東方純愛小話   作:覚め

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おいおい、マジかよ…
怖いねェ〜…最悪の世代
やかましいのォ…ドラゴンの息子…
お、オヤジと同じ…覇王色の覇気だ!?
つーわけで…言われてみればやってなかった!〜わかさぎ〜
ちなみに次回のプリンはもっと酷い


わかさぎと釣り人

霧の湖

 

「釣りだ釣りだ」ポチャンッ

 

「私が来た!」バッシャアッ!

 

「人魚釣れた!?」

 

…と、あったのが一年前。俺とこの姫の出会いである。出来れば出会いたくなかった…とは思うが、言っておくとこいつがいないとかーなーりー釣れない。魚達が逃げているのがわかってしまう。なぜだ。俺が何をしたんだ。

 

「…はぁ」

 

「どう考えても私を食べようだなんて思わないよねー」

 

「知るか」

 

「なんで!?と言うか、本当にさ。ぷよぷよしてる変な餌ぶら下げてるクソ漁師がいるんだよね」

 

「それも知らんな。と言うか、なんで俺に話かけてくるんだよ」

 

「草の根ネットワークも私と影狼ちゃんと…後蛮奇ちゃんくらいだからさ」

 

「…つまり話し相手が欲しいと」

 

「うんうん!そういうこと!」

 

「よっこいせ」トンッ

 

「え」

 

さっき釣られたまだピチピチしてる魚<ちょっ助けてください姫!!

 

「紹介文より台詞が短いなんて哀れね」

 

「後で売る」

 

「ってそうじゃなくて!人と話したいのよ!話せる知能がある!わかる!?」

 

「おーい大妖精ー」

 

「はい」

 

「!!!!!!!」バンッバンッ

 

「…?」

 

たまにこいつは情緒不安定になる。いつぶん殴られるか分からんくらいだ。さてそうなったら撤収が一番だ。せっせこらせと片付けを済まし奴が騒いでるうちにこの足で撤収!…あ、魚忘れるところだった。あっぶね…

 

「待ってよ!?」

 

「アジが2匹エイが6匹」

 

「エイ!?」

 

「後シーラカンスも」

 

「生きた化石がなんで幻想郷に!?」

 

翌日 人里

 

「これとこれ」

 

「全部で二銭だね」

 

「すくね」

 

「自分で食った方が高くつくよ」

 

「生きた化石だぞほら」

 

「シーラカンスよりもうまい魚だ」

 

「チッ」

 

…というわけで来たわけだが。霧の湖。何これ怖い。姫が水際でぶつぶつ何か呟いてる。逃げよ…

 

「なんで彼は逃げたんだろう?なんで?どうして?まさか急用?お父さんが死んだりとか?」

 

「…ぁっ」パキッ

 

やべえ木の枝踏んだ!!

 

「!」バンッ‼︎

 

「まずいっ」ドサッ

 

…勝った。残念だがわかさぎよ俺は妖怪相手にも誤魔化せれるほどのかくれんぼの天才なのだ。湖で見つからないように迷彩服を着ている。並みの妖怪じゃ見分けら

 

「見つけた」

 

「!?」

 

「そっちにいるんだ…」フフッ

 

「…お、落ち着け…」

 

「そっちに行くから、待ってて、ね?」ビチャッビチャッビチャッ

 

なんかビチャビチャ聞こえるんですけど。もしかしなくてこれは姫が匍匐前進してる合図?逃げるべき?逃げよう

 

「起きたらすぐにスタートダッ」

 

「脅威の水面飛び!」バッシャアンッ!

 

「ええ!?」

 

「キャッチ!」ガシッ

 

「オゴっ」ドサッ

 

「…なんで逃げていくのさ〜!悲しいじゃない!」

 

「いや、誰だってあれは怖いって…昨日から位置変わらずにいるのは怖いって…!」

 

「ちなみに」

 

「なんでしょうか」

 

「釣りをする気は」

 

「ない!」

 

…てか怖い!助けて!誰か助けて!博麗の巫女様!!

 

「それじゃあ泳ぎましょ!ほら、こっちこっち!」ビチャビチャ

 

「ちきしょぉおおぉぉ!」

 

バッシャアン!と大きな音を立てもう良いや

 

「おがっぼぼぼぼ」

 

「あ!溺れちゃうんだったね!ごめん!」バシャァ…

 

「ぷパァッ!殺す気か!?釣りをするのになんで殺されなきゃいけないんだ!俺は帰る!」

 

「水中に足突っ込んでる間あなたは私から離れられないけど?」ガシッ

 

「…あれ、おかしいな。身体が上がらないんだけど」

 

「無理に引っ張ると痛めるよ」

 

「わ、わかった。オーケーオーケー。許してくれ。もう抵抗はしないから許してくれ」

 

「そう言って逃げるつもりでしょ?」

 

「そんな馬鹿な」

 

「じゃあ証明して?」

 

「どうやって?」

 

「今から手を離すけど、居なくなったら草の根ネットワーク使ってでも貴方を連れ戻すから」

 

「戻されたら?」

 

「水責め」

 

…進むも地獄、引くも地獄って奴だな。どっち道ほとんど水責めじゃねえか。そんなこと言っても仕方ないと水に面している土に手をかけ登る!この作業が美しく感じてしまう。何故だ…!?

 

「あー疲れた…」

 

「ね、本当にどこにも行かないんだよね?」

 

「まあ。でもここにいると夜妖怪に襲われたりしそうだけど」

 

「影狼ちゃん」

 

「私が守ろう」

 

…待て、待ちなさいよ。まぁ待ちなさいってば。俺は確かに妖怪が心配だと言ったな?なんで妖怪が出てくる?おかしくないか?ん?どゆこと?

 

「…それじゃあ夜はよろしく!」

 

「夜のお世話は?」

 

「…ごめんね影狼ちゃん。疑ってるわけじゃないんだけど、今なんつった?」

 

「ああごめん。夜寝るところは?」

 

「そこ。朝逃げてたら捕まえておいて♪」

 

「了解した」

 

…まあ待とうじゃないか。俺の意見なんざ一の次二の次と言わんばかりに進んでいくのは何故だこんちくしょう

 

「んぐっ!?」

 

「何も喋らない方がいいよ。釣りしてる時の貴方はいっつも無言でかっこよかったんだもの」ガシッ

 

「らしいな?姫に好かれて羨ましいな〜」

 

「んー!んー!」タップ

 

「あ、そんなにきつかった?ごめんね…でもでも、私は貴方を壊したいほど好きなの。だからさ、一緒に暮らさない?」

 

「相変わらず頭があるのかないのか…」

 

「失礼な!あるよ!!」

 

「…とりあえず鬼にでも頼んで家作ってもらうか」

 

「そうだね!」

 

翌日…二日目…

 

「すげーなおい」

 

「全部で大体2石高とか言われた」

 

「単位が古い」

 

…それに関しても何故俺の意見はないかのように進むのだろうか。俺が何をしだっていうんだ。まともなのは僕だけか!?なんで僕なんだ!!なんで!?と叫びたい気分ではあるがなんともできないため頭の中に留めておこう

 

「これで私と貴方のお家ね!」

 

「え、あ、うん」

 

「やっぱりそうよね!」

 

 

 

 

 




わかさぎ姫…こいつのためならば同族を食わせてやろう
影狼ちゃん…なんなんだこいつら…?
名無しの権平(仮)…よーそこの妖怪 俺の意見を聞いてくれ

関所廃止になったらしいですね
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