とある女学生の混沌とした日常   作:きりきりばい

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ワイ「何故かワクチン副作用の時並に腕痛くて草。助けて医師サン!」
医師「筋肉疲労やで。整体行くか腕ゆっくり休ませーや」
ワイ「分かった!FPSすりゅ!」
は?「医師」

ワイ「腕いってえぇぇぇぇ」
医師「ネット回線断つのも辞さない」
ワイ「アンタは俺の親か」

こんなアホな事をしてたら10月になってました。正直医師には大変申し訳無いと思っている。反省はしているが後悔はしていない。


とある女学生の混沌とした決闘王

「ふむ……こっちか?いやこれも良いな……これか?いや、合わないなぁ……」

 

 

自室である物を手に持って、これかあれかと色々呟きつつは放り投げ、時には拾い直し、朱里は苦悶の表情を浮かべていた。

 

その時だった。来客を知らせるインターホンが鳴った。直ぐに玄関に駆け出し、ドアを開け放つ。

その先に居たのは

 

 

「来たぞ。再戦だ……!」

「すいませんウチのキャロルが……」

 

 

キャロルと呼ばれた、低身長の子供……と、その付き人である同身長の子供(エルフナイン)であった。

 

「おい、何か失礼な事を考えなかったか?」

「今日もキャロルちゃんは器も身長もちっさいなぁ〜って」

「あぁそんな事言ったら!?」

 

「……殺してやるぞ足立朱里ィ!」

「おおこっわ。()()で決める前に殺り合っちゃう?肝心の決闘は私の勝ち越しになるけどね!」

「チィッ…………!」

「なんで朱里さんはそんなにキャロルを毎回煽るんですか!?」

「いんや、悪い癖が治らんのよコレが」

「……矯正用の道具でも作ってあげましょうか?」

「何その人格へし曲がりそうな道具、絶対やだよ。取り敢えず2人とも上がりなさいな」

 

 

朝の9時頃であるが、あんまりにも玄関先で剣呑な空気にして居心地が悪くなったのか、ササッと2人を広い応接間……では無く、珍しく彼女の寝室に通す朱里。一体何が始まろうとしているのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「決闘(デュエル)!!」」

「よく飽きませんね2人共……」

 

まさかのカードゲーム(遊☆戯☆王)であった。

 

 

「あ、朱里さん。飲み物が欲しいんですけど」

「いつも通り勝手に冷蔵庫から取ってきちゃっていいよ〜ん」

「じゃあそうさせてもらいますね」

 

「朱里さんこの抹茶ラテって飲んじゃっても──」

ネクロ効果でデーモンss効果でガンサーチ発動ネクロデーモンでI:Pマスカレーナssガン効果でデーモンネクロssデーモン効果で──

「……聞いて無さそうだし、終わらないだろうから飲んじゃえ」

 

「……終わったか?」

「うん。いい満足だった……

「コッチが何も出来ないぐらい封殺するなら壁とやってろォ!

「まさにその通り──あれ、エルフナインちゃん抹茶ラテ飲んでんじゃん!?」

「あ、ダメでしたか?」

「いや、仕入れさせるから良いけどさぁ……一言欲しかった」

「ちゃんと聞きましたよ?朱里さんが魂抜けてただけで。あと仕入れさせるってなんですか……?」

「そのままの意味だけど」

「えっ」

 

「よし、デッキを変えろ」

「正直これは1戦で疲れたし良いよ。どれがいい?」

「……どれもパッと見何のデッキか分からん。特になんだこの禍々しい色したケースに入ってるのは」

「あぁそれね、相手をキレさせる為の全妨害デッキ」

「……仕舞え。今すぐ」

 

 

約3時間後……

 

 

「負けたんだけどマジか……?」

「総合戦績はオレの勝ち越しだな」

「なんでこんなにデッキあるんだろ……?」

「デッキは拾った」

「落とさないで」

 

 

30戦ぶっ通しでやり続け、まさかの負け越し(13勝1分16敗)に絶望してベッドに突っ伏している朱里がそこには居た。

 

「フン、これでオレの勝ち越しという事になるな、うん?」

「負けっぱなしで居られるかぁ!再戦じゃコラァ!」

「朱里さん、もうお昼時です……」

「マ?………ホンマや」

「なんで急に関西弁……?」

 

なんだかんだ負けず嫌いである朱里はやる気全開で再戦を申し込んだが、どうやら既に昼食を取るには良いぐらいの時間であったようで。

 

「よし。昼飯作るのめんどいから食いに行こう」

「事情は知らんが、食事を摂るのには賛成だな」

「ふむ……何処に食べに行きます?僕も同行します」

エルフナ院……じゃない、エルフナ……めんどいからエルちゃんでいい?」

「その訳し方大丈夫なんでしょうか……ボクは良いですけど。ていうか話が進んでません」

定☆食☆屋なんてどうよ!」

「……言い方に違和感を感じたが、オレは構わん」

「キャロルが良いなら、何処でも」

「お、ここでイチャイチャとか良い度胸してるね。どつくぞ

「響さんと未来さん相手にイチャついてる張本人が言わないでください」

ゴフゥ!?

「……自滅してるが、コイツはアホなのか?」

「……どうなんだろう?」

 

定期的に自爆しながらも2人を連れて近所の定食屋へと向かう朱里。周辺が完全に朱里の事を「妹2人を連れて歩く姉」として見ていたが、問題の妹2人が色々ぶっ込むせいで朱里、大量吐血。

姉から苦労人に周辺評価がランクアップしたそうな。

 

 

 

 

 

みょうじょうにしはともる、か……」

「……今なにか言ったか?」

「ん?いんや、何も」

 

 

 

 

 

 

色々ありつつも、なんとか無事定食屋に到着。

 

「どうよこの店。私の大好きなカツ丼の定食特盛が1000円以内!安上がりでいっぱい食べられるゾ!」

「響さんと切歌さんもですけど、朱里さんも大概ですよね?」

「たっぷり食べればいっぱい満足じゃん!イイじゃんスゲーじゃん!」

「急に語彙力が消え……いや、元からか」

「ちょっと待ってキャロルちゃん。それどういう事?」

「そのままの意味だが?」

「うーん、萎えそう……」

「その結構本気で落ち込むのをやめろ。オレの罪悪感が凄い」

「もっと罪悪感感じて?」

「急に殺意の方が湧き上がって来たな……」

 

着きはしたが、注文を頼んだ後が酷い。四人掛けの席で1人で凄まじい落ち込み方をしては急に立ち直り、その度その度ふざけるので今度はキャロルが撃沈直前。店員は朱里の態度は見慣れてる様で殆ど目もくれていないが、客の方はその限りでは無く……

 

「先輩、なんですかあのロリっ子2人とヤベー奴」

「ロリっ子はともかく、知らねぇのか?ヤベー奴はここの超が付くほどの常連だぞ?」

「あんなガワだけ美人初めて見ましたよ……あと先輩、俺ここ初です」

「そうじゃねぇか……」

「おばちゃん親子丼もちょーだーい!あ、特盛で〜!」

「……ん?あのヤベー奴カツ丼定食も頼んでませんでしたか?」

「よくある事だ、よくある………そういうモノなんだ、アレは」

 

 

人知れずどう考えても化け物を相手にしているかの様な発言をされている当人は、いつも通りと言わんばかりに追加注文。2つのメニューの合算カロリーを流し目で見てしまったエルフナインは、一般女性には過剰過ぎるその量に困惑していたそうな。

 

 

「にしても……なんでココなんだ。お前、もっと金があるハズだろう」

「いやぁ〜ゲームに課金してたら無くなっちゃって!」

「嘘をつくな。意外と倹約家の節があるのは知ってるし、そもそもお前はそこまで課金する様なタイプでも無いだろう。限界まで身銭を切らずに骨の髄まで楽しむ様な人間だお前は」

「……キャロルちゃん、もしかして怒ってる?」

「事実を言っているだけに過ぎんだろう馬鹿者……」

「ねぇねぇ、怒ってるの?ねぇねぇ」

「……お前、楽しんでないか?」

「なぁにを言ってるか分かりませんねぇ」

「フンッ!」

「グヘァ!?」

「……楽しそうですね、2人共」

「「これが楽しそうに見えるか」馬鹿者!?」

「……仲も良さそうですね」

 

 

ちょっとした会話から一瞬でヒートアップしていく2人。火薬庫に点火しかけた2人だが、ここで朱里、異常な気配を感知。感じた方向をチラリと見れば、青筋を立てた老婆の店主がそこにはいた。

流石に逆らえないのか焦った様子でキャロルの肩をつつきながら、人差し指を立てて唇の前に持っていく。何事かと朱里が流し目で見ていた方向を確認したキャロルからは、少しずつ冷や汗が出始めていた。

後のキャロル曰く

『アレはダメだ。本当に、ダメだ。こう、分かるだろう?ダメなんだ』

語彙力が消滅して冷や汗をかきながら語る辺り、本当に恐ろしかったのだろうとその様子を見た者は感じたらしい。

 

「あ、定食あざす────で、これ食べた後どーする?」

「オレはやる事があるからな。荷物を取りに帰ったらそのまま帰宅する」

「ありゃ、そりゃ残念。エルちゃんは?」

「ボクもキャロルと一緒に──」

「いやエルフナイン、お前はコイツと遊んでろ」

「えっ、ちょっとキャロル?」

「どうせ1人で終わる程度の量だ。それにオレはコイツとカードゲーム以外でロクな事になった想い出が無いからな」

「えぇ〜?あのゴスロリ服とか可愛かったのに……」

「オレはお前の着せ替え人形じゃない!」

「違うの?」

「違うわ!」

 

 

結局、昼食を食べ終わった3人は1度朱里の家に帰宅。キャロルのみ荷物を持って家(という名のS.O.N.G本部)へ帰り、エルフナインは朱里に引き摺られて出掛ける事となった。

 

 

「ねぇ、エルちゃんやけにこのゲーム上手くない?」

「ス〇リートファ〇ターは一時期ハマってたので!」

「ハマってたで済まされる実力じゃないんだけどなんだよ全ステパーフェクトって。あぁ豪鬼相手にもう1本取っちゃってる……」

「ハマったらこれぐらいになりませんか……?」

「ハマるだけでなる訳ねぇだろばぁか!なってたまるか!廃人じゃねぇか!」

「えっ、そうなんですか……?」

「そうなんだよォ!」

 

 

ゲームセンターにてまさかの実力を見せたエルフナインに絶望したゲーム厨が、そこにはいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ふむ、予想外だったな」

 

「ガングニールのギアペンダントを持って出掛けてみたが……機材に反応は無し。全くの励起状態にならず、か……」

 

「立花響とガングニールの組み合わせ……いや、()()()()()()()()()とガングニール、か?」

 

「特定の条件下でのみ、遠隔でも励起状態化させる程の高適合率を持つと思われる足立朱里……だが、オレがギアペンダントを持って近付けても、反応は起きなかった。という事は適合率では無いのか?だがそれ以外なら……何がガングニールを励起させている?何が奴とガングニールを関連付けている?」

 

「奴が異常な程に固執している物……クトゥルフ神話、だったか。ただの空想物語だとタカをくくっていたが……1度、調べ上げてみるべきか」

 

 

 

 

 

 

 

「朱里さん?何を書いてるんですか?」

「あぁコレ?日記みたいなモンよ」

「日記、ですか……見せてもらってもいいですか?」

「おんおん、ええよええよ。ホレ」

 

 

 

『繧ャ繝ウ繧ー繝九?繝ォ縺ョ蜿榊ソ懊→螟也・槭?髢「菫よ?ァ』

 

 

 

「………何を、書いてるんですか、コレ」

「私がその日その日重要だと思った事を書いてるんだ。自分に関係無い事だと忘れちゃうしね〜」

「……ボクには、読めないんですけど」

「プライベートな事は知られたくないんだよ私だって。まぁ暗号みたいなモンだと思って許して?」

「なら、そういう事にしておきます……」

 

 

 

 

 

「知られちゃいかんよねぇ……()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「絶対キャロルちゃんは調べ始めてるだろうし……久しぶりに訃堂ジジイ利用すっか」




久しぶりに遊☆戯☆王を見かけまして、そこから広がった話になります。呪文唱えてるのは昔の名残です(元エセ満足民)

あと1話か2話頑張って完結編手つけましょうかね……というか自分にメリハリ付ける為にも挙げる日固定しようかな
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