【完結】ハンターハンター世界で転生者が探偵()をする話   作:虫野律

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嘘つきのワルツ [後編]

 その日、マイルズ・キャロルはカーソン・クックと20年来の親友であったことを心の底から後悔した。

 

「もうやめ、てくれ。知ってるこ、とは全てしゃ、べった」

 

 いつものようにバーガーショップで安い昼食を済ませ、店を後にしたら、突然、意識が途絶えた。どのくらい経ったのか、痛みで目が覚めると見慣れぬ廃墟にいた。

 埃っぽい空気に顔をしかめたのも束の間、椅子に縛りつけられていることに気づき、恐怖が肥大していく。止めに、マイルズを見る、明らかに堅気ではない空気を纏う小男の存在。

 

 すぐに拷問(じごく)が始まった。

 この世に存在するあらゆる痛みを感じたのではないかと考えさせられる程の責め。「もう殺してくれ」と何度言ったか分からない。

 

 この妙な話し方をする小男の目的は、親友のカーソンだった。居場所が知りたいらしい。

 カーソンが危ない橋を渡り、火薬庫のような情報を集めていることは知っていた。それが原因で今は身を隠していることも。

 そして──その場所も。

 

「本当にし、らないん──」

 

 最後まで言わせてもらえなかった。殴られたのだ。

 

「ちっ。手間を掛けさせるのはやめるね」

 

 拷問され、内心カーソンに罵倒を浴びせていたが、それでも裏切るつもりはなかった。今まで共にした時間は嘘じゃない。それは疑いようのない真実。

 しかし──。

 

「持ってきたよ」

 

 ……お、んな?

 

 現れたのは眼鏡の女。こんな所には似つかわしくない、大学でキャンパスライフでもしていそうな見てくれ(・・・・)をしている。

 彼女は担いでいた麻袋を軽い調子で放り投げた。

 

「ぅ……ぃたい」

 

 麻袋から聞こえるはずのない、聞こえてほしくない声がした。してしまった。

 

 そんな……まさか……っ。

 

 冷静に考えたならば十分あり得る事態と理解できたはずだ。しかし、突然の拉致と拷問に精神を乱され、合理的判断を阻害されたマイルズは、この残忍な未来に思い至ることができなかった。

 

 小男が麻袋を乱雑に切り裂く。

 

「ぅぅ……」

 

 麻袋から現れた幼い少女の名はペネロペ・キャロル。今年、エレメンタリースクールに入学したばかりのマイルズの一人娘。

 

 この時、マイルズの選択肢は潰された。

 

「く、ずが!」

 

 無駄と分かっていても言わずにはいられない。

 

 ほどなくしてマイルズは親友(カーソン)を売った。対価は娘の痛みの無い死。救いは──。

 

 

 

 

▼▼▼

 

 

 

 

 ヒソカ・モロウは奇術師(マジシャン)であることにある種の誇りを持っていた。

 それは「観客に喜んでもらえる」という真っ当な理由からではない。自身が仕掛ける妙技(トリック)で“自らを強者と錯覚している弱者”を弄び、絶望させることに最高の絶頂感を覚えるからだ。

 このような惨劇(エンターテイメント)を創出できることを誇りに思っていた。

 

 しかし不満が無いわけではない。

 

 張り合いがないのだ。自身が最強であるため仕方がないとはいえ、なんの抵抗感(・・・)もなければすぐに飽きてしまう。得られる絶頂も当然、少なくなる。

 

 だが、救いはある。

 

 クロロ・ルシルフルの存在だ。

 クロロはヒソカから見ても極上の玩具だった。心、技、体の全てが高水準。念能力者としても申し分ない。

 そして、何よりクロロの発!

 かの発は様々な演出を可能とする極めてエンターテイメント性の強いものだ。さぞ刺激的なショーを演じてくれることだろう。

 そんなクロロが「こんなはずでは……」と絶望に染まる様は、数多の名画に勝る(官能的)芸術に違いない。

 クロロならば最近のマンネリ(・・・・)を打破してくれるはずだ。

 

 ヒソカはそのように考えていた。

 

 だからクロロがエヴァン・ベーカーなる私立探偵について他の団員と話しているのを聞いた時、少しだけ嫉妬した。今はその探偵が欲しいらしい。最悪、能力だけでも、と。

 色恋に狂った女のようになりはしないが、なんとなくいい気はしない。

 

 だが、嫉妬以上にあるのは興味。クロロがそこまで言うのだ。愉快な玩具の素質を期待できる。

 それに、探偵と言えばトリックを暴く存在。

 奇術師が使うトリックとは、厳密には少しだけジャンルが違うが、“人を欺くハリボテ”という点は共通している。

 

 エヴァンとならば一風変わったショーを楽しめるかもしれない。

 

 気がつけば──■■に熱を感じていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヨークシン郊外にある幻影旅団のアジトに呼び出されたヒソカは、カーソン・クックという男を()ってくるよう頼まれた。クロロ曰く、カーソンが集めた薔薇(・・)に関する情報が欲しいらしい。仮にカーソンが死亡する事態になった場合でも「右手人差し指だけは必ず入手しろ」とのことだ。

 

「いいよ、退屈してたから。何処に居るんだい?♣️」

 

「ヨークシン中央部にあるミレニアムホテルだ。部屋番号までは分からない。加えて、ターゲットはマフィアから追われている。かなり警戒しているはずだ」

 

「ふーん。めんどくさそう♦️」

 

 クロロの頼みでも、退屈していたとしても、大して興味の惹かれないイベントに大きな労力を(つい)やしたくはない。

 

「まぁそう言うな」

 

 すぐに引き下がる気はないようだ。

 パソコンのディスプレイを見ながら、ヒソカとクロロの会話を聞いていたシャルナークが振り返る。

 

「そうだよ。他の皆もこの件に関しては色々動いてるんだ。ヒソカも頼まれてよ。最近、クモの仕事してないだろ?」

 

 仕方ないなぁ。

 

 多少面倒ではあるが、何がなんでもやりたくないほどではない。ヒソカが折れる形でこの話は終わりを告げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ターゲットの居る部屋が分からないうえに、警戒までされているとなるとやはり面倒だ。

 最悪、ホテルの人間をしらみ潰しに殺し回る必要があるかもしれない。

 

 やっぱり断ろうか。

 

 そんなことを考えながらアジトの出口へ向かっていると、眼鏡の女が2体の死体を運んでいるところに遭遇した。

 ポロリ、と大きい方の死体から煙草ケースと財布が落ちたので拾ってやる。

 

「やぁ。それはどうしたんだい?♠️」

 

「カーソン・コック(・・・)の知り合い」

 

 はて、ターゲットは料理人だっただろうか。

 若干の引っ掛かりを覚えたヒソカだったが、眼鏡の女──シズクが天然を発動するのはそれほど珍しくはない。

 そんなことよりも、先日染めたばかりの金髪と似たような髪色をした死体を見て、いいことを思いついた。シズクには感謝しないといけない。

 

「ありがと。助かったよ♥️」

 

「? どういたしまして」

 

 中身の無い言葉を残し、立ち去ろうとしたシズクに一つだけ提案をしてみる。

 

「それ、君の能力で片付ければいいんじゃない?♣️」

 

「あ……」

 

 やはり天然のようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 声帯に『伸縮自在の愛(バンジーガム)』を張り付けて変化させた声質をシズクに聞かせ、その中から大きい方の死体の声に一番近いものを教えてもらう。

 さらに、死体の所持していた財布がクモの仕事に必要なことを伝える。すると、抵抗なく譲ってくれた。元々処分するつもりだったのだろう。

 財布を欲した理由は免許証の顔写真だ。 

 

 このようにして、ヒソカはターゲットの知り合い──財布に入っていた免許証によると名はマイルズ・キャロル──へ成り代わる準備を完了。

 

 ヒソカの作戦はマイルズ・キャロルに変装し、ミレニアムホテルを訪れて、ホテルの人間にカーソン・クックへと繋いでもらうというものだ。シャルナークに確認したところ、居場所の情報源は案の定マイルズ・キャロルであったため、マイルズがカーソンを訪ねてもそれほど不自然ではないだろう。

 わざわざ変装したのは、ホテル従業員がマイルズの特徴をカーソンに伝えて確認を取っても問題がないようにするため。

 

 そして作戦は実行に移された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 マイルズ・キャロルへと成り代わったヒソカが、ミレニアムホテルへ向かって歩を進めていると、道に迷っているらしき男女二人組が視界に入ってきた。何やら女が男に話しかけている。 

 

──ねぇ、エヴァン。ミレニアムホテルって名前どっかになかった?

 

 エヴァン……?

 

 偶然だろうか。いや、違う。

 

 線の細い身体に灰色のミディアムヘア。ベージュのインバネスコート。

 

 よく見るとクロロが言うエヴァン・ベーカーの特徴と一致している。念能力者でもある。間違いない。彼がエヴァン・ベーカーだ。

 

 ヒソカは内心、ひっそりと口角を上げる。

 

 どうやら彼らもミレニアムホテルを目指しているようだし、都合がいい。

 

 少し観察してみよう。遊びがいがある玩具なら……。

 

 さりげなく玩具候補(エヴァン)に近づき──。

 

「……失礼。もしかしてミレニアムホテルをお探しですかな?」

 

──演技(トリック)開始♥️

 

 

 

 

 

 

 

 

 月明かりが廊下に射し込む。静謐(せいひつ)だが、どこか寂寥を孕んだ絵画を思わせるステージ。

 相対するエヴァンから殺気は感じない……が、何か企みのありそうな趣。何かを隠しながらイタズラを仕掛けるのはヒソカも頻繁にやる。だから、今のエヴァンがそうであることはなんとなく分かる。

 しかしその内容までは分からない。されど不満はない。それくらいでないとツマラナイからだ。

 

 いいね。せっかくのタイマン。楽しませてほしいな。

 

 タイマンの誘いが何らかの罠であろうことは察せられたが、別に構わなかった。自分ならば対処できると思っていたし、今もその考えは変わらない。

 自分は最強である。そう確信している。

 

「僕の能力が分かったみたいだけど、対処できるかい?♣️」

 

「さぁ? どうだろうな」

 

 惚けた返答にも気分を害されはしない。愉快な玩具が目の前にあるのだ。むしろ気分は良い方と言ってもいいだろう。

 

 僕の念能力をここまで推理されたのは初めてだ。

 

 特に『薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)』を知る者は少ない。エヴァンよりも詳しい人間は、ヒソカだけだろう。

 

 けど、だからといって能力の厄介さは損なわれないよ。

 

 予想よりも高い推理力。変装を見破ったことといい、面白い。騙し合いができる相手は貴重だ。とてもいい。

 やはり気分が良い。最高だ。

 だが──戦わなければ満たされない!

 

「何もしないなら、こちらから行くよ♠️」

 

 トランプを取り出し、周を施して投擲。この(かん)、およそ0.5秒。熟練の速攻だが、これでも全力ではない。ヒソカからすれば戯れにすぎない。

 

「うわっ」

 

「!」

 

 エヴァンが回避。 

 そう、回避したのだ。隠により極めて見えにくくして飛ばした『伸縮自在の愛(バンジーガム)』を。

 

「……へぇ♥️」

 

 エヴァンが眼球にオーラを集めている様子はない。

 

 偽装を見破る発……? いや、クロロの話では身体能力を飛躍的に上昇させるものだったはず。

 

「危ないなぁ。ところで大人しく捕まる気は……あるわけないよね?」

 

「? そりゃあそうだよ。変なこと訊くね♣️」

 

「あ、うん。ごめん。じゃあ、やろうか」

 

 エヴァンがレッグホルスターから大型自動拳銃──デザートイーグルを取り出す。

 

 そう言えば射撃も得意なんだっけ。

 

 エヴァンの練が一層激しさを増し──。

 

 

 

 

▼▼▼

 

 

 

 

 窓ガラスを砕き、白銀の銃弾がヒソカに殺到する。

 俺の愛銃(デザートイーグル)がお仕事をしたのではない。ミザイに紹介してもらった協力者──ブラックリストハンターのリッポーが外から狙撃したんだ。したんだけど……。

 

「……おいおい、嘘だろ」

 

 急所は全て回避しやがった。信じられない。完全な意識外からの、完成された不意討ちだったはずなのに……。

 

 ヒソカに「タイマン」であることを印象付けるために「タイマン」の文言を会話に入れつつ、暗示系の能力──『信じる者は救われない(ラッフィングライアー)』を発動していたんだ。やや強引だったかもしれないが、疑われてはいなかったと思う。手応えもあった。

 念能力まで使い、不意討ちの可能性を意識から外していたのに対応されてしまった。多少被弾したようだが、行動不能には至っていない。まずい事態だ。

 

 ……甘かった。

 

 肩から血を流しながらもヒソカが笑う。

 

「びっくりしたなぁもう♦️」

 

「……こっちもびっくりだよ」

 

「最初からこれが狙いだったんだね。気づかなかった。いや、そうさせられていたのかな……?♥️」

 

「……」

 

 沈黙するしかない俺を見て、ヒソカが納得顔になる。

 

「ふーん、なるほど。どうやら君も僕と同類みたいだね♠️」

 

 ヒソカがおぞましいオーラを噴出させる。不気味な堅だ。

 

 仕方ない。やるだけやってやる。

 

 俺にだって譲れないものはある。トリックを仕掛けてきた相手からは逃げたくない。どんな手を使ってでもトリックを解明し、勝ちたい。謎を解きたい(勝ちたい)んだ!

 

──練!

 

 さらに『嘘は真実(リバース)・身体能力』を発動しようとしたその時。

 

──prrrrr……prrrrr……。

 

 突然の呼び出し音。

 

「「……」」

 

 なんだろう、この空気。

 

 音の源はヒソカの携帯だろう。

 

「……誰だい、まったく……ん?♣️」

 

 携帯を見たヒソカが妙な反応を見せる。なんだってんだよ。

 ピッと場違いに明るい音。ヒソカが通話を開始する。

 

「君が掛けてくるなんて珍しいね。クロロ♥️」

 

 クロロ……?

 

「……薔薇が? ……そう、じゃあもういいんだね。……分かったよ。……♦️」

 

 薔薇? 駄目だ。情報が足りなすぎて何が何やら。

 

 しかし俺のことなどお構い無しに状況は動く。

 

「なんだか萎えちゃった。今日はもう帰るよ。またね♣️」

 

 自分の言いたいことだけ言ったら窓から外に消えてしまった。

 狙撃手がいると分かっていても、全く障害にならないんだろうな。恐ろしいことに。

 まぁ、狙撃手(リッポー)には狙撃後、すぐに撤退するようにお願いしてあるから、もういないだろうけど。ヒソカであるにしろ、そうでないにしろ、強力な念能力者である可能性が高かったし、俺の都合で呼び出しといて死なせたくはないからね。

 

 ヒソカが去り、気が抜けたからか、急に疲れを感じてきた。

 

「ふー。……しんど」

 

 ふと、肌に冷たい風が当たる。

 

「……寒」

 

 初冬の夜風が月光と踊っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 タイマン(偽)から数日後、ハンター協会本部の一室に俺はいた。年季の入ったテーブル、その相方たる簡素なパイプ椅子に座り、先日の協力者──リッポーと向かい合う。

 

「この前はありがとうございました」

 

 先ずは感謝を述べる。

 

「失敗した手前、その言葉は受け取れないよ」

 

「しかし行動していただいたのは事実です」

 

「……どういたしまして」

 

 渋々といった体でそう言ったリッポーに追い討ちを掛けるべく、今回の対価を懐から取り出し、テーブルに置く。

 

「ボイスレコーダー?」

 

 リッポーが不思議そうな顔をする。気持ちは分かる。

 

「まずは聴いてください」

 

 再生を開始。

 そして短い再生時間が終わるとリッポーが苦笑する。

 

「これはヒソカ・モロウも堪らないだろうね」

 

「元々単なる保険でしたが、役に立ってよかったです」

 

 ボイスレコーダーには、俺がヒソカの能力を推理した時の会話が録音されている。つまりヒソカの能力が分かる資料に他ならない。勿論、これが絶対の真実と断じるには至らないが、ある程度の信用は置けるだろう。

 

 さて、ヒソカは刑法的には連続殺人犯だ。通常ならハンター協会の刑事事件担当部署が対処するんだけど、ヒソカはこれを普通にはね()けてしまう。担当部署からは死人が大量に出る。ハンター協会にとっては損失でしかない。

 こんな時はどうするかというと、懸賞金を掛けてブラックリスト入りさせる。すると、プロアマ問わずブラックリストハンターが対処するようになる。この方法ならば基本的に懸賞金の額に見合った実力者しかヒソカに戦いを挑まないから、死人を悪戯に増やさないで済む。

 実際、ヒソカもそのブラックリストに載っている。けど、やはり誰もハントできずにいた。強すぎるんだ。

 

 そこで本日の目玉商品。ヒソカの発、解明セットのご紹介です。

 この商品は今まで明るみに出なかったヒソカの2つ目の発──『薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)』も対象に含んでおります。内容については、なんと本人の言質(品質保証)付き!

 本日は日頃のご愛顧に感謝し、特別価格でのご紹介です。

 

 ……なんちゃって。

 

「先日の対価として差し上げますよ。プロのブラックリストハンターのほうが有効活用できるはずです」

 

「いいのかい? 情報ハンターに売ったらそれなりの金になるよ?」

 

「いいのです。これはお金目的の行動ではありませんから」

 

 リッポーがしげしげと俺を見てから、口を開く。

 

「……やはり君もプロハンターになるべきだ。どうだい、私と組んでみないかい?」

 

「お気持ちだけ、ありがたく受け取っておきます」

 

「そうかい。話には聞いていたから期待はしていなかったけどね」

 

「申し訳ありません」

 

「……ボイスレコーダーは活用させてもらうよ。正直、助かる」

 

「はい。期待させていただきます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 ハンター協会本部ビルを後にし、コンクリートジャングルを歩く。

 

 俺の目的はヒソカに追撃を加えること。

 

 犯人に逃げられることは、探偵としては完全敗北だ。タダでは引き下がりたくない。というわけで情報面から一撃をくれてやった。要するに性格の悪い嫌がらせである。

 

 さぁ、帰ろ帰ろ。

 今回はホント疲れた。もう2度とやりたくない……嘘だけど。

 

「……ふふ」

 




小説書くの難しいなぁ。

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