Re:ゼロから苦しむ異世界生活   作:リゼロ良し

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よーやく次で終わりデス!( ´艸`)

この話じゃねーのかよ!! って思わしちゃったら、ゴメンサイ………m(__)m
白鯨戦⑪がラストでありまする(*´▽`*)
この話は作戦会議?みたいな感じですな!

文字数結構使ったので切りました(*゚∀゚人゚∀゚*)♪



白鯨……長かったぁぁぁ……(゜-゜)


白鯨戦⑩

 

絶望と希望。

それは、何の因果か、運命の悪戯か。

交互に運んでくる。極めて悪質だと思えてしまう程の間隔で。

 

 

最初の希望は情報通りに神出鬼没な霧の魔獣、白鯨相手に奇襲をかける事に成功した事。

 

持てる戦力の全てを懸けて、全力で攻撃し、奇襲で地に落とす事こそ出来なかったが、相応のダメージは見込めた。

少なくとも、あの厄災に終止符を打てる―――という希望が現実のものになる、と感じた者は少なくないだろう。

 

 

そして、次に絶望が襲い掛かる。

 

まさかの白鯨の群れの襲来。あの巨体が3体に増え、更には英雄の喪失。白鯨に喰われた場面は、紛れもない絶望の二文字だった。何より、自分達を守ろうとした上での事だ。

彼を知っている者からすれば、彼には過去の記憶が一切ないのだから、白鯨との因縁がある訳がない。それにも関わらず、命を懸けて守ってくれて―――喰われた。

全身の力が抜けてしまった。羽根の様に軽かった武器が、防具が、身体が、そして意志が 鉛の様に重くなってしまった。

 

 

そんな絶望の果てと言って良い状況でも、クルシュが奮い立たせようと奮闘し、総崩れにはならず。

 

希望がやってくる。

 

光明が見える―――とはよく言ったモノだが、そんな言葉では言い表す事が出来ない程の神々しい光と共に英雄が帰還を果たしたのだ。

 

3体の白鯨の内の1体に瀕死の重傷を与えた上で。

続いて、剣鬼と青き鬼の娘が追撃を与え、白鯨は永遠に沈黙する。

 

 

場が湧きに湧いた。

全身に鳥肌が立ち、気付けば声を上げていた。

まるで神話の一節。その場面に立ち会えたかの様な感覚だったから。

 

 

希望―絶望―希望……とくれば、次は?

 

 

考えたくはない、これで終わりにしたい。そう思う者が殆ど。

だが、生憎世界を蹂躙してきた厄災の化身はそう甘いものでは無かった。

 

 

 

 

 

 

 

上空高くで戦況を見ていた白鯨が動きを見せた。

リーファウス街道の全てを呑みこまんとする程の霧を、一極集中させるかの様に、討たれた白鯨の1体に打ち放ったのだ。

消滅型なのか、拡散型なのか、それは霧が晴れるまで分からない。

 

 

だが―――その霧はどちらでも無かった。

 

 

 

 

 

「ブオオオオオオ…………」

 

 

 

 

「うそ……だろ―――――?」

 

 

霧が晴れた先に現れたのは、白鯨。

討ち取った筈の白鯨が、動きを見せた。

全身が傷だらけ、あの稲光、白光を浴びて、半死半生だった所に2人の追撃。終わった筈の白鯨が息を吹き返したのだ。

 

希望と絶望を、交互に運んでくる戦場。

その絶望が、加速する―――。

 

 

 

 

 

「呑みこまれるなぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

 

 

そんな時だ。

誰よりも弱い、と称され、誰よりも諦めず信じて吼え続けていた男が、再び吼えた。

 

そして、その声に……再び希望が訪れる。

 

 

 

 

「野郎は不死身なんかじゃねぇぇぇぇ!! カラクリ(・・・・)見破ってやった(・・・・・・・)!! だから、誰一人諦めないでくれぇぇぇぇッ!!」

 

 

 

 

見破った、と言ったのだ。

白鯨の秘密を。

スバルは、皆の一度立ち上がった心が再度踏み潰されていくように感じた故に、大声で怒鳴ったのである。再び折られる時の気持ちを他の誰よりも知っていて、立ち上がるのに要する時間も知っているから。

 

 

今の光景を見ても尚、諦める姿勢を一切見せないスバルの姿に、息を呑む。

クルシュでさえ、この光景を目の当たりにし、初動が遅れたと言うのに、スバルは一切怯む事が無い。

 

 

人々に希望を与える事が出来る者。それこそを人は英雄と呼ぶ。

 

例え力がなくとも、誰よりも弱かったとしても、スバルの声は 再び更に深い絶望という名の霧に呑まれてしまった心を、その心に浸蝕してきた霧を晴らしてくれた。

 

 

 

スバルの言葉に対し、即座に動きを見せる者たちが居る。

 

ヴィルヘルムが、レムが、そして ラムとツカサ、クルシュが。

 

 

 

戦局を担う重要戦力が一同にスバルの元へと向かった。

スバルの魔女の残り香の効果はまだ出ているのか定かではない。

もしかしたらまだ機能していて、集まった途端に標的にされるかもしれない。だが、それでも関係ない。

 

打開策があるのならば、見破ったと言うのであれば、リスクを犯しても聞くだけの価値は十分にあるからだ。

 

 

 

スバルの所に到着し、開口一番。焦らしたりせずに、そのカラクリ(・・・・)を説明。

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――分裂している、だと?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クルシュはスバルの言葉に眉を顰める。

白鯨が複数突如現れた事に対して、何かあるとは睨んでいたが、分裂と言う発想は無かった様だ。

スバルは、クルシュの問いに対して大きく頷く。

 

 

「ああ。間違いねぇと思う。根拠は戦闘力とあの野郎の傷だ。リカードのヤツが軽いって言ってた。それとあの傷。兄弟の風で刻んだ位置。……んで、それじゃまだ足りねぇってんなら、一番目立つのはヴィルヘルムさんが抉り取った左目、それと切り落とした背ビレだ。ご丁寧に鏡映しか? ってくれぇソックリじゃねーか。……んで、極めつけは今のだ」

 

 

戦闘力は単純に、単体だった時と分裂した今では強度が違う。

リカードが言っていた、彼が五体満足な状態でいられた事が何よりの証拠となっている。

 

次に、スバルはあの再生? した白鯨を指さした。

丁度宙を泳ぎ出し、獲物を物色しているかの様に不気味さを演出している。明らかに動きは最初より鈍くなっているのが幸いだ。

 

 

「兄弟がぶっ放した、神なる一撃! 天よりの裁き! 神の裁き(トール・ハンマー)!!! が炸裂! んで、それ食らって見事にボロボロになってた所に再生したは良いが、これまたご丁寧に、抉り取った眼やら背ビレやらまでも反映させてやがる。傷まで反映させる意味が解らねぇよ」

「とーるはんまー? アレは《カタストロフィ》。次を期待してたら厳しいって言わないといけないよ。何せ溜めが凄く長い。後、白鯨の内に入ったから最大級の効果が出ただけだ。連発は難しいし、多分、次はアイツは嫌がると思うから当てるのも難しい」

「技名に関しちゃ、オレのリビドーをそのまま言っただけだから、今はあんま突っ込んで欲しく無かったな! 中二魂揺さぶられたんだよ(カタストロフィ……、そっちの方がかっけぇな! オイ!)」

 

 

それぞれが、互いに自然であろうとするスバルとツカサ。

この場において、絶望と言う二文字が全くもって似合わない者は、この2人以上に居ないだろう。

 

いや、居るとするなら、長年白鯨を追いかけ続けてきたヴィルヘルム。

そして何より2人を信頼し、親愛し、愛情を持っている2人の鬼たちか。

 

 

「レムは無我夢中で解りませんでしたが、確かに傷の位置を見れば………」

「はっ。バルスもたまには役に立つ様ね。褒めてあげなくもない事もないわ」

「それって、褒めねーって事だよねぇ!? 姉様!?」

 

 

ラムの暴言に憤慨するスバルだったが、直ぐにクルルが頭上に現れて、そのスバルの頭に乗った。

 

 

「きゅきゅきゅーー!」

「うん? どーした? クルル。モフモフのサービスは、後で十分だ。いつ、野郎が活発になるか解ったもんじゃねーからな」

「クルルも見たから、スバルの言う通り、だって。……あの霧が当たる直前、間違いなく白鯨は一度消えた(・・・・・)って。再起不能状態になった分身体を1度消して、新たにだしたんだろう、って。結構褒めてるよ」

「!! マジか! っしゃ、俄然説得力が増した、って事でOKか」

 

 

レムとラム、そしてスバルのやり取りを見て、安堵感さえ覚える。

だが、予断を許さない状況なのは確かだ。

 

白鯨が再び分裂した時の反動なのだろうか、今は活動がやや鈍い。だが、それも何時まで保つか解らない。

 

 

「―――ふむ。確かに、かの魔獣が分裂した、というのは間違いないと推察出来ましょう。……ですが」

「ああ。卿の思っている通りだ。白鯨が3体に分裂した、それを理解した所でどうするか、だ。ヤツの一撃は幻想でも幻影でもない。実体がある凶悪なモノ。3体という上限があるのかもしれないが、その脅威は未だこちらを上回る。……ツカサのあの一撃を受けても尚復活した事実が、皆の戦意を再び削る可能性だって大いにある。発破をかけるのは容易い事ではない」

 

 

ヴィルヘルム、そしてクルシュは剣の柄を握り締める。

1体を倒したとしても、アレだけの速さで再び分裂を仕掛けてくるともなれば……。

 

 

「3体の白鯨を殺す。それも限りなく同時に。口で言うのは易いが高い壁だ」

 

 

それぞれが補完する事を考慮しても、確かに同時撃破が最も好ましい。

だが、全ての兵器・武具を用いても、情けない事にツカサ個人のあの火力と比べると落ちる。

それを考えたら、3体同時となれば壁は限りなく高い、果てが見えない程の高さになるだろう。

 

 

そんなクルシュの言葉に、スバルは大きく首を横に振った。

 

 

 

「いいや。3体も殺す必要はねぇよ。―――オレの読みじゃ、1体、1匹だけで良い筈だ」

 

 

 

スバルの答え。

それはこの場の誰にとっても予想外の発言の様で、視線を一気に集めた。

 

皆の視線を感じると同時に、人差し指を天に向かって指し示す。

 

 

 

「自分の分身二匹にビシバシ戦わせて、高みの見物決め込んでやがるあの野郎」

 

 

指し示す先にいるのは、一際高い位置にいる白鯨。

先ほどの分身体を消したか増やしたかした個体だ。

 

 

 

「見物してたかと思えば、次は霧使って、分身補充した。――そんな芸当が出来、且つあの高さに居る理由。それはなんだと思う?」

 

 

 

凝視する。

分身体を屠った時こそ、時が止まったかの様に静止していたが、霧をはき、新たに復活しなおした後は、再び空中遊泳を楽しんでいる様に見える。ゆっくりと空を泳ぎ続けている。

 

 

 

「まさか――――」

 

 

 

ヴィルヘルムが視線を細く、そしてかの魔獣を睨みつける。

卑怯とは言わない。生き残るために、最も合理的な手法、判断をしているだけなのだろう。

 

 

 

「ヤツが本体―――という事か」

 

 

 

クルシュがヴィルヘルムの考えと同じである、と言った感じで言葉を紡いだ。

本体だからこそ、分身を生む事が出来る。本体だからこそ、分身体に指揮を送る事だって出来るだろう。

 

 

それを聞き、スバルは頷く。

ツカサも納得した様に頷いた。

 

 

「……あの分身体を復活させた、というより、アイツが自分を削って絞り出した、って感じか」

「そう願う。じゃなきゃ、無限コンティニューだ。考えたくも無ぇ。……3つに分裂した力を更に絞ったんだからよ、そう願うぜ。………だからこそ、余計に降りてこない筈だ。自分がやられる訳にはいかないからな」

「うむ。……現に他2体の動きが鈍くなっているのは、力が削られたから、と推察できる、か」

 

 

快適~とは言わない。まさか分身体だとしてもやられるとは思っていなかっただろう。だからこそ時が静止したかの様な間があった。

 

 

「じゃあ、アレを叩き落せば―――より勝機が見える、か。よし! 早速やろう!!」

「うぉい! マジかよ、直ぐやろう! って、実行できんのかよ、兄弟!」

 

 

あの空高くに居るのが本体。

アレを倒せば終わる可能性が高い。

 

そこまで解ったが、一番重要な部分が定まっていない。

 

 

その手段―――だ。

 

 

それを短い時間で議論し、決断を下さねばならない、と思っていた矢先のツカサの言葉に、スバルは思わず突っ込んでしまった。だが、ツカサは冗談の類を言っているのではない。

 

 

「腹の中に入って中からブットバス、って言うやり方より遥かにやり易い。―――叩き落す事、それだけに集中させてくれるなら、出来る。……絶対に」

 

 

そう言うと、周囲を見渡す。

白鯨との戦いはまだ続いている。動きは遅くなったが、それでも襲い掛かっており、戦塵が再びあちらこちらで舞いだしたのだ。

 

 

希望を自分達に託してくれているのが良く解る光景だ。

クルシュが居なくとも、剣鬼が居なくとも、自分達で士気を高めて、攻撃をし続けてくれている。

 

それは傭兵の鉄の牙も同じ。

団長が戦線離脱しても尚、誰一人として逃げ出す者は居ない。

命を捨てる覚悟―――ではないかもしれないが、信じてくれているのだろう。

 

ツカサがそう断言した後に、ラムが傍に立つ。そしてツカサ自身も待っていた、と言わんばかりに、その肩をぎゅっと抱いて。

 

 

2人なら(・・・・)オレ達なら(・・・・・)。絶対の絶対。100%、出来る」

「!」

 

 

ラムは一瞬だけ柔らかい笑みを浮かべたが、直ぐに引き戻した。

 

 

「問題はその後。ラムたちがアレを落とした所で、そこで仕留めきれなければ意味はないわ。一度落としたら、更に警戒される可能性が高いもの」

 

 

問題点を指摘。

あの白鯨を落とす、という事に関しては、もう問題解決した、と言った空気だ。信じて疑わない。

あの高さだ。一体どうやって? と当然疑問がわく。

 

クルシュもヴィルヘルムも、アレが本体と聞いた時は、己の剣に手を当てて考える仕草をしていた。

百人一太刀のクルシュの剣技でも、嘗て先代剣聖をも打ち負かした剣鬼の剣技であっても、届かないと思ったからだろう。

 

 

 

「白鯨2体を相手にしつつ、本体を仕留める策」

「ぬぅ………」

 

 

元々強固だった個体が分裂し、云わば弱体化したも同然だった。

だが、それでもツカサの魔法・ヴィルヘルムやレムの力を以てどうにか堕とす事が出来たが、アレだけの兵力を集め、且つ2体を相手にし、本体を―――となると、中々に難しい。

 

英雄が最も重要な場面でやってくれると断言しているのだ。心情的には、即答でこたえたい気持ちではあるが、現実的な考案をしなければ、ラムの言う通り、再び空へ逃がしてしまう可能性が極めて高い上に、警戒されればその後の戦況に大きく響く。

 

 

「―――ったく、兄弟があの魔法で消耗してる、って事考えたら、ここはオレの一世一代の博打を仕掛ける!! って流れだったってのに。大半持ってかれたじゃんかよぉ」

 

 

 

そんな時、スバルがニヒルな笑みを浮かべながら、そう告げた。

その顔は、あの白鯨を倒す策がある、と言っている様にみえた。

 

 

 

 

 

 

 

「見せ場って意味じゃ、劣っちまうけど。兄弟が落としてくれるってのなら、そっから先は、オレのとっておきの作戦がある。―――乗ってくれるか?」

 

 

 

 

見せ場が劣るというが、白鯨を倒せる策なのであれば劣るも何も無い。

 

そして、その質問は無粋というものだ。どんな作戦であろうと、勝ちに繋がる可能性が少しでもあるなら乗らない訳が無い。

 

 

 

 

 

 

 

「卿らは、本当に凄いな。加護が十全に働いていると言うのにも関わらず、常に正気を疑いたくなる」

「随分な言葉ですね。―――でもまぁ、今更ながら白鯨の腹の中に入って、中から仕留めるなんて、普通に正気じゃないかもです」

 

 

クルシュの苦笑いに、ツカサも笑って返す。

ツカサの言葉も尤もだ。

 

あの白鯨の口の中。当たれば全てを消失させ、世界からその記憶ごと消滅させる霧を放出しているというのに、それを使われる可能性だってあるのに、迷う事なく内部へと突入した。

 

白鯨を知る者なら、普通に正気じゃない。

 

 

「ははっ、だな。つーか、元々あんなデケー奴仕留めようって考えてる時点で、オレらは同類だ。正気じゃねーよ」

「心底否定したい気分ね。バルスにそう言われたら」

「ここは、乗ってくれよ姉様! 格好つけたつもりなんだから!」

 

 

スバルはラムに抗議をする――が、ツカサがそこに割って入った。

 

 

 

「ご生憎。駄目だよスバル。ラムに格好をつけるのは、オレの役目だから。スバルにはそれは任せれない、かな? レムやエミリアさんにだけ、集中してて」

「むぐっっ」

 

 

グッ、と強く肩を寄せる。

その言葉に、行為に、ラムは再び顔を赤く染めると。

 

 

「…………漸く、漸く男になった、のね。ツカサ。惚れ直したわ」

 

 

当然、と思いつつも改めてツカサを思う。

成功する成功する以外ありえない。

 

 

「レムも、頼む。オレと、スバルを」

「勿論です。……必ず、必ず果たして見せます。全てが終わったら、婚礼の儀、ですね」

「祝勝会を先に、だな」

 

 

 

 

温かい風が吹いた様な感じがした。

死の味が、気配が漂うこの場所で。

クルシュは、その風を一身に浴びる。

 

 

 

「―――はははは。そうだな。そうだった。我々皆がそうだった。それぞれの志を完遂する為に、断固たる意志を持つ者たちが此処へ集ったんだったな」

 

 

 

自然と零れる笑み、その新しい感覚にクルシュは心地良い風を感じていた。

そして―――ヴィルヘルムの方を見る。

 

 

「白鯨2体相手だ。―――いけるな?」

「勿論でございます。―――今日まで生き永らえた意味を、今こそここで証明いたしましょうぞ」

 

 

この場に集った全員で、円陣を組み、拳を合わせる。

 

 

 

 

 

「2体の白鯨は我々に任せろ」

「じゃあ、こっちはアイツを任せてくれ」

 

 

 

 

 

 

 

 

―――白鯨攻略戦。死闘、決着の刻

 

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