東方純愛小話   作:覚め

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気がつけばそろそろ100話到達しますよ。
毎日投稿辛いですよ
天界ですってよ


総領娘と従者

 

天界

 

「天子、少し疲れた」

 

「え?そうなの?」

 

「そりゃお前…3時間もぶっ通しで遊んでたらキツいよ」

 

「それもそうね。一緒に寝ましょ!」

 

「分かった分かった…」

 

そうやって俺は一緒に寝た。うーむ気持ちよし。ただ天子がいなけりゃ静かに寝れたんだが…こいつひっついてきやがる。背中に引っ付き虫みたいにくっついてしょうがない。剥がしてやるべきか?いや面倒だ寝るか

 

「総領娘様」ガチャッ

 

「zzz…」

 

「…おい、起きろ。呼ばれてるぞ」

 

「んぇ?何よ…衣玖?」

 

「総領娘様、少しよろしいですか?」

 

「?」

 

「御父様から」

 

「分かったわよ」

 

「ありがとうございます」

 

「…さむっ…よくわかるもんだなぁ」

 

「これで、また二人っきりと言うわけですね」

 

「んぇ?」

 

「なぜまだあんな女と一緒にいるのか理解できませんが、いつしか私のもとへ来ると信じて待っておりますから」

 

「え…ええ?」

 

「それでは」ガチャッ

 

「な、なんだったんだ…?」

 

それから俺は度々衣玖さんに何かを言われては天子にそんなことないよね、ね?とか言われる日々を送った。そして時は流れ残酷にも2ヶ月が経とうとした…

 

「天子…これ、なんだ?」

 

「見たらわかるでしょ?カメラって言う機械を使ってあなたの寝顔を撮りまくったのよ。あなたをいつでも感じられるようにって。無防備な貴方が、ずっと私の中で…そう思うと少し興奮するの」

 

「は、はあ?な、何言ってんだお前。そんなことあり得るわけ」

 

「あり得るのよ。現に私が感じ取ってるんだもの…ねえ、もう写真だけじゃ物足りないの。そろそろ生で舐め回したいんだけど、いいかしら…?」サワサワ

 

「くすぐったい…」

 

「総領娘様」

 

「…衣玖、後にしてちょうだい」

 

「そうは行きません。急用が」

 

「どんな急用かしら?」

 

「…御母様がお呼びです」

 

「放っておきなさい。どうせ私の頃はって言うだけだから」

 

「わかりました。ですが」

 

「言ったでしょう。後にしなさいと」

 

「…ですが、せめて彼を掴んでいるその手を離してあげては?」

 

「衣玖、今なんて言った?」

 

「その手を、離してあげてくださいと言っているのです」

 

「いつからあなたは私に口答えできるようになったのかしら?」

 

「それはわかりかねますが…」

 

「あの、少しいいでしょうか…?」

 

「何?」

 

「なんでしょうか」

 

「…俺が地上に帰ると言う選択肢って」

 

「あるわけないじゃない。馬鹿ね」

 

「そんなこと、私が絶対に許しません」

 

「何故衣玖が決めるのかしら?」

 

それを言うならお前が何故決めつけるように言うんだか。この際どうするのが正解なんだろうか…抱きしめる?横から凄まじいパワーが飛んでくるぞ。状況を見て逃げ出す?無理無理、逃げるものなら鉄拳制裁待ったなし…詰んだ?

 

バチィッ!

 

「…ん?」

 

「あっ…ゔっ…!」

 

「怖かったでしょう。だから言ったではありませんか、この子娘に変な期待はさせるなと」

 

「い、衣玖さん?」

 

「何故なら、この娘よりも私の方があなたに苦労をかけないのですから」

 

「目が怖いけど」

 

「怖い?何故?私は誠心誠意真心を込めてあなたと接しているのです。それを怖いなんて…失礼じゃありませんか?」バチッ

 

「ひっ」

 

「あぁ、ごめんなさい。怖がらせるつもりはなかったんです。そんなに精神が弱くなっていたんですね。大丈夫。私があなたを受け入れますから」

 

「あ、いや、その」

 

「なんでそんなに戸惑うんですか?良いじゃないですか、今まで頑張っていたのですから。少しくらい楽しても」

 

…違うんだよ。本格的に怖いのさ。だってお前…目がハイライトオフですよ。怖いですよこれ。俺なんすか。俺が悪いんすか。俺がやらかした結果と言いたいんすか!?

 

「そんなに時間はいりませんよね。早く答えてくださいよ」ビリッ

 

「あっ…え、えっと…」

 

「早く」

 

「あ、ごめんなさい、許して」

 

「何故謝るんです?質問に答えてくださいよ。謝罪はその後なんですから」バチッ

 

「あうっ」

 

「…さて、答えを」

 

「聞かせるものですか!」ガキィンッ

 

「!?」ドサッ

 

「はぁ…はぁ…!あんたのやってることはただの独占よ!」

 

お前もだよ。と言いたいが言う勇気もない上助けてもらったことでそんなこと言う気にもなれなかった。ただすんごい安心したのは覚えてる

 

「天子…」

 

「大丈夫?衣玖に何かされてない?」

 

「別に」

 

「なら良かった。本当に良かった」ギュッ

 

「て、天子?」

 

「良かった…はぁ…これで衣玖の物になるのは防げた。お父様に行って接触禁止にしてあげないと」

 

「お前もなんか目が怖いぞ?」

 

「真剣だからね。さて、一緒に行きましょうか。他のやつに言われないように…ね?」

 

「わ、わかった…?」

 

…なんだか波瀾万丈は1日だったな…マジで疲れが溜まりすぎて疲れマンになりそう。いや、なりたくないけど。それになる気もないし。なったら最後、永遠に疲れが取れないと言う地獄になるから嫌だし。

 

「と言うわけ。良い?」

 

「…良いよ!」

 

「結構フレンドリーなお父さんだな」

 

「そうでしょ?あ、私と一緒での接触なら良いから」

 

「分かった!」

 

これヤケクソじゃね?

 

翌日

 

「…れろっ…」

 

「んぅ…ん?あっお前何すんだコラ」

 

「何って。レロレロしてるだけじゃない。寝顔を舐め回したいって思ってたのよね〜」

 

「んっ…くすぐったいからやめてくれよ…」

 

「嫌よ」

 

「なんで!?」

 

 

 

 

 




完全に被害者なのは主人公。次にお父さん
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