この小説を見てくださっている皆さんに百万の感謝を
今日も行きます!
―――――――肆
「改めて自己紹介致しますわ。
私はセシリア・オルコット……セシリアとお呼び戴ければ幸いですわ」
授業が終わり、次の休み時間
集まっていた俺達に改めてセシリアは自己紹介していた。
マジで性格が違うな……どーなってるんだろうか?
元の性格を知らない3人も、少しだけ物珍しいモノを見るような視線を向けていた。
「なんて言うか、女の人でそんなに物腰が低いのも珍しいな」
「確かに……此処は女尊男卑の最下中だ、嫌がらせの2、3は受けるだろうと思っていた」
「……ん?フェイトからメールか。また下らな――
――箒?俺の肩をクラッシュさせる気か?」
なんつーか、三者三様でした。
純粋に不思議がる一夏
ただ淡々と言うクロノ
そもそも興味のない聖
まぁ確かに、物腰が低いように見せ掛けて、俺達と知り合いになってパイプ作りがしたいだけと言う可能性もない事も……と言うか、そちらの方が多分に多い訳だが……
「ちょっと貴方たち!」
そこでセシリアが……って、あれ?
「セシリア……腹話術なんて出来たのか?」
セシリアの様な声は聞こえどもセシリアの口は動いておらず
心なしか、俺達の後ろの方から聞こえてくるとかなんてスピーカー機能
「ちょっと!聞いていますの!?
この私、リリシア・オルコットを無視するだなんて良い度胸ですの!!」
……ちょっと待て。
一体全体、なにがどうなってやがる。
リリシア?ははっ……君の名前はセシリアだろう?んなパチモン臭いキャラなんて原作では居なかったぞ?
そう思いながらもゆっくりと後ろを振り向くと――
――そこには、セシリアのパチモンがいた。
「誰だよっ!!?」
「まぁ、なんて言葉遣いなのかしら。やはり男なんて野蛮で無骨で粗野な猿ですわ。貴方たち!私の妹に何かありましたら許しませんわよ!!」
「お姉様……」
「どうかしたのか?悟りを開いた僧侶のような顔をしてるが」
「こっちはコテコテって感じだなぁ」
「腹が減ってきたな……」
お前等少し黙ってろ。
今、重要な分岐点だよね?なんでそんなに無関心なの?馬鹿なの?阿呆なの?実はゲイな――
「……殺すぞ?」
「あ゛ぁああ゛あっ」
聖はサトリのように勘が良いのを忘れていた
「ちょっと!聞いていますの!?
イギリス代表候補生にして入試主席の!
このリリシア・オルコットの偉大なる言葉を!!」
「あのさ、春秋……」
どうした一夏。いきなりそんなシリアスな顔して……ぶっちゃけキモいんだが
「代表候補生ってなんなんだ?」
聞き耳を立てていたクラスの女子数名がずっこけた。
ようやく……ようやく、俺も知ってる出来事が……っ!
いや、知ってなくても分かるだろとか思ったら負け
「説明しようじゃないか我が愚弟一夏よ!代表候補生って言うのは――」
「国家IS操縦者の、その候補生……と言えば分かりますでしょうか?」
セシリアェ……
アイアンクロー食らったり心を読まれたりセリフ取られたり今日は朝から厄日らしい
「本来なら私たちのような選ばれた人間とは、クラスを同じくすることだけでも奇跡……幸運なのよ。その現実をもう少し理解していただける?」
「選ばれた人間……それなら此処にも、ラヴォスとの壮絶なる戦いを勝ち抜いたクロノと言う英雄がいる」
「そのクロノは僕では無い事は確かだな。
僕が関わった大きな事件はPT事件と闇の書事件だけだ」
それ、言っていい内容なのか?
時々クロノは天然で何か大変な事をしでかすから怖いんだが
「まぁ、他人から見ればどちらにせよ厨二乙と言わざるを得ない訳だが」
「それ、聖が言うのかよ
……あ、もう1つ気になった事があるんだけどさ、入試主席ってどうやって決まったんだ?テストとかあったっけ?」
うーん……俺たちは無かったな。女子のは知らないけど
「あ、はい。私たちは筆記と実技でしたわ
お姉様は学年で唯一、教官の方を倒しましたので主席だと」
「私以外が主席などあり得ないですわ!」
それってさ、合ってたとしても頭に実技が付くんじゃないの?
周りの男連中を見てみると、苦笑しているのが1人とエイミィの機嫌を取っているのが1人、妹とイチャイチャしてるのが1人いる
これを聞いて誰が誰だか分かった奴にはこう言おう……
ようこそこちら側へ、とな
「俺は勝てなかったなぁ
春秋はどうだった?
千冬姉がほぼ全力で襲い掛かってくるのは基本として」
「え……?」
「な・い・し・ょ♪
―――ふぐっ!?」
「人によっては、やってはならない事がある……僕は身を以て経験したから君にも教えてやる」
「かちっ…まし…た……」
渾身のレバーブローとかマジか
それに、やってはならない事って……クロノのKYは治んないよ。ブラック・ジャックでも不可能
「お、クロノはどうだった?実技は勝てたのか?」
「あぁ……一夏。
一応……だけどね。
あれは聞いていた訓練機の動きじゃなかった……あの人は間違いなく人外」
遠い目をしだしたクロノ
まぁ、デュランダルの絶対氷結が千冬姉のグーパンでパリンパリン割れていったんだ。なのは達を見てきたクロノでも、トラウマになるのも頷ける
「聖は聞かなくても千冬姉から聞いてるから……
うん、俺以外の3人は勝ってるからリリシア?が唯一って言うのは女子の中でって意味だと思うぞ?」
一夏、未だに腹痛と戦う兄を無視して……しかも少し考えれば聖が入試で勝ったって分かる内容を笑顔で喋るとか……
マジでぱないっす一夏さん
「え?あ、あの……相手が織斑教官って――」
――きーんこーんかーんこーん
「あ、チャイム鳴ったな。
春秋、次の授業ってなんだったっけ?」
「あ~……基礎理論とかじゃなかったか?」
何故だかクラスの女子が騒ついているような気がするが……まぁ、一夏が原因だろうから気にしなくても問題ないだろ
因みにこの騒めきは、千冬姉たちがやってきて千冬姉が出席簿を振るうまで続いたのだったのは、また別の話。
だいたいこのくらいの更新になりそうです。
明日は頑張って更新出来ると思いますので、よろしくお願いいたします!