劇場版・結城友奈はテイマーである わたしたちのロボトルゲーム! 作:渚のグレイズ
メタビーの放ったメダフォースによって、ビーストマスターは遂に機能停止した。
十蔵「そんなバカな・・・!?こんな事が・・・・」
と、そこにアトム博士を背負って園子がやって来た。
アトム「なんとか間に合ったか・・・!?」
園子「ひぃ───ひぃ───叔父さん、ちょっとは運動して・・・・・」
アトム「ぎっくり腰がひどくなるからやだ」
友奈「あ!そのちゃんと博士!!」
美森「無事だったのね。良かったわ・・・・」
アトム「・・・・・ドブロク」
アトム博士が十蔵の下に近寄る。
十蔵「私の夢が・・・・ロボットの国を創る夢が・・・・」
アトム「その夢は、もっと別の方法で叶えるべきだと・・・・前にも言ったはずだぞ、十蔵」
十蔵「ふん。メダロット達を縛り付けておきながら言う事か!・・・・だが、そうだな・・・・」
ボロボロになったビーストマスターを見つつ、十蔵は語る。
十蔵「こんな、無理矢理に操る真似をせずとも、できたはずだな・・・・それこそ、彼らの自由意思で」
アトム「そうだな・・・・」
と、その時だった!
???「ソレハ困ル那。我ガ復活ヲ遂ゲル似ハ、めだろっと達乃力ガ必要不可欠那乃ダ」
謎の声が、
美森「何奴!」
???「シカシ那ガラ、ココマデ乃働キハ大儀デアッタ。我ガ復活ヲ遂ゲル似ハ十分ダロウ」
十蔵「なんだと・・・・!?どういう事だ!メダフォースを集め、それを使ってメダロット達のリミッターを外す計画ではなかったのか・・・!?」
???「ア、ソレハ嘘ダ。残念ダッタ那!」
高笑いと共に、ビーストマスターの残骸がその形状を変えていく。
どんどん大きくなっていき、遂にビルに亀裂が入り始めた。
十蔵「そんな・・・・」
園子「ビルが崩れそう・・・早く逃げなくちゃ!」
友奈「十蔵さんも!早く!!」
十蔵「───────────私、は」
しかし、やんぬるかな。とうとうビルが堪えきれず、友奈達は再び落下してしまうのだった。
友奈「きゃあぁぁぁ!?」
美森「友奈ちゃぁぁぁぁぁぁん!」
十蔵「──────!」
が、今回は十蔵が全員を救い上げ、どうにか倒壊するビルから脱出できた。
アトム「ほほう、やるではないか」
十蔵「─────────ふん。礼はいらん」
十蔵の乗り物が安全な場所に着地した時には、遂に真の黒幕がその姿を衆目の下に晒していた。
アルゴモン究極体「我は“アルゴモン”。
そうして、高々と笑い声を上げるのだった。
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│アルゴモン│
└─────┘
突然変異型