思いっきり遅刻してるわ、小説書いたのが久しぶり過ぎて語彙がヘンテコになってたりしてますが、生暖かい目で見て頂けると有難いです。
過去後編はしっかり書いてます、えぇ、ハイ。4000字目ぐらいで何故か挫折してますけど……
「今日は翼さんの誕生日です。いぇーい……」
「朱里ちゃんテンション低くない……?」
「何を血迷ったかケーキ手作りしてたら、なんか三徹してました」
「……足立。その、とても嬉しいのだが、寝たらどうだ?隈が凄い事になっているぞ……」
「翼さんが誕生日だってのに、1ファンとしてテンションダダ下がりどころか寝てられるかこのスットコドッコイ!Foooo!!!!」
「……小日向、やはり足立は寝かせておいた方が良いのではないか?」
「多分、パーティーが終わるまでは無理かと……」
風鳴翼、誕生日。
S.O.N.Gの潜水艦内は一般人の足立朱里が居る為使用不能。彼女の誕生日を祝う人間の多くが共通点を持つ場所を装者達は考え、結局大して浮かばなかった彼女達が選んだのは風鳴家の一室を借りるという物だった。勿論彼女の父:八紘はそれを快諾、風鳴家にて誕生日パーティーが行われる運びとなった。
装者
風鳴家で作られた豪華絢爛な食事が並び、更に個々人が持ち込んだ料理やプレゼント等がテーブルの上に所狭しと並べられていた。
その中でも異様な雰囲気を放つ物が1つ。足立朱里が自作したというソレは、高さが1m近くもあるケーキであった。しかも何のこだわりなのか知らないがチョコとショートのミックスでワンホール。そこいらのパティシエに予約を入れても1〜2週は待たないと出てこない様な巨大ケーキがそこにはあった。
ちなみにこのケーキを見た雪音クリスの第一声は『ウェディングケーキ作ってんじゃねぇよ!』であった。
「ということで」
「という事で、じゃないだろ!なんだよこのゾウもビックリのデケェケーキを自作したってのは!?」
「ちょっと何言ってるか分からない……」
「なんで分かんねぇんだよ!?」
「クリス?朱里の奇想天外さは知ってるでしょ?」
「なんでバカの付き添いが諦めてんだよ!おい、バカはどう思ってるんだよ!?」
「バカって酷いッ!?でもいや、そう言われましても、朱里ちゃんだしなぁ……」
「コイツは免罪符付かナニカか!?」
「知ってました?思考停止は世界を救うんですよ?」
「知るかこのバカ2号!」
「クリス先輩のツッコミが大暴走してるデース……」
「あんな激しいツッコミしてる先輩、殆ど見た事ない」
「アハハ!やっぱアイツはバカだし面白ぇな!なぁ翼?」
「えっ?えっ、うん、そうだね……?」
「落ち着きなさい奏。フリが雑過ぎて翼が困ってるわよ」
「おいそりゃ無理な相談だぜマリア。アタシはいつもこんな感じだからな!」
「……ホント、成人済みなのにどうしてこうなのかしら」
「まぁまぁ……節度は弁えてますし、ね?」
「えぇそうね……全く、始まる前からこうとか先が思いやられるわ……」
「……翼は壮健な様で何よりだ」
「えぇ。奏さんとツヴァイウィングを結成し、ライブ会場の悲劇以降思い詰めた様な精神状態ではありましたが……どうやら憑き物が落ちた様でなによりです」
「後は風鳴機関、か……あそこを何とかせねばな」
「それはそれ、これはこれ、です。今は、娘さんの誕生日を祝うのが宜しいのでは?」
「……それもそうか」
まだ始まってすらいないのにこのやかましさである。まぁうるさい理由はほぼ10割
そんなこんながありつつも主役によって開始の音頭が取られ、パーティーは順風満帆に進んだ。
「おいこのケーキ切り分けんの難過ぎんだろ!?」
「クリス先輩そこからナイフ入れたらマズイっすよ!?」
「お前口調どうなって──やばい崩れる!?」
「先輩ナイフパス!」
「ほらよッ!」
「見えた!せェいッ!」
「刃の腹でケーキを支えている、だとッ!?」
「驚いてないで助けてくださいよセンパイ!?」
「クリスパイセン、ちょっとヤバいっす」
「ヤバいって何がだよ?」
「う、腕が……」
「バカ!直すまで持ちこたえろ!そうしないと地獄だぞ!?」
「そんな先輩方の危機に」
「後輩、参上デース!」
順風満帆、に
「ハァ……なんで私は独身なのかしら……良い男との出会いなんて、エージェントの私には……うっ、ヒグッ、えぅぅ……」
「マリア姉さんが泣き上戸に!?」
「おいどんだけ飲んで──酒くさッ!?」
「……ビールの空き缶が5本ほどここにあるのだが、全てマリアか?」
「緒川さんと八紘さんは……日本酒ですねアレ。弦十郎さんはそもそもお酒飲んでないですし、多分全部マリア姉さんですね」
じゅ、順風満帆、に
「……マリアくんは、どういった人物なのかね?」
「率直に言いますと、少しナーバスになる事の多い女性、ですかね。普段はとてもしっかりとされている方です」
「……カウンセラーを雇うといい」
「…………場合によっては」
……どうやら 順風満帆 と 混迷 を間違えたらしい。今確かに、この誕生日パーティーは混迷を極めていた。誰のせいだよマジで。
結局、大量の料理と巨大ケーキの大多数は響・切歌・朱里の3人組によって綺麗に消滅し、それぞれが用意したプレゼントも問題無く翼に手渡され、パーティーは終わりを迎えた。
「うぅ……」
「ま、マリア姉さんは背負って帰りますから……」
「部屋をあてがうから寝かせてはどうだ……?」
「翼の好意に甘えとけって!な?」
「えーっと……」
「私の心配をしてるなら大丈夫だぞ」
「じ、じゃあ、お世話になります」
酔い潰れた1名が結局翼の家に泊まる事になったり
「じゃあ私は、かえって、ね、む……zzz」
「……えっ?朱里ちゃん?」
「立ちながら寝てんぞコイツ……どんだけ無茶したんだ?で、コイツどうすんだよ?」
「うーん……私が背負って帰る?」
「何処で降ろすんだよ……」
「私の家?」
「おかしいだろそれは!コイツの家知らねぇのか!?」
「いや、知ってるには知ってるんだけど…あ、鍵あった」
「待て、どっからその鍵出てきた?」
「え?私のバッグからだけど」
「なんでバカ1号がバカ2号の家の鍵持ってんだよ!」
「友達だから?」
「理由になってねぇよ!」
立ちながら爆睡し始めた寝不足女傑を家に返す算段を立てたり
「セェイッ!」
「フッ!」
「……司令が人間か怪しいのは知ってたけど」
「緒川さんも大概なのデース……」
食後の運動 と称して手合わせを始めた2人のOTONAを見てドン引きする人間が居たり
結局パーティーは最初から最後までロクな事が無かった。
それでも彼・彼女達の顔には笑みが浮かんでいた。きっと守りたかった平和の形とは、こういった物なのだろう。確かに彼女達は、一時の平穏を楽しんでいた。
「……つばしゃ、しゃん……zzz」
「……鼻血出そう」
「コイツどんな夢見てんだ……?」
「ホント、起きてる時は破天荒なのに寝てる時は天使だよねぇ……」
「言いながらなんで頬つんつんしてんだよ……」
「せんぱーい!」
「待って欲しいデース!」
「お、後輩どもか」
「切歌ちゃんと調ちゃんパーティー終わった後見かけなかったけど、どこ行ってたの?」
「司令と緒川さんの手合わせを見てたデース!」
「……あの化け物2人、そんな事してたのか」
「私も師匠みたいに頑張らなくっちゃ!」
「おいバカ人背負いながら張り切んな!そんな事したら!?」
「大丈夫だってクリスちゃ──あっ」
「「「「「朱里(ちゃん)(先輩)!?」」」」」
「………ひぃぃびぃぃぃきいぃぃぃぃ!!!!!」
「ヒィィィ!?」
…………背負われていた人間が見事にお尻をコンクリートに打ち付ける事態もなんかあったが、結局、響の頭に巨大たんこぶが出来る程度でこの日は終わった。
ちなみに酔い潰れていた彼女は記憶があったらしく、翌日泣きながら目覚めた。パーティー後も結局面倒事だらけであった。
多分こんな事を昔の自分なら書くだろうな〜と、責任を過去に押し付けながら書いてみました。後先考えないって楽しいね(?)
コラボしてみたいんだけどこの主人公コラボ先出れそう?
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行けるやろ
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無理やで