百合ハーレムを目指します。
どうかよろしくおねがいします。
SIDE:天
私の名前は五反田 天。
五反田家の長女である中学生だ。
今、私は学校に向かっている。
そろそろ、嵐が来るころか……
「おっはよう! てっちゃん!」
後ろから、無駄に元気な声が掛けられる。
振り向くと、視界が胸に埋め尽くされる。
「えっへへ~! てっちゃん分の補給~!」
この紫色の髪の無駄に乳がでかい女性は、篠ノ之束。
一応私の幼馴染であり、親友だ。
「何をやっとるか。馬鹿者」
束の後ろからやってきた女性が、束の頭を握りつぶすように持ち上げる。
「みぎゃ~!!! イタイイタイ! 痛いよちーちゃん!」
「それはそうだ痛くなるようにしてるからな」
この女性の名前は織斑千冬。
こちらも幼馴染で親友だ。
「まったく……」
そうため息をつき死んだ束を投げ捨てると、千冬は私に静かに抱きついてきた。
「……千冬、お前もか」
「抱きついていいのは私だけだ」
いつからこうなったと頭を抱える。
いつごろだったからか、千冬は私に依存するようになったのだ。
「……(うへへ~、天はいい匂いがするなぁ……)」
なんか鼻息が荒くなってきたぞ……
「ちょっとちーちゃん! 私が駄目で、自分は抱きつくとかひどいよ! おーぼーだよ!」
いつのまにか復活した束が抗議している。
「うるさい。私は天の嫁だから問題ない」
「かっちーん。ちょっと聞き捨てならないことを聞いちゃったよ。誰が誰の嫁だって!?」
わーわー! ぎゃーぎゃー!
いい争いを始めた二人を尻目に私は……
「私は先に教室に行ってるからな」
そっとしておこうの精神で教室へと向かった。
-教室
教室に着いた私はクラスのみんなに挨拶をしつつ席に着いた。
すると、ものすごい勢いで走る音が聞こえた。
「ちょっとてっちゃん! 置いていくなんて酷いよ!」
「そうだ! 妻を置いていくとは何事だ!」
アレな幼馴染二人組みが来た。
クラスのみんなは、いつものことなので特に何も言いはしない。
私は頭を抑えつつ
「お前らがいつまでたっても喧嘩をやめそうにないから来ただけだ。馬鹿の相手をすると疲れるのでな」
「馬鹿って……」
「酷い……」
二人は落ち込んでダウンした。
疲れてるから、辛らつになってしまったな。
「せんぱ~い! 天せんぱ~い!」
そんなことを考えていると私を呼ぶ声が教室に響いた。
「なんだ、真耶か」
「もう! なんだとはなんですか!」
目の前でぷりぷりと怒っている女性は、私の後輩に当たる山田真耶。
上級生に絡まれているのを助けて以来、なんか懐かれた。
「今日もギュ-ってしてもらってもいいですか?」
「まったく、甘えん坊だな……」
甘えるような声を出す真耶に微笑みながら抱きしめると……
「納得いかないんだよ! こっちから抱きつきにいかないといけない私と対応が違いすぎるんじゃないかな!」
「そうだ! 私も自分からではなくたまには抱きついてもらいたい!」
復活した二人が、私たちに詰め寄る。
そんなことをいわれてもな……
「ふふっ……お二人とは若さが違うんですよ若さが」
ぴきっ
「ほ、ほほーう。たかが1歳ちがうだけで得意げにならないでほしいんだけど」
「山田真耶……私のアイアンクロー。受けてみるか?」
……また口論が始まったし。
はあ、最近ため息をつく回数が増えたような気がする。
「まあ、でも……」
こんな日々も嫌いじゃないかな。
「私こそがお嫁にふさわしいんだよ!」
「私です! 料理もできない女の人は駄目だと思います!」
「大事なのは料理ではないいかに愛するかだ!」
まあ、うるさすぎるのも考え物だが。
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主人公の設定
名前:五反田 天
容姿:長めの赤髪でポニーテールにして纏めている。
綺麗だが、どちらかというと凛々しい顔立ち。
体つきは細身で胸は大きめ。
基本的にスーツを着用している。私用で出かける際はラフな格好を好む。
人物:五反田家の長女。
クールで、表情があまり動かない。
幼いころから大人びていて、常にみんなを諭す立場になりやすかった。
普段が無表情のため、笑うと高威力。
束や千冬とは幼馴染。
趣味は、鍛錬・読書。
特技は、パルクール。
※設定等は変更する場合があります
短いですが、こんなもんです。
おかしなところとかがあったら指摘よろしくお願いします。