Re:ゼロから苦しむ異世界生活   作:リゼロ良し

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たーいへんたーいへん(/・ω・)/(/・ω・)/

ひとがいないよ~~♪
あしがぼうのようだよ~~ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪



……ガンバリマス<m(__)m>


聖域へ

「ゲーム……、ふぅ。随分とまぁ、意地の悪い事を考えるもんさね。はぁ」

 

 

現世から果てしなく長い隔りがある夢の城。

その庭とも言える小高い丘に、この城をして更に不思議空間と呼べる代物が存在していた。

一見、それはただの窓に見える。……が、浮いている窓をただの(・・・)とは呼べないだろうが。

 

 

「意地悪い? へぇ、セクメトはそう思うんだ。……なんで??」

「そりゃ、そーでしょ?? あの娘に課したのって、相当大変なんじゃないの。あのセクメトが言う位には!」

 

 

ミネルヴァは、目に涙をためて、流しながら窓の外を眺めている。

そこに居る少女―――桃色の髪を持つ少女を想い、憂い、そして涙となって流れているのだろう。

 

 

「ほんと、憤怒って言葉似合わないよミネルヴァは。泣いてあげるなんて とても優しくないと出来ないよね~~っ!」

「わぷっ、ちがっ、な、泣いてなんかないわよっ! あたしが望むのは苦しみ悲しみ泣き喚き!! 痛がる声を撲滅する事なんだからっっ!! 今のままじゃ、絶対あの娘(・・・)大変な目に遭うじゃない! 苦しんだり、悲しんだりするじゃない!! もしも駄目だった時、どうなっちゃうか……。だからこそ、この拳の癒し、今すぐにでも、ぶつけてあげたいのにっ、あたしの怒りが、憤怒が、行き場をなくして嘆いているのよっ! そもそも意地悪なゼロが悪いんじゃないのっ! 悪い悪い! 極悪よっ!!」

 

 

ミネルヴァの力説!

だが、やっぱり撫でられるのは嬉しいし心地良いし。あの力説、憤怒の言葉とは裏腹に非常に嬉しそう。

 

でも、あの娘に対する想いは曲げない。

胸元でぎゅっと、拳を握りしめて、そしてそのたわわな豊満な胸を揺らせながら力説することを止めないミネルヴァだった。

 

夢の城の中に居なければ、窓の外に飛び出していけるのなら、今にも向かってしまいそうな勢いがある。

 

 

「ん―――? ルヴァ、ゼロはアクニンちがうぞー? でも、もっかいためしてみるかっ」

 

 

ミネルヴァの頭を撫でる為に、今は右手を使っている。

開いた方の左手をそっと両手で包み込む様に、触れるのはテュフォン。

 

目を輝かせて、ゼロを見上げて。

 

 

「なー、ゼロ いーか?」

「うん? ああ。成程。いいよ。まーったく問題なし」

「んんーー、やったーー! ―――――ツミハ タダ イタミニヨッテノミ アガナワレル」

 

 

テュフォンはニコニコと、ゼロの手を取りぶんぶん振って感触を確かめて―――やがて満足する。

ゼロの身体には一切反応はない。

傲慢の権能を用いても、ゼロは笑っているだけだ。

見てるだけで心地良く感じるその笑顔。

2度目の結果、解り切った結果ではあるが、大満足のテュフォンは手に集中していたのを外し、花開く様な笑顔をゼロに向けた。

 

 

「ほらなー、ゼロアクニン違うよなー」

「ふっふっふ~。我は……俺は、型に嵌める方が難しい、ヒトの物差しで測るなど無理なのだよ~~ってトコなんだけど、テュフォンにはちょ~~っと難しかったかな?」

 

 

ミネルヴァに続いて、テュフォンの頭も撫でる。

気持ちよさそうに目を細めて、軈てゼロに抱っこを強請った。

 

 

「んー。んーー。テュフォンも一緒にみるっ!」

「はいはい」

 

 

ひょい、と抱きかかえて窓の外を見る。

別に抱っこされなくても位置調整は出来るのに……。

 

 

「ぐぅぅ……。やっぱり、テュフォンばかりずるいっ! 今のゼロ君の場所は、ボクの傍だった筈だよっっ!」

「へっへー。ドナたくさんゼロと遊んだだろー? 今テュフォンのばんなー? テュフォンのパパなー」

「そこまで遊んでないよっ! 遊べてないよっ! さぁ、ここからだ、もっともっと話そう! ってなった時、あれよあれよと君たちが出てきたんじゃないか。……ここ、ボクの城なのに」

 

 

両手をぶんぶん、と振って抗議の声。

最初から、ず~~~っと抗議をしっぱなしだったのはエキドナ。

彼女にとっては、最早初めてだと言って良い。知識以外にもここまで欲するのだから。叡智を求めるがあまり、死後の世界にすら未練を残す程の知識欲。

もう、ここまで骨抜きにされてしまうとは、一体どうしたものか……。

 

でも、これは最早抗えない欲なのだ。

何よりも優先される頂点に位置する者なのだ。

 

 

「だから、ほら。エキドナも傍に来てって。色々と文句言う割に、自分から離れて行っちゃうんだから。欲がないって思ってしまうかもよ? 強欲なのに??」

「!! ……そ、それは確かに……、強欲の魔女として、あるまじき行動、だった……」

 

 

図星をつかれ、エキドナは そそそそ、とゆっくりゆっくりゼロの傍に来て、その身体に密着させた。

触れる温もりを通して、これだけでも様々な事を得られる何にも代えがたい感覚。

 

何よりも恐ろしく思えるのだが、それでいてこの蕩ける様な感覚はやみつきになる。

 

 

「あぁ、甘美だよ………。ゼロ君……」

「それで、エキドナも意地が悪い、って思う? セクメトが言ってたみたいに?」

 

 

絶頂を迎えようとしているエキドナは置いとき、ゼロは はて、と首をかしげていた。

 

ここは、取り繕った言葉ではなく、忌憚のない意見を述べるべきだろう、それこそが喜ばれる、とエキドナは即判断。

 

 

「仮に、ゼロ君のゲームを 試練(・・)と称するのなら……、ボクが課しているこの聖域の3つの試練を突破する事よりも厳しいモノになる、と判断するかもしれない」

「そっか。うーん……、でも あの娘にとってはどうだろ?」

 

 

エキドナの答えを聞き、改めて窓の外に佇む少女を見る。

 

 

「わ、私、は……」

 

 

その問いに対して答えるのはエキドナではなく、カーミラ。

 

 

「あの、子は、愛が、愛があるから、愛を、強く、求めてるから、頑張れるって、思う……よ? あの子にとって、希望が、そこに……ある、から。だから、希望、をくれたゼロ君、の事……も、愛してるんだ、って思う……よ」

「へぇ……、カーミラはそういう意見、か。色々と多種多様で興味深い。結末が今からでも楽しみだっ」

 

 

愉悦に頬を綻ばせるゼロの顔を見て、皆等しく笑顔になれる。

笑みに加えて、頬が紅潮していくのを感じる。

 

 

「でもぉ、ゼロゼロはぁ~、あの娘がぁ、失敗しちゃってもちゃぁんと、チャンス、与えちゃうんですよね~~? だぁって、ゼロゼロってば~ と~~っても優しいんですからぁ。ダフネにいつまでもぺロペロを許してくれてるぐらいにはぁ。生的な意味でも優しいですねぇ~」

「んっんーー。チャンスかぁ。終わっちゃうのはつまらないし、でもやり過ぎると、ヒトは途端に面白みが無くなってくるんだよ。……楽しめる範囲内でも限度を見極める、かな? あ、後………」

 

 

ゼロは、自身の身体を見る。

今もずっと膝にかぶりついてるダフネの頭を撫でつつ―――その身体の更に奥に焦点を当てた。

 

この身体にはもう1つ魂(・・・・・)が混ざっている。

 

 

「時間かかったり、色々とあったりしたら、俺の相方(・・・・)の方が先に起きそうな気もするかな?」

「おおーー、あの時の(・・・・)ピカピカなぁー!」

「違うよ、テュフォン。今はツカサと名乗ってる。初めてあったあの時の彼とは似て非なる者なのさ」

「ほい、エキドナ正解」

「!」

 

 

正解、と聞きエキドナは小さくガッツポーズをした。

間違いなく存在するこの身に住まう魂。

あの時回収してそのままだから、まだ原型は留めてないと言えるのだが……。

 

 

 

「ふむ。今代の【強欲】の魔女因子を受け継ぐ男と一戦交え……その身と引き換えに 打ち負かし、そして力尽きた、と聞いたが、ゼロ君の中に彼は居るのか。――――実に興味深い」

「あー、その事だけど。もう終わっちゃうのは残念過ぎるし、面白くないから引っ張り戻してきたんだけど、その時に何だかあの男の方もくっついてきた(・・・・・・・)っぽくてさ? 実は打ち負かせてないんだよね」

「………え?」

 

 

 

乙女な顔つきをしていたエキドナだったが、また気になる事、好奇心を擽られることを聞いて、知識欲の権化、強欲の彼女の姿が顔を出した。

数多の物語、世界の物語をゼロから聞いた。その中にも儚く短いその悲恋の話も当然聞いている。

結末は確かに悲しいものだ。自らの命と引き換えに、少女そして信頼し、大切だと言える仲間たちの命を救った。

そして、その少女はこの世の終わりが来たかの様に、涙を流し続けた……。軈て生への未練を完全に立ち、死の国へと旅立とうとした時に、ゼロと出会い、再び歩き出した。

 

言うならば、新たな章の始まり。

 

実に、興味深いの一言だ。

 

 

これが、今の今まで聞いていた物語。

でも新たな展開を聞かされて驚き、目を見開く。

 

今代の強欲 レグルスはまだ健在である、と言う事。

なんでも、ツカサを引っ張り戻した時に一緒にくっついてきた、と簡単に話している。

意図的に助けたりしない限り、あの状況では終わり以外の道は無かっただろう。

この星の外へと追放したのだから当然だ。

 

―――が、どうやらあのレグルスと言う男の糸はまだ繋がっている様子。

 

 

「(……ゼロ君、ほんとに気付いてなかった、って感じだ。……そんなのってあるのかな? 有象無象、興味の対象外? でも、なぁ……楽しむ事を第一って言ってるのに、らしくないって言うか)」

 

 

まるで、気にも止まらない虫けらだから気付けなかった、とでも言うのだろうか?

と、エキドナは色々考えを巡らせてみるが、答えは自分の中では出ない。

 

 

「はぁ。……ふぅ。まぁそれにしても凄いものさね。あの娘も、とんだ大物に想いを寄せたものだね。……はぁ」

 

 

セクメトも軽く何度もため息を吐きつつ、窓の外の少女を見る。

茨の道どころの話ではない。険しすぎる道、地獄旅、それを迷う事なく進もうとしている少女の姿がそこにあり、怠惰を冠するセクメトをして、驚嘆に値すると言える様だ。

 

 

「これだから、ヒトが一番面白い。次の瞬間には想定を想像を超えてくる。―――それがヒトだから。数多の世界を眺めてきて、これだけは揺るがない真実だと言える」

「それは。きっと愛してるから、だと思う。愛があるから。……あの娘は、彼を愛しているから。大切な存在だから、諦めたくないし、認めたくない。……だからこそ、きっと皆の想像を超えてくるって、そう思う」

「おお、カーミラもそこまで断言してくれるか。―――楽しみだ」

 

 

笑顔のまま、窓を眺め続ける。

それに続く様に、周りの乙女たちも視線を向ける。

 

 

彼女は、彼女達が今目指している場所から始まる。

大きな大きな試練。

 

そして、その試練とは 彼女だけに留まらない。

 

 

「ふむ。あちらの娘にとっても、そうだな。きっと茨の道だと言えよう。そして、あの娘は超える事は出来ないと、ここで断言しておこうか」

「………エキドナ、今本当に嫌な目つきしてるわ。鏡で自分の顔を確認しないと、ゼロに引かれるわよ」

「ご忠告感謝するよミネルヴァ。でも、ゼロ君はボクの感情に左右されたりはしないと断言してくれたヒト(・・)だ。だから、一切心配していないし、彼女に対する悪意もそのままボクの中で持ち続ける事にしているよ」

「……それ、ゼロが頼んだとしても?」

「………仮定の話は無駄じゃないかい?」

 

 

ミネルヴァは、ゼロの方を向いた。

折角ここまで楽しい楽しいひと時、生きていた頃は考えられない団欒を味わっているのだ。エキドナが自分の意思で変えられないのなら、ゼロの事なら言う事を聞くと言うのなら、それが一番良い―――と、どうにかして欲しいと視線を向けるが。

 

 

「簡単な事ならまだしも、個々の意識にまで過干渉するのは嫌だなぁ~と言う訳で駄目。あまりに干渉し過ぎても良くない、って事くらい俺にも解るし? 俺の意思で縛るのって面白く無さそうだし」

「けちっ! けーーちっ! けちんぼっ!!」

「ふっふっふ~~。あ、それと―――――」

 

 

ゼロは、窓を眺めながら……、とんでもない爆弾を落としてきた。

 

 

 

「あの子達が来たら、また戻る(・・)。だから、皆の意識からも俺は消えるつもり」

 

 

 

一瞬、静まり返った後―――つまり、嵐の前の静けさ。

無音の世界が訪れ、即座に大音量、大絶叫がこの城に響くのだった。

 

 

 

だって、窓の外のあの子達が向かっているのは聖域。

つまり、この城だから。

 

甘い甘いひと時が、楽しい楽しいひと時が、突然終わろうとしたのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

窓の外に目を向けてみると―――そこから見える景色は変化していた。

それは目的地が近いことを意味している。

深緑の森深くに、特殊な決壊で守られているとされる場所……【聖域】に。

 

 

 

 

「…………」

「姉様? どうか、なされましたか?」

「いいえ。なんでもないわレム。……何か、バルスを殴りたくなっただけよ」

「ひでぇ!?? いきなり暴言と暴力が飛んでくんのかよ!?」

「ふふふ、ほんと皆すごーく仲良しね」

「いやいや、エミリア様! 何だかスゴク物騒な事言ってる人がいますよ!? 今まさにナツキさんがヤられちゃいそうですよ!?」

 

 

エミリア一行は、聖域を目指して移動中、もう少し。

同行者は、御者であるオットーに移動を任せ、エミリア・ラム・レム・スバルの5人。

ラムは何やら電波? でも受け取ったのか妙にイライラと腹立たしい気分になっていた。

不快感はあるが、以前までの絶望感と比べたらなんてことない、と鼻息を荒くさせながら、スバルに八つ当たり。オットーには引かれ、周りは仄かに笑みが生まれている。

 

 

 

 

 

因みに何故、この場にレムがいるのか。

 

それは少々厄介事に巻き込まれたからだ。

聖域へと赴く理由も、そこにある。

 

 

 

 

 

ここで少し―――時間を遡ろう。

 

 

 

 

 

村人を無事魔女教の魔の手から逃がす事が出来た。

被害もなく良かった。もしもツカサの事を聞かれたら、虚構を交えて真実は隠して説明をしよう、などと対策を練っていたのだが……、帰還した村の様子があからさまに変だった。

 

見慣れたアーラム村の筈なのに、そこには人の気配が全くない。無人の村になってしまっている。

つまり聖域へと向かった皆は、戻ってきていないと言う事。

王都から村に戻ってきた村人たちは皆不安を隠す事が出来ない。

 

ラムの話では、聖域までにかかる所要時間は凡そ7,8時間。王都側は3日。

それにも関わらず、王都組よりも遅いと言う事は……、何かあったと判断できるだろう。凡そ、穏当なモノではない事態が。

 

少々慌てた一行(主にスバルとエミリア)だったが。

 

 

『レムが屋敷にいます』

 

 

ラムの一言で半ば無理矢理に頭の中を落ち着かせた。

ラムの共感覚でレムの存在を感知。

レムは、村人と一緒に聖域へと向かった筈なのだ。それなのに、レムだけ帰ってきていると言う事はいよいよ只事ではないのが解る。

 

兎に角、今はレムと合流し、事の説明を聞こう。

 

 

「レムが屋敷に居るなら、いったんそっちだな。……オットー、お前も泊まる当てとかないだろ? だから一緒にこい」

「え? ……うえええぇ!?? 辺境伯の御屋敷に!? りゅ、竜車で寝泊まりする方が気楽なんですが!?」

「うるせぇ! 大人しく巻き込まれてろ! オットーの目的と外れてもねーだろ! ってなわけで、皆! 悪い。しっかり把握してくるから少しだけ待っててくれ!」

 

 

オットーの泣き言は却下。強引にねじ伏せて、スバルは村の人々に声をかける。

家族と離れ離れになってしまってる人達もいる。だからこそ不安が尽きない。その不安をひょっとしたら、取り除く事が出来るかもしれないのが、屋敷のレムだ。

ラムが共感覚で感じた以上、レムの方からこちらに来る可能性も十分あるが、あまり公衆の面前で話せる内容なのかどうかも解らない今、自分達が屋敷へと向かうのがベストだろう。

 

 

 

 

 

 

―――と言う訳で、懐かしきロズワール邸へと向かった。

 

 

 

 

 

 

「ううう、遠目で見るより実物ははるかに大きいですね……、ますます場違いな予感が」

「ここへきてビビるってなんなの? つーか、オットーも十分巻き込まれ体質だし、巻き込まれてるし、潜ってきた修羅場ってもんを考えたら十分過ぎる程耐性ついてるだろうに」

「そ、そりゃそーなんですけど、全然種類が違うんですから仕方ないでしょう!? ……あぁ、せめてツカサさんが一緒なら安心して落ち着けるんですが」

「へーへー、悪かったでござんすね! 不安しかない俺で! んでも、それこそ命知らずだな。ラムの前で、ツカサ落とす! みたいな事言うなんて。ご愁傷様です」

「なんでそんな変な話になるんですか!? だから僕は男色家じゃないですからねっ!? 最悪な風評被害齎そうとするの止めてください!」

 

 

遊んでる2人目掛けて、ラムはいつの間にか持ち出したトレーでそれぞれの頭を殴る。

 

 

がっ がんっ♪

 

 

 

と妙にリズミカルに。

 

 

「いつまで馬鹿な事言い合って遊んでるのよ。張っ倒すわよ」

「それ、張った倒す前に言うセルフ!! もう、ぶっ叩かれてるよ! 地に倒されてるよ!!」

「ラムさん、ヒドイっっ!!」

 

 

頭を抑えてこのまま抗議!! といきたい所だが、屋敷の扉が先に開いた。

 

開くと同時に、【スバル君!!】と聞き覚えのある、スバルにとって会いたかった人物の1人である青髪の少女が飛びついてきたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 


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