劇場版・結城友奈はテイマーである わたしたちのロボトルゲーム!   作:渚のグレイズ

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chapter19 究極のアルゴモン

メタビーの放ったメダフォースによって、ビーストマスターは遂に機能停止した。

 

十蔵「そんなバカな・・・!?こんな事が・・・・」

 

と、そこにアトム博士を背負って園子がやって来た。

 

アトム「なんとか間に合ったか・・・!?」

 

園子「ひぃ───ひぃ───叔父さん、ちょっとは運動して・・・・・」

 

アトム「ぎっくり腰がひどくなるからやだ」

 

友奈「あ!そのちゃんと博士!!」

 

美森「無事だったのね。良かったわ・・・・」

 

アトム「・・・・・ドブロク」

 

アトム博士が十蔵の下に近寄る。

 

十蔵「私の夢が・・・・ロボットの国を創る夢が・・・・」

 

アトム「その夢は、もっと別の方法で叶えるべきだと・・・・前にも言ったはずだぞ、十蔵」

 

十蔵「ふん。メダロット達を縛り付けておきながら言う事か!・・・・だが、そうだな・・・・」

 

ボロボロになったビーストマスターを見つつ、十蔵は語る。

 

十蔵「こんな、無理矢理に操る真似をせずとも、できたはずだな・・・・それこそ、彼らの自由意思で」

 

アトム「そうだな・・・・」

 

と、その時だった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「ソレハ困ル那。我ガ復活ヲ遂ゲル似ハ、めだろっと達乃力ガ必要不可欠那乃ダ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

謎の声が、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()のだった!

 

美森「何奴!」

 

???「シカシ那ガラ、ココマデ乃働キハ大儀デアッタ。我ガ復活ヲ遂ゲル似ハ十分ダロウ」

 

十蔵「なんだと・・・・!?どういう事だ!メダフォースを集め、それを使ってメダロット達のリミッターを外す計画ではなかったのか・・・!?」

 

???「ア、ソレハ嘘ダ。残念ダッタ那!」

 

高笑いと共に、ビーストマスターの残骸がその形状を変えていく。

どんどん大きくなっていき、遂にビルに亀裂が入り始めた。

 

十蔵「そんな・・・・」

 

園子「ビルが崩れそう・・・早く逃げなくちゃ!」

 

友奈「十蔵さんも!早く!!」

 

十蔵「───────────私、は」

 

しかし、やんぬるかな。とうとうビルが堪えきれず、友奈達は再び落下してしまうのだった。

 

友奈「きゃあぁぁぁ!?」

 

美森「友奈ちゃぁぁぁぁぁぁん!」

 

十蔵「──────!」

 

が、今回は十蔵が全員を救い上げ、どうにか倒壊するビルから脱出できた。

 

アトム「ほほう、やるではないか」

 

十蔵「─────────ふん。礼はいらん」

 

十蔵の乗り物が安全な場所に着地した時には、遂に真の黒幕がその姿を衆目の下に晒していた。

 

 

 

 

 

アルゴモン究極体「我は“アルゴモン”。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()!!!」

 

 

 

 

 

そうして、高々と笑い声を上げるのだった。

 




┌─────┐
│アルゴモン│
└─────┘
突然変異型
完全体のアルゴモンが進化し、格闘戦の能力をも増幅した巨大な究極体デジモンである。必殺技は、口部から放つ無数の光線『テラバイトディザスター』と、肢体の眼部から放ち、次元をも歪ませてしまう程の破壊光線『ディストーションライン』。また、その巨体で敵を薙ぎ倒す『ブルートフォース』も破壊力抜群である。

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