東方純愛小話   作:覚め

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前回のかぐや姫で昨日は満足したな?
さあ!ダブルゼータの始まりだぜ!!
色々と変だった妹紅さんで行きましょう。ついでに次回は慧音先生にしましょう。
ズバリ!後は知らないでしょう!


妹紅さんと不定期男

迷いの竹林

 

「おーっす妹紅さん久しぶり」

 

「お前ほんと不定期に来るよな」

 

「まあ生活が不安定ですからね」

 

「そういうもんか」

 

「そういうもんです。とりあえず永遠亭まで」

 

「了解」

 

永遠亭

 

「妹紅が男連れてきた!」

 

「知りません姫お下がりください」

 

「私が男連れてきちゃそんなにびびるか?」

 

「とうとう人の道を外れたのかと」

 

「元々外れてら。んで、何しにきたんだお前?」

 

「あー、右目が見えなくなりまして」

 

「あらそうなの…?じゃあこちらへ来なさい」

 

「あ、はい」

 

「…行っちゃったわね」

 

「だからなんだよ」

 

診察室

 

さて、どうなっていることやら。目を広げられ光を当てられている。目が見えていないのでそう明るくは見えないが思わず目を瞑ろうとしてしまう。ああ悲しい。本当に悲しい。人間の防衛本能というのは実に悲しい。

 

「…これは完全に失明してるわね。お手上げ状態」

 

「マジすか」

 

「まぁ今も結構平気そうだし、良いんじゃない?何かあったらまた来て頂戴」

 

「わかりました」

 

迷いの竹林

 

「って感じでした」

 

「ふーん…要するに片目死んだってことか」

 

「まあそうなりますなぁ」

 

「それでお前どれくらい生活してたんだ?」

 

「二日くらい」

 

「どうして早く言わないかな」

 

「知りませんな」

 

「そりゃそうだ」

 

「…ま、片目が見えないくらいなんだって話です。両目同時に使う仕事じゃないんだし」

 

「カメレオンみたいだな」

 

「…まぁ多分仕事はクビにならないでしょ。多分…多分」

 

「ハハッ潰れちまえ」

 

「酷くね?」

 

人里

 

「んー…なんとか仕事はできるかな」

 

「お、たこ焼き二つくれ」

 

「はいはい。二つ…?二つでいい…あ、妹紅さん」

 

「右目が見えないのによくやるな。後たこ焼きは6つだ」

 

「はいはい」

 

たこ焼き6つが入った船みたいなアレを妹紅さんに渡す。アレって何て言うんだろ。そのまんま船だったりしたら笑うな。HAHAHA…

 

「まあまあ。そんな無理すんなよ」

 

「…無理してませんよ」

 

「そうか?私には無理してるように見えるけど」

 

「してませんよ。そんな無理なんて…してなんか…」

 

「してるじゃないか。ほら、私の胸にドンと来い」

 

「…無理、してんのかな…」ギュッ

 

「私からすればすごい無理してるけどな。さて読者諸君ここからいい恋愛展開になると思ったか馬鹿め!」

 

「ごめん妹紅さん何言ってんの?」

 

「あ、ごめんな。まあ困った時は私に知らせてくれ。お前は人に頼ることを覚えた方がいい」

 

「そうですかな…」

 

翌月 迷いの竹林

 

「お、なんだかんだ1ヶ月ぶりだな」

 

「頼りにきました」

 

「おお、そうか。どんなことを頼りに来たんだ?」

 

「最近、体調管理がズボラになって来て」

 

「そういうのは慧音だろ」

 

「デスヨネー」

 

適当にあしらわれる。が、それもまた良かろうと王様気分で受け流す。そうすると気分がいいのだ。心臓は悪いが気分はいいのだ。悲しいかな、悲しいかな。例え眠くても十分に寝られない時期は悲しいかな

 

「…妹紅さん、今日泊まって行って良い?」

 

「ああ、良いぞ」

 

「ありがとうございます」

 

妹紅宅

 

「…まあ最近になってこっちにで動くから…ほこりが多少あるくらいだ」

 

「布団がない屋根がないよりはマシですはっはっはっ」

 

「お前日々どんな生活してんの?」

 

そう言われて照れもせずに座る。久々の加工された木材の感触を踏みしめながら座るんだ。とは言いたいが足腰が疲れているので尻餅をつくように座ってしまった

 

「あでっ」

 

「どうした?尻餅か?」

 

「…なんだろ」

 

「まぁそれくらい良いけどな。それじゃあ飯作ってくるから、待ってろ」

 

「はーい」

 

数分後

 

「鍋だ」

 

「まさか妹紅さんが鍋を作れるとは…しかも美味いし」

 

「結構失礼じゃないか?」

 

「…♪」

 

「いや、美味そうに食ってくれるのは良いんだが…なんだかなぁ」

 

翌日

 

「zzz…」

 

「起きろ〜」

 

「んあっ」

 

「起きたか。もう昼だけどな」

 

「起こそうと努力したんですか」

 

「何で私が責められるんだ」

 

「…まあ、お世話になりま」

 

「え、今日帰るのか?」

 

「…妹紅さんの迷惑に」

 

「ならないけど」

 

あれ、俺って妹紅さんと特別な関係になってないしなんならあんまり仲も良くなかったような気がするんだけど、俺いつ好感度を上げるイベントクリアしたっけ。僕が何をしたっていうんだ!まともなのは僕だけか!?

 

「なぁ、本当に帰るのか?」

 

「…まぁ帰る家はないですけど」

 

「私の家にずっと居て良いからさ」

 

「いやいや、流石にそんな連続でお世話になるのは」

 

「…やっぱり、駄目か…」

 

「え、あ、はい」

 

「…そうか。また今度な」

 

「はーい」

 

「…ふんっ!」バギッ

 

「あぎゃっ!?」

 

数時間後

 

「…ハッ!!こ、これは!?お、俺の手足が!?」

 

「すまん…私の勝手な行動だけど…私の所有物になってくれ」

 

「え?」

 

「お前を所有物にしたらさ、お前はこの家から出られないだろ?」

 

「ちょっ冗談きついんですけど」

 

「まぁ手足を切ったのは悪かったけど、私が全部世話するからさ」ギュッ

 

「やーめーてー」

 

というか本当にやめてくれ。心臓に悪いというより身体に悪い。出て行く際に急に武力行使されて誰が喜ぶものか。俺じゃなかったら喜ばないどころか涙を流すぞ!まったく…でも、本当に手足がないんだよな。

 

「だからさ。ずっと…これからお前が死ぬまでは一緒にいてくれるだろ?」

 

「何言ってんだお前」

 

「お前が本当に大好きなんだ。な?良いだろ?」

 

「うん、わかった。良いよ。ただ手に火をつけるのは勘弁して欲しいかな」

 

「良かった…」

 

「あちっ!?ちょっ背中の火を止めてって!熱い!やめてって!」

 

「え!?あ、ごめん!」

 

「ふひゅ〜」チーン

 

「ごめんな!」

 

 

 

 

 




妹紅さんが彼を好きになった原因?それはね…迷いの竹林で往復を繰り返して行くうちに雑談するようになって落とし穴にはまったりするのを見ているうちに情けが湧いて来たんだけど人里で頑張ってるところで愛おしさがプラス…な感じだと思うよ。乙女の心情ワカラナイ

男は妹紅さんが好きです。何故?迷いの竹林で落とし穴にハマった時、宙ぶらりんになった時等で助けてくれたからです。お世話強い
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