劇場版・結城友奈はテイマーである わたしたちのロボトルゲーム!   作:渚のグレイズ

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漸く半分くらいかな・・・?
八月一日までに、なんとか形にしたいぜ・・・・


chapter13 手掛かりは“迷子のお知らせ”

春信「デジタルウェイブの発生源、まだ特定できませんか!?」

 

オペレーター娘E「すみません・・・範囲も規模も大きく、特定にはまだ、時間が・・・・」

 

美森「────────状況は最悪、ですね」

 

春信「ええ・・・・何もかも、後手に回ってしまっています」

 

あれから、電脳障害(デジモン発生)とメダロットの暴走が重なって頻発するようになり、サイバー課・特殊犯罪対策室の面々は対応に追われている。

電脳障害の方は、スティフィルモンとサクヤモンが陣頭指揮を執り、水際でどうにか耐えている。しかし、暴走メダロットについては難しい。

たかだか玩具だと侮るなかれ。ものにもよるが、メダロットの武装は岩をも砕くことができるのだ。 

 

春信「安芸さんに頼んで、調査隊の方々に対処してもらっていますが・・・・」

 

美森「元凶を断たねば、いずれ此方が押しきられてしまいます」

 

春信「その通りです。だからこそ、デジタルウェイブの発生源を見つけなくてはならないんですが・・・・・」

 

そこに、スティフィルモンから連絡が入る。

 

スティフィルモン『春信!ちょっと良いか?』

 

春信「どうかしたのかい?」

 

スティフィルモン『いや、さ・・・・とりあえず、これ見てくれ』

 

春信「?」

 

スティフィルモンから送られてきたのは、今ネットワーク内に出現しているデジモンに関するデータだった。

 

春信「・・・・・ふむ、僕達が保有しているデータには、このデジモンのデータが無いね。新種のデジモンかな?」

 

クラモンに似た外見の、緑色のデジモン。

それが今、ネットワーク内に出現しているデジモンの正体らしい。

 

春信「・・・・それで、この新種のデジモンがどうしたんだい?」

 

サクヤモン『変わってくれ─────すまない。このデジモン、どうも奇妙なんだ』

 

春信「奇妙・・・・?」

 

美森「どういうこと?」

 

サクヤモン『こいつら、()()()()()()()()()。それどころか、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()────いや、多分()()()()()()()()()()

 

春信「・・・・・えっと、どういうことです?」

 

美森「つまり、この新種のデジモンは、何処か別な場所から溢れてきてしまっている、ということ?」

 

サクヤモン『私には、そう見える』

 

スティフィルモン『正直、僕にはよくわかんないけどな・・・・それと、メッセージが届いてたから確認したんだけど・・・・なぁこれ、どういう意味なんだ?』

 

春信「メッセージ・・・・?」

 

スティフィルモン『差出人は、“乃木園子”だってさ』

 

美森「そのっちから!?見せてちょうだい!」

 

スティフィルモン『へ?お・・・おう』

 

少々食い気味に要求してきた東郷に、若干引きつつも、スティフィルモンは園子からのメッセージを見せる。

 

 

乃木園子です

乃木園子です

乃木園子です

 

 

美森「これは・・・!そのっちが迷子になった時の合図!!」

 

スティフィルモン『いやなんでさ。今あの子ダイパン社にいるんじゃなかったの!?』

 

スティフィルモンが突っ込みを入れるが、春信は冷静に思考を巡らせる。

 

春信「──────もしや、ダイパン社で何かが起きたのでは?」

 

美森「私も同じ意見です。きっと、そのっちの身に何かがあったのだと思います」

 

サクヤモン『成る程・・・・ならばそのダイパン社に行ってみるか』

 

春信「そうですね・・・・東郷さん、お願いできますか?」

 

美森「任せてください!」

 

サクヤモン『私はこのまま、ネットワーク内から向かう。向こうで落ち合おう』

 

美森「ええ」

 

そうして東郷は、国防仮面の衣装を纏い、ダイパン社へと向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スティフィルモン『いや、なんでその服着て行ったの!?』

 

春信「──────まぁ、良いんじゃないかな。別に」

 

スティフィルモン『春信が諦めてる!?』

 




〈ワームモンの!〉
メダロット講座



「今回からはサポート技!まずはサポート系の代表“助ける”技からだよ♪」


・レーダーサイト
 味方全員を、「全てのパーツの成功率を上昇&ステルス・コンシールを無効化する」症状“レーダーサイト”状態にする。

・対地制御
 味方全員を、「全ての地形適正をAにし、ヘヴィリミット*1を最大値にする」症状“対地制御”状態にする。

・ドミニオン
 味方全員を、“レーダーサイト”状態及び“対地制御”状態にする。

・ステルス
 一回行動するまで相手から狙われなくなり、相手のガードもすり抜ける。

・コンシール
 「一回攻撃を受けるまで回避値二倍になり、貫通等の攻撃特性を通常化する」症状を全員に付与する。


「他にもあるけど、今回はここまで!じゃ、またね~~♪」

*1
脚部パーツが持つ、ヘヴィ(重い)パーツを付けられる数

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