても聞かないわよね」

 

「なんでそんな信頼ないんですか俺」

 

「え?だって貴方、一週間ちょっとで家を出て、毒まみれで帰って来てたじゃない。運良く森の外に出るかもしれないのよ?」

 

「…何も言い返せない…」

 

「だから、これね」ガチンッ

 

「…もしかしてだけど」

 

「手錠よ。魔法で作った概念みたいなものだから、壊れはしないわ。安心なさい」

 

「…嘘、ですよね?」

 

「本当よ」

 

「このままどっかに放置ってわけじゃ」

 

「そんなわけないじゃない。ベッドに固定するだけよ」

 

「生き地獄だよ?」

 

「死ぬよりマシよ。大丈夫、貴方がトイレに行きたくなった時もご飯を食べたくなった時も、どんな時も一緒にいてお世話してあげるから」

 

「…え?」

 

「それじゃ、はいっと」

 

…まるで映画のように付けられた手錠は漫画のようにベッドに付いてしまった。さながらエロ同人だ。俺をめちゃくちゃにするんだろ!エロ同人みたいに!と叫びたい気分だ。

 

「これで、死ぬ心配はないわね。寿命とか、病気にならない限りは…」

 

「心配してくれてんのかしてないのか」

 

「心配してるわよ。当たり前じゃない…大好きなんだから」

 

 

 

 

 

 




アリスンスンの話前も書いたような気がするなーと思って見返したけど多分なかったのでヨシ!
アリス…魔法の森のヤベー奴。尻軽ではない
主人公…外来人で今回の被害があるならば20位くらいには食い込むであろう被害者。健康の代わりに美人を手に入れた
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