猫シンクロ使いが行く遊戯王GX!   作:交響魔人

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アンチリスペクト物で、未来組が関わってくる展開は見かけません。

最も、サイバー流の側に立つのは考えられませんし、サイバー流を潰す側に回る動機も思いつきません。闇獏良同様、アンチリスペクト物の作風と合わない気がします。


第25話!未来組の介入とサイバー・ディスクの秘密

 黄色のシャツの上に、白いジャケットを羽織った、青い髪の女性。

 片手を動かし、誰かと通信を行う。

 

『…ゾーク・ネクロファデスの欠片…いえ、盗賊王の残滓を確認。闇のゲームで肉体を乗っ取られた状態と推測…介入…しますか?』

『危険だ。この分岐した並・行・世・界・の・時・間・軸はおかしい。S召喚の登場時期がズレている上に、鮫島ではなく、才災という男が校長になり…廃れたはずのサイバー流の門下生が未だに多い。』

『…提案。才災の計画を転用』

『どういう事だ、ミサキ?』

 

 ミサキは思いついた作戦を提案する。

 

 

『リスペクトの名のもとに相手のカードを批判・否定。裏ではアンティルールを行わせ、デュエルモンスターズそのものの評判を失墜させることで、モーメントの暴走を阻止し、未来を変える』

 

 

 その案を聞かされた通信相手は、即座に否定する。

 

 

『回りくどい。それをするくらいなら、デュエルモンスターズの創造主を抹殺した方が早い…。通信を切る。』

 

 

 名案だと思ったが、却下されたミサキ。

 破滅の未来を変える為とはいえ、『貴方のデュエルはリスペクトに反しています』と批判・否定するのは気分が悪い。

 

 

 

 ミサキはその場を離れようとした時。あるデュエルディスクが目に入る。

 銀で縁取りされた白いデュエルディスク。この世界線のサイバー流が開発し、幹部に支給したという代物。

 

 それを所持している女性に対し、デュエルディスク狩りという決闘者が襲い掛かっていたが、次々と返り討ちにあっている。

 

 ひと段落ついた所で、ミサキは行動する。

 

「?!まだ、残党が残っていたのね。」

「…デュエル。互いの、デュエルディスクを賭けて。私はミサキ。」

「いいわよ。やってやるわ!知っているでしょうけど、私はサイバー・ランカーズの才田よ!」

 

 

 

 

「「デュエルッ!!」」

 

ミサキ ライフ4000

手5 場 

才田 ライフ4000

手5 場 

 

 

「…先攻、ドロー。モンスターをセット。フィールド魔法、エレキャッスルを発動。」

「な、なに?この派手なフィールド魔法は!」

「エレキと名のつくモンスターを攻撃したモンスターの攻撃力をダメージ計算後に1000下げる…。カードを一枚伏せてターンエンド。」

 

 

ミサキ ライフ4000

手3 場 セットモンスター エレキャッスル 伏せ1

才田 ライフ4000

手5 場 

 

「私のターン、ドロー!攻撃したモンスターの攻撃力を1000下げる…か。私はサイバー・ドラゴン・ツヴァイを召喚!バトル、セットモンスターを攻撃!」

「…エレキトンボが破壊され、効果発動。デッキからエレキリンを特殊召喚。」

「ツヴァイの攻撃力は1000ポイント下がって、攻撃力500になるわね。メインフェイズ2!ツヴァイの効果発動、魔法カード、機械複製術を公開して、カード名をサイバー・ドラゴンとして扱う。そして機械複製術を発動!!」

「?!」

 

 自分のカード効果を逆手に取られた事に驚くミサキ。

 

「デッキからサイバー・ドラゴンを二体、攻撃表示で特殊召喚する!カードを二枚伏せて、ターンエンド!」

 

 

 

ミサキ ライフ4000

手3 場 エレキリン エレキャッスル 伏せ1

才田 ライフ4000

手2 場 ツヴァイ サイバー・ドラゴン サイバー・ドラゴン 伏せ2

 

 

「私のターン、ドロー。チューナーモンスター、エレキツネを召喚。」

「ちゅ、チューナー?!まさかっ!」

「レベル4の雷族のエレキリンに、レベル2のエレキツネをチューニング。S召喚!Lv6、エレキマイラ。」

「攻撃力1400…。あの猫崎とは別みたいね…!」

「バトル、エレキマイラは直接攻撃ができる。ダイレクトアタック。」

「っつ!やってくれたわね!」ライフ4000から2600

「そして、相手の手札をランダムに一枚、デッキの一番上に戻す。」

 

「…は?」

「メインフェイズ2で光の護封剣を発動。ターンエンド」

 

 

ミサキ ライフ4000

手2 場 エレキマイラ エレキャッスル 光の護封剣(3) 伏せ1

才田 ライフ2600

手1 場 ツヴァイ サイバー・ドラゴン サイバー・ドラゴン 伏せ2

 

 

「なんて厄介な効果なの…!私のターン、ドロー!手札の魔法カード、機械複製術を見せる事で、ツヴァイはこのターン、カード名をサイバー・ドラゴンとして扱う。罠発動!アタック・リフレクター・ユニット!場のサイバー・ドラゴン・ツヴァイをリリースして、デッキからサイバー・バリア・ドラゴンを攻撃表示で特殊召喚!」

「バリアドラゴン…厄介。」

「私はモンスターとカードを一枚伏せ、ターンエンド!」

 

 

 

 

ミサキ ライフ4000

手2 場 エレキマイラ エレキャッスル 光の護封剣(2) 伏せ1

才田 ライフ2600

手0 場 サイバー・ドラゴン サイバー・ドラゴン サイバー・バリア・ドラゴン セットモンスター 伏せ2 

 

 

「私のターン、ドロー。速攻魔法、サイクロンを発動。左側の伏せカードを破壊。」

「かかったわね!永続罠、サイバー・ネットワークを発動!私はデッキからサイバー・ドラゴンを除外!」

「…藪蛇」

「場から墓地に送られた事で、除外されているサイバー・ドラゴンを特殊召喚!その後私の場の魔法・罠カードを破壊するわ。」

 

 機械複製術が墓地へ送られる。

 

「…エレキングコブラを召喚。バトル、エレキマイラでダイレクトアタック。」

「バリアドラゴンの効果発動!その攻撃を無効にする!」

「…エレキングコブラで、バリアドラゴンを攻撃。」

「バリアドラゴンっ!」ライフ2600から2400

「ターンエンド。」

 

 

ミサキ ライフ4000

手2 場 エレキマイラ エレキングコブラ エレキャッスル 光の護封剣(2) 伏せ1

才田 ライフ2400

手0 場 サイバー・ドラゴン サイバー・ドラゴン サイバー・ドラゴン セットモンスター 

 

 

 

「私のターン、ドロー!セットモンスターを反転召喚!融合呪印生物-光!効果発動、場のサイバー・ドラゴン2体とこのカードをリリースして、サイバー・エンド・ドラゴンを特殊召喚!」

「…サイバー・エンド・ドラゴン。それは本来、一子相伝のカードのはず。貴女がサイバー流の継承者?」

「違うわよ。才災師範に代わってからサイバー・エンド・ドラゴンとサイバー・ツイン・ドラゴン、サイバー・ドラゴンとプロト・サイバー・ドラゴンは、門下生に支給するようになった…。知らないの?」

 

 本当に、ここは随分とずれた時間軸である、とミサキは改めて思う。

 

「続けるわよ。私はカードを一枚伏せてターンエンド!」

 

 

 

 

 

 

ミサキ ライフ4000

手2 場 エレキマイラ エレキングコブラ エレキャッスル 光の護封剣(1) 伏せ1

才田 ライフ2400

手0 場 サイバー・ドラゴン サイバー・エンド・ドラゴン 伏せ1

 

 

「私のターン、ドロー。エレキングコブラもエレキマイラもダイレクトアタックが出来るモンスター。これで終わり。バトル、エレキマイラでダイレクトアタック。」

「罠発動!立ちはだかる強敵!このターン、相手はサイバー・エンド・ドラゴンしか攻撃出来ない!」

「攻撃強制カード…なら罠発動、トラップ・スタン。場の罠カードの効果を、無効にする。」

「っつ?!私の、負け…」ライフ2400から1000、1000から0

 

 

 ライフが尽きた才田は茫然としていたが、デュエルディスクを差し出す。

 

「約束よ。まさか、S召喚のテスターがサイバー狩りに加わるなんて」

「…大切に使わせてもらう。」

 

 この時代の技術では到底作れないはずの機構がいくつか存在する。実に興味深い。

 

 

 

 去っていく才田を見送った後、ミサキはパラドックスに通信を入れようとするが…。

 

「…つながらない?一体、何が?」

 

 

 こういうときは、即座に離脱するようミサキは創造主から厳命されていた。

 ミサキが時空移動で離脱した同時刻、パラドックスは一人のデュエリストに絡まれていた。

 

 

「てめぇ、何者だ?」

「…何故、この時代で活動している?」

「ほぅ?こいつは驚いた。俺様の正体に気づいているのか。」

「介入する気はなかったが、お前の存在は破滅の未来につながる可能性がある。消し去っておくとしよう。」

 

 この時代、という言い回し、そして破滅の未来云々というワード。

 

「…未来人、か。」

 

 まさか、そんなはずはないかと呟いた才獏がちらりとパラドックスを見ると。

 

 驚愕に目を見開いていた。

 

「まじか。」

 

 

 古代エジプト人の盗賊という意識が強い才獏にとって、未来人云々というのは想像の埒外。

 

「貴様を消去しておく。大いなる未来のために!」

「笑わせんなっ!」

 

 

 

 

「「デュエルッ!!」」

 

パラドックス ライフ4000

手5 場 

才獏 ライフ4000

手5 場 

 

 

「先攻は譲ろう。」

「けっ、俺様の先攻、ドロー!サイバー・ドラゴン・ドライを召喚!レベルを5にするぜ。カードを2枚伏せて、ターンエンドだ!」

 

 

 

 

パラドックス ライフ4000

手5 場 

才獏 ライフ4000

手3 場 サイバー・ドラゴン・ドライ 伏せ2 

 

 

「私のターン、ドロー!永続魔法、Sin Territoryを発動!」

「新?未来人らしいなぁ、おい。」

「発動時、デッキからフィールド魔法、Sin Worldを発動できる。さらにこの効果で発動したカードがフィールドゾーンに存在する限り、お互いにフィールドゾーンのカードを効果の対象にできない。」

「フィールド魔法がキーカードのデッキって事か。」

 

「私はデッキの青眼の白龍をゲームから除外し、現れろ、Sin 青眼の白龍!」

「?!海馬以外が、青眼の白龍を使うだと!」

 

 ありえない光景だが、未来人ならばありえなくない、と思いなおす才獏。

 青眼の白龍を他人が使う事を許さない海馬だろうと、成仏してしまえば青眼の白龍を誰が使おうと止める事など出来はしない。

 

 

「Sinモンスターは本来、フィールドに1体しか表側表示で存在できない」

「ってことは打ち止めか」

「いいや。永続魔法、Sin Territoryの効果により「Sin」モンスターは1種類につきフィールドに1体しか表側表示で存在できない」として適用される!」

「やりたい放題じゃねぇか。Sinモンスターは社長の青眼だけじゃあねぇんだろう?」

「流石に敏いな。デッキから究極宝玉神レインボー・ドラゴンを除外し、現れろ、Sin レインボー・ドラゴン!」

「攻撃力4000だと!」

 

「防ぐ手立てが無ければ、これで終わりだ!」

「させるかよぉ!罠発動!威嚇する咆哮!これでバトルフェイズには入れねぇだろ!」

「フン、カードを一枚伏せ、ターンエンドだ」

 

 

 

パラドックス ライフ4000

手2 場 Sin 青眼の白龍 Sin レインボー・ドラゴン Sin World Sin Territory 伏せ1

才獏 ライフ4000

手3 場 サイバー・ドラゴン・ドライ 伏せ1 

 

 

「俺様のターン、ドロー!サイバー・ドラゴン・ツヴァイを召喚!」

「ふっ、お前は本来、特殊勝利などの搦め手を得意とする。サイバー流は性に合わないだろう。何処まで戦えるか見せて貰おう。」

「そうかい。永続罠、DNA改造手術発動!俺様は機械族を宣言!さぁて。場のサイバー・ドラゴン・ドライとツヴァイと、機械族となったてめぇのモンスターを墓地に送る!」

「?!」

 

「来やがれ、キメラテック・フォートレス・ドラゴン!」

「貴様っ!」

「ヒャハハハハハァ!こんな便利なカードがあるのに、リスペクトだのほざいて使わないとか訳が分からねぇぜ。素材にしたモンスターは4体、よって攻撃力は4000!バトルだ!キメラテック・フォートレス・ドラゴンで、ダイレクトアタック!」

「リバースカードオープン!速攻魔法、Sin Cross!墓地の「Sin」モンスター1体を対象として発動、そのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する!蘇れ、Sin レインボー・ドラゴン!」

 

 

 才獏はじっとパラドックスを見つめる。このまま相打ちか、それとも…。

 

「…攻撃は中断し、メインフェイズ2だ」

 

 盗賊としての勘が、攻撃を止めろと告げていた。

 

 

「カードを一枚伏せ、ターンエンドだ。」

「…エンドフェイズ、Sin Crossで蘇生したSin レインボー・ドラゴンは除外される。」

 

パラドックス ライフ4000

手2 場 Sin World Sin Territory 

才獏 ライフ4000

手2 場 キメラテック・フォートレス・ドラゴン DNA改造手術(機械族) 伏せ1 

 

 

 

「私のターン、Sin Worldの効果発動!ドローフェイズに通常のドローを行う代わりに発動できる。デッキから「Sin」カード3枚を相手に見せ、お前はその中からランダムに1枚を選ぶ。そのカード1枚を手札に加え、残りのカードはデッキに戻す。私が選ぶのは、Sin Selector3枚だ!」

「ケッ、選択の余地もねぇ。真ん中だ。」

「ならば、このカードを手札に加え、残りはデッキに戻す。Sin Selectorを発動!私の墓地から「Sin」カード2枚を除外して発動できる。除外したカードとカード名が異なる「Sin Selector」以外の「Sin」カード2枚をデッキから手札に加える。私は墓地のSin 青眼の白龍とSin Crossを除外する。」

「何を手札に加えるつもりだ…?」

「私はデッキからSin トゥルース・ドラゴンとSinパラドクスギアを手札に加える。Sinパラドクスギアを召喚!」

「パラドクスギア…何だこいつ。」

 

 

 四角形の歯車。こんな形状の歯車が機能するのか?と奇異な物を、才獏は見つめる。

 

「フン、効果発動!フィールド魔法カードが表側表示で存在する場合、このカードをリリースして発動!デッキから「Sin パラレルギア」1体を特殊召喚する!」

「チューナー、だと?」

「その後、デッキから「Sin パラドクスギア」以外の「Sin」モンスター1体を手札に加える。二枚目のSin 青眼の白龍を手札に!」

「けっ、社長同様、青眼の白龍は三積みしていやがるのかぁ?」

 

 軽く嘲笑する才獏だが、一瞬パラドックスは硬直する。

 

「…図星かよ。」

「その減らず口もここまでだ。私は手札のレベル8のSin 青眼の白龍に、レベル2のSin パラレルギアをチューニング!S召喚!現れろ、Sin パラドクス・ドラゴン!」

「また攻撃力4000か。随分と安くなったなぁ、攻撃力4000のモンスターが。」

 

 神のカード、オベリスクの巨神兵以外4000打点を誇るモンスターが居なかった、バトルシティ時代の知識がメインの才獏は呆れたようにつぶやく。

 

「バトルだ!Sin パラドクス・ドラゴンで、キメラテック・フォートレス・ドラゴンを攻撃!」

「チイッ、相打ちかよ!」

「そして、ライフを半分払い、手札のSin トゥルース・ドラゴンの効果発動!場のSinモンスターが破壊された時、手札・墓地から特殊召喚出来る!」ライフ4000から2000

「攻撃力、5000だとぉ!」

 

「これで終わりだ!Sin トゥルース・ドラゴンで、ダイレクトアタック!」

「甘いぜ。罠発動!ディメンション・ウォール!この戦闘ダメージはてめぇが受けろ!」

「っつ、がああああああああっ!」ライフ0

 

 

 

 

 愕然とするパラドックス。

 

「私が、負けただと…?」

 

 敗因はあった。闇獏良の戦績はお世辞にも良いとは言えない、そして本来の搦め手を駆使したオカルトデッキでは無く、奪ったサイバー流。

 そのサイバー流も才災の『正しい・リスペクト・デュエル』の思想により、除去カードなどが入っておらず、大幅に弱体化している。

 

 負けるはずが無い、時間軸の並行世界の帰り道に軽く倒しておこうという侮り。

 

 

「俺様の勝ちだな、未来から来たっていうなら、色々と…」

「この場は引かせてもらう!」

「待ちやがれっ!」

 

 

 追撃を仕掛けようとした才獏だが、パラドックスはその攻撃を躱し時空を超えて離脱する!

 

「…逃げやがったか。」

 

 忌々し気に虚空を見上げた才獏だが、踵を返し歩き出す。

 

 

 

 

 

 

 

 時間移動を行い、廃墟となった街並みにミサキは居た。

 パラドックスは一足先に、この世界の最後の人類の所へ報告に向かい、ミサキは研究施設へ向かう。

 そこには、大柄な老人と青年と子供がそろっていた。

 

「…これが、分岐した世界線でサイバー流が開発したデュエルディスクか。」

「電磁装甲に加えて、偽造カード探知機能も追加か…どれ、耐久力は」

 

 大柄な老人が、拳を振り下ろす!

 

「ちょっと、ホセ?!」

「何をやっている!」

 

 小柄な子供と、青年が咎めるも…

 

「馬鹿な、ヒビ一つ入らない…だと?」

「…想定外。」

 

 

 次の瞬間、ホセと呼ばれた老人は青年の腰から剣を引き抜く!

 

「?!何をするつもりだ、ホセ!!」

「ええ?!そ、そこまで!」

 

 青年と小柄な子供は流石に驚く。

 

 

「そこまで」

「むぅ…」

 

 壊されてはたまらないミサキは、その暴挙を止めて情報を収集する。

 

 

「耐久力に問題無し…。一部ソリッドビジョンの機能に差別化あり。」

 

 ミサキの言葉に、青年が反応する。

 

「ほぅ?」

「主に、サイバー・ドラゴンとその関連カード。属性を闇属性に変えた場合、全体的にシャドウバージョンとも言うべき物になるような設定を確認。」

 

 

 子供が口をはさむ。

 

「へぇ。でもそれって意味あるの?」

「デュエルの勝敗に意味は無い…。気分の問題と思われる」

 

「中々興味深い物だが、我々にはさほど重要な物では無いな…む?」

 

 通信が入る。

 

『…ZONEからは、そのデュエルディスクの扱いについてはミサキに一任するとの事だ。』

「アンチノミー…。私は私物としての保管を希望します。」

『わかった。君の好きなようにするといい。』

 

 ミサキは改めて、その世界線のサイバー流が開発したデュエルディスクを見つめる。

 このデュエルディスクを前にイカサマは難しいだろう。これの開発を指示した人物はよほどイカサマ行為が嫌いらしい。

 




ホセが殴っても壊れないデュエルディスクという宣伝文句になりそうなパワーワード。

次回は、ハーメルンでコラボしてくださった方の主人公が拙作でデュエルします。
並行世界ですので、拙作での設定と異なることがあります。
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