今更ですが、拙作では十代の入学年度を2004年、DM開始時は1996年としています。DMからGXの間は8年ですね。
オリジナルキャラクター、マリイアさんの描写を若干変更しました。この時点では20歳です。ここから考えると、海馬社長が剛三郎の養子になるのは10歳の時なので1990年。1993年にマリイアさんが20歳ならば、GX時点では31歳となります。
ドーマ編の時のマリイアさんは別件で動いていたかと。記憶の石板が氷漬けにされた事で行動を起こしているであろう『盗賊』への対処とか。
…今更ですが、あの時遊戯達は「別れを告げずに去りたい」と考えており、何も聞かされていない獏良君は同行していなかったので…ダーツが介入していなければ闇バクラ無しの古代編がスタートしていた可能性が微レ存?
修学旅行の行き先について、議論しているクロノス新校長とナポレオン教頭だったが。
光の結社の面々を引き連れて斎王が現れた事で議論は取りやめとなった。
「私の占いでは、修学旅行の行き先は…」
「ちょっと待った!修学旅行の行き先なら、俺にも行きたいところがあるんだ!」
「ほぅ?では、修学旅行の行き先を賭けてデュエルと行きましょう。貴方が負けたら、光の結社に入って」
「御二方が行きたい所は、童美野町でしょう?デュエルをする必要があるのですか?」
ボソリと呟く我謝透子だが、それを聞いた斎王も遊城十代も思わず凝視する。
修学旅行の行き先について、光の結社と遊城十代がそれぞれ童美野町に行きたいらしい、と義弟から伝えられていた透子はそれが真実であることを知る。
秘書の自身と違い、義弟は色々と動きやすい。その伝手を使っての情報なのだろう。
「…猫崎俊二が関わってくると予見していたが、まさか貴女が関わるとは。貴女は一体何者なのですか?」
「私は私です。今までも、そしてこれからも。」
芯を曲げず、きっぱりと言い切る我謝透子。
「クロノス新校長、こういう意見が出ていますが。」
「し、仕方ないノーネ。」
「その通りでアール。トホホ、あのお方に一言直接お会いして謝罪しておきたかったでアール。」
何やら事情があるナポレオンだが、圧力に勝てず屈服する。
「では、童美野町という事で話を進めるノーネ。」
久々に経費で里帰りしたかったクロノス新校長も、同意する。
同時刻。光の結社童美野街支部にて。
斎王美寿知は、巫女服に身を包み、護符を書いていた。
『…勝てるか?』
「勝たねばならぬ。」
『おとぎ話と思われていた、覇王の証、超融合を持つ者が現れた。それを倒した後で破滅の光を倒すというのは。』
「困難だが、やり遂げねば。」
美寿知は、自身のデッキを見つめる。
兄を助けるために破滅の光に対抗する力を求めた際に、向こうからコンタクトを取ってきたデュエルモンスターズの精霊の一派。
『…遊城十代と言ったか、そいつと手を組んで破滅の光を四精結界に誘い込み倒すというのは?』
「警戒されている。だが、遊城十代を倒した功績ならばあの者とて油断し、誘い込めよう。」
遊城十代達に事情を伝え、共同戦線を張るのが最善の一手だが、それに乗ってくれるような存在では無い。
『まぁ、破滅の光については俺達にとっても敵だ。この戦線については共同戦線を張っておく。』
「お前の部族は、四つの部族とヴァイロンという機械天使を相手取っているのだったな。」
『だとしても、勝つのは俺達だ。それに四つの部族の中には…。フフフ』
美寿知が結界を張るための準備を整えている間。
影丸達をはじめとしたドミノ支部の幹部達は集まって会議を行う。
「それで、俺達四帝に何をしろというんだぁ?影丸。」
「…東西南北、それぞれに行って貰う。この結界は全員倒されなければ解除されない。一人でも健在なら遊城十代達を閉じ込めて置ける。」
「しかし、遊城十代というと、オシリスレッドの2年生だろう?」
「ノース校との交流戦で代表をしていたから、腕が立つんだろう。」
「そこがおかしいんだ。なんでオシリスレッドなんだ?ラーイエローかオベリスクブルーになっていてもおかしくないだろう?」
炎丸と岩丸が話し合う。
「…実技はともかく、筆記が苦手なのでは?」
雷丸が大正解をたたき出す。
「というか、影丸。お前遊城十代を斎王様の命令で倒したんだろう?」
「…あれだけ対策した上で運が良かったから勝てたが、対策なしでは厳しい相手。そして同じ手が通用する相手では無い。」
轟雷帝ザボルグでエクストラデッキを空にして、大火葬で根こそぎ除外。それが【猫シンクロ】でサイバー流を壊滅させた、猫崎俊二に対抗するべく練り上げた戦略である。
今後、S召喚テーマは増えるだろう、だがS召喚先をピンポイントで再起不能にしてしまえば、打つ手はないはず。
S召喚させない、素材となるモンスターを並べない。特殊召喚を封じる。それでは、戦術で突破されかねない。狙うべきは戦略的勝利。
最も、ネクロフェイスを出されたら苦労が水の泡、紅蓮魔獣ダ・イーザなら攻撃力が6000になるが、この二枚はS召喚を使うデッキには入らないと光海は確信している。
これらを使いこなせるのは、おじい様の親友だったアムナエルだけだ。
「まぁいいさ、遊城十代については俺達四帝が相手をすればいいだろう。」
「氷丸、俺達は倒されてはいけないんだ。支部のデュエリストでどうにか倒すしかない。」
「けっ。E・HEROって、戦士族が多いんだろう?サイファー・スカウターとリクルート出来る巨大ネズミを積んで、パペット・プラントや融合禁止エリアで蹂躙出来るだろう。」
影丸光海もそう考えたことがあるが、それで勝てるとは思えなかった。
「童美野町で大規模な結界を張れば、現在童美野町に住んでいるベテランデュエリストが動き出す可能性もある…。各員、心掛けてほしい。」
「心がけてほしい、か。影丸、一つ気になったんだが。」
「岩丸?」
「もしも、海馬瀬人が俺達光の結社を目障りだと言って叩き潰しに来たらどうすればいいんだ?」
「観念する。」
きっぱりと言い切る光海。
「もっとも、現在はサイバー流の残党狩りに忙しく当方たちを倒している暇はない。それにサイバー狩りの犯罪行為にも対応しなければならない。」
「そうなると、インダストリアルイリュージョン社のアジア総局が動く可能性もあるな。」
炎丸がふと気づく。
「天馬月光、パーフェクトと言われたペガサス会長の秘蔵っ子…。直接対決は避けたいな」
「そちらについては問題ない」
「何故だ?」
「アジア総局では、新たなS召喚デッキが複数盗まれ、何より【A・O・J】というテーマカードが大量に盗まれた。」
「インダストリアルイリュージョン社からレアカードを盗んだのか?!一体何処の誰だ、そんな命知らずは!」
「管理能力を疑われて、近々、インダストリアルイリュージョン社本部に呼び出される。修学旅行のころに当方たちを叩く余裕はない。」
「光海、なんでそこまでわかる?」
「雷丸。産業スパイを送り込むのは、インダストリアルイリュージョン社の専売特許では無い。」
「なるほど。自分たちの懐に光の結社の信者が混じっているとは夢にも思わないか。」
「しかし、A・O・Jというと…カタストルとディサイシブアームズだったか。」
「猫崎俊二が丸藤亮相手に使ったSモンスターだな。その名前を冠しているとなると。」
「カタストルやディサイシブアームズが、平然と並ぶテーマって事か。それが俺たち以外の手にあるというのは厄介だな。」
氷丸がその可能性を指摘する。
猫崎俊二の前世のOCGプレイヤーでも、【A・O・J】デッキでカタストルやディサイシブを平然と並べられる決闘者はまず居ないだろう。
限られた情報しか持っていない光の結社としてはそう判断せざるを得ない。
話し合っているとき、一人の信者が入ってくる。
「失礼します、影丸様。美寿知様がお呼びです。」
「…わかった。」
美寿知が護符を作っている洞窟に入り、膝をつく光海。
「影丸、お呼びにより参上しました。」
「ご苦労。」
「…いかなる用向きで?」
「私は、そなたに謝らねばならぬ。」
「……」
「私がお前を光の結社に誘ったのは、我が兄、斎王琢磨を助けるため。」
「それ以上は、おっしゃらないでいただきたい。」
「何?」
「何か事情がある事は重々承知。その上で、当方はおじい様の遺志を継ぐべく才災の居場所を占ってもらった。その恩に報いるために当方はここにいる。」
「…しかし。」
「話すことで気が楽になるなら、是非話していただきたい。」
「…すべての始まりは、我が兄が、あるカードを拾った事から始まる。そのカードは、D-HERO Blooo-D」
「HERO、Dシリーズ…」
「いかにも。そこに宿っていた破滅の光という邪悪な人格。その盟主が我が兄の肉体を乗っ取り、世界を白く染め上げようとしている。」
「まさか、兄を救うのが貴方の目的?」
頷く美寿知。
「破滅の光は、遊城十代を警戒している。」
「ならば、当方たちは手を取り合えるはず。」
「破滅の光は私を警戒している。遊城十代達と手を組むのが最善手だが、それが通用する相手では無い。海馬瀬人か、天馬月光。どちらかが動ければあるいは違ったが…。」
その二人は、光の結社に関わっている余裕が無い。サイバー流の後始末と、サイバー狩りを名乗る小悪党への対応に忙しい。片方は不始末の為に動けない。
「…美寿知様は妹です。ここは伝説の決闘者、城之内様に頼むのは?彼は妹想い。兄を救いたいという想いをむげにはしないかと。」
「それができれば、良かったのだが。私の動きも警戒されている。」
現状の手勢でどうにかするしかない。
先ほどまでの、邪魔をするものは居ないという見通しの良い話が、急速に追い込まれていく。
「遊城十代を倒し、その功績を持って破滅の光と面会。手勢を排除したうえで結界を張り逃亡を阻止。後は…童実野支部のデュエリストで」
そこまで言いかけて、美寿知は言葉に詰まる。勝てるのか?自分自身でさえ勝てる未来が見えない相手に。
「…サイバー流を失墜させるきっかけとなった、S召喚のテスター猫崎であれば勝てるだろうか?」
「今、デュエルアカデミアで実技を担当しているとか。」
「アカデミアの教員となると、自由に動ける時間は」
「…孤島に立地している上に、オーナーが海馬。しかも才災がやらかしたツケを払っているとなると…」
二人の間に重苦しい空気が立ち込める。
同時刻。ミズガルズ王国の没落貴族達の館にて。
「私とデュエルをして貰う。丸藤翔。」
「な、なんなんスか?!」
「新しいデッキの試運転だ。」
「ふ、フン!試運転の相手など、このメガ・サイバー流の実技担当最高責任者、丸藤翔に挑むには早すぎるッス!河原崎さん!」
名前を呼ばれ、翔の傍らに控えていたメガ・サイバー流の少女が前に出る。
あの後、翔の手下になる事に激しく反発した彼女だったが、自分が言い出したこともあり押し切られてしまった。
「まあいい。デッキのカードのチェックぐらいにはなるだろう。」
ペッパー子爵は小声で吐き捨てるように言うと、デュエルディスクを構える。
「「デュエルッ!!」」
ペッパー ライフ4000
手5 場
河原崎 ライフ4000
手5 場
「私の先攻、ドロー!魔法カード、トレード・インを発動!手札のレベル8の光と闇の竜を捨てて、二枚ドロー!」
「て、手札入れ替え?手札事故なの?」
「さらに魔法カード、調和の宝札を発動!手札のドラゴン族のチューナー、ドラグニティ-ファランクスを捨てて、二枚ドロー!」
「また手札入れ替えカード…」
「ドラグニティ-レギオンを召喚!効果発動、墓地のファランクスを装備する。」
「フン、攻撃力が上がらないなら全然怖くないわ!」
「そして、ドラグニティカードを装備した、レギオンを除外!現れろ、ドラグニティアームズ-レヴァテイン!効果発動、墓地のドラゴン族を装備する!」
「墓地にはファランクスが…」
「私は墓地の光と闇の竜を引きずり出して、装備する!」
「は、はぁああああ?!」
「早速使いこなしているな、ペッパー子爵。」
ミズガルズ王国のデュエルギャング、レフタが感心したようにつぶやく。
「魔法カード、アドバンスドローを発動!私の場のレベル8のモンスターを生贄に、二枚ドローする!レヴァテインをリリース!」
そのプレイングに、思わず声を上げる線の細い美形の少女。
金髪のツインテール。黒いワンピースを着こなし、ピッチリとした長手袋とサイハイブーツをつけている。
「せっかく出した最上級モンスターを…。勿体ないわ!」
「いや、アリーナ。それは違うな。」
過激な環境保護団体の幹部の娘である、アリーナはレフタを見つめる。
「装備モンスターが墓地に送られたことで、光と闇の竜も破壊される!効果発動、私の場のカードを全て破壊し、墓地からモンスターを特殊召喚!蘇れ、レヴァテイン!光と闇の竜を装備!」
「い、一体何がどうなっているの…?」
河原崎はついていけず、翔もついていけない。
「カードを一枚伏せ、ターンエンドだ」
ペッパー ライフ4000
手4 場 ドラグニティアームズ-レヴァテイン 光と闇の竜 伏せ1
河原崎 ライフ4000
手5 場
「…光と闇の竜を装備しているレヴァティンって、妨害されない限り、無限に蘇生するの?」
「その通りだ、イサベル。まさか、【ドラグニティ】デッキがこれほど強いとは。不死鳥を自称しているラーの翼神竜など、死者蘇生を使いまわさねばならぬまがい物。このレヴァティンと光と闇の竜のコンボこそ、不死!」
「不死の、コンボ…」
「例えモンスターが不死だろうと、ライフを削り落とせばいいわ!私のターン、ドロー!魔法カード、デビルズ・サンクチュアリを発動!メタルデビルトークンを特殊召喚!そして、モンスターをセット!」
「何?」
アドバンス召喚するというペッパー子爵の予想を裏切り、モンスターのセット。
「魔法カード、太陽の書!セットしたモンスターを反転召喚!幻想召喚師!リバース効果発動!場のトークンをリリースして、サイバー・エンド・ドラゴンを特殊召喚!バトル!サイバー・エンド・ドラゴンで攻撃!」
「罠発動!和睦の使者!このターン、私のモンスターは戦闘では破壊されず、戦闘ダメージも0になる。」
「だったらメインフェイズ2に入る!速攻魔法、禁じられた聖衣を発動!サイバー・エンド・ドラゴンの攻撃力を600ポイント下げる事で、カード効果では破壊されない!ターンエンド!」
ペッパー ライフ4000
手4 場 ドラグニティアームズ-レヴァテイン 光と闇の竜
河原崎 ライフ4000
手2 場 サイバー・エンド・ドラゴン 幻想召喚師
「私のターン、ドロー!私はレヴァテインをリリース。タン・ツイスターを召喚!」
「こ、攻撃力2600をリリースして、攻撃力400の雑魚を召喚?!」
「プレイングミスッス!気にするなッス!」
その反応に対し、ペッパー子爵は呆れた顔で告げる。
「お前たち知らないのか。こいつはアドバンス召喚した後、フィールド上から墓地へ送られた時デッキからカードを2枚ドローする効果がある。もっともこの効果を使用した場合、除外されるが」
「そういう事ね…」
「凄いわね、流石ペッパー子爵。」
イサベルとアリーナはこの後の流れを見抜く。
「そして光と闇の竜の効果発動!タン・ツイスターを破壊し、墓地のレヴァテインを特殊召喚!ここでタン・ツイスターの効果発動!タン・ツイスターを除外して、二枚ドロー!」
「召喚権を使って二枚ドロー?!一体どれだけ手札が悪いの?」
「やれやれ。二重召喚を発動!これでもう一度召喚できる!ドラグニティ-ドゥクスを召喚!効果により墓地のファランクスを装備!そしてドゥクスの攻撃力は自分フィールド上のドラグニティの数×200ポイントアップする。」
「一体何を…」
「ここで、装備されているファランクスの効果発動!このカードをフィールドに特殊召喚!」
「ファランクスはチューナーだ、来るぞ!」
「レベル4の鳥獣族のドゥクスに、レベル2のドラゴン族のファランクスをチューニング!ドラグニティナイト-ガジャルグ!」
「攻撃力2400が出て来たところで、へっちゃらッス!」
「効果発動!デッキからレベル4以下のドラゴン族か鳥獣族を手札に加え、その後手札からドラゴン族か鳥獣族を捨てる!」
「ぶ、ぶひゃひゃひゃ!」
突然、品位の欠片もない馬鹿笑いを始める丸藤翔。
つられて河原崎も笑いだす。
「何がおかしい?」
「だって、デッキから手札に加えて、その後捨てるなんて、意味がないッス~」
「それはどうかな?私はデッキからBF-疾風のゲイルを手札に加え、BF-精鋭のゼピュロスを捨てる!」
「な、なんでサーチしたカードと捨てるカードが違うんすかぁ?」
その馬鹿丸出しのセリフに、ミズガルズ王国出身者たちは呆れかえる。
「フィールド魔法、竜の渓谷を発動。そして場の竜の渓谷を手札に戻し、墓地のゼピュロスの効果発動。墓地から特殊召喚し、400のダメージを受ける」ライフ4000から3600
「わ、わざわざフィールド魔法を…?」
「そして場にBFが存在することで、BF-疾風のゲイルを特殊召喚!効果発動!相手モンスターを選択し、その攻撃力と守備力を半分にする!」
「サイバー・エンド・ドラゴンの攻撃力が2000に!その効果、強すぎじゃない!」
「モンスターを『破壊』する効果でも『除外』する効果でもないぞ。私はレベル4のゼピュロスに、レベル3のBF-疾風のゲイルをチューニング!S召喚!BF-アーマード・ウィング!」
「凄い、レヴァティン、ガジャルグ、アーマード・ウィング!強力モンスターが一気に勢ぞろい!」
「これが…S召喚の力。」
「いいや、ペッパー子爵の実力だ。これなら、あの城之内克也とて一ひねり!いや、海馬瀬人だって倒せる!」
「ひ、ひぃ…」
ガクガク震える河原崎。
「バトルだ!ドラグニティナイト-ガジャルグで、サイバー・エンド・ドラゴンを攻撃!」
「わ、私の最強モンスターがっ!」ライフ4000から3600
「BF-アーマード・ウィングで、幻想召喚師を攻撃!」
「幻想召喚師まで!」ライフ3600から1900
「ドラグニティアームズ-レヴァテインで、ダイレクトアタック!」
「いやああああああああっ!」ライフ0
完勝したペッパー子爵は、やや満足げな表情を浮かべる。
「良いデッキだが、まだまだ調整が必要だな。」
「うわああああああんっ!」
無様に負けた河原崎は逃げ出し、それを追って丸藤翔も逃げ出す。