GAMERA ガメラ3   作:AS365

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助けたい

ペンシルベニア州 シューニス

ダダ!!!ダダ!!!ダダダダダ!!!

シューニスではAユニットがイリスと交戦を開始しており、隊員達はMk17ライフルでイリスを銃撃したがイリスは足下の木を踏み倒しながら前進を続けていた。

「グスタフ用意!」

カチン

「後方よし!」

「発射!」

バシュ!!!

「ロックオン!」

「ジャベリン発射!」

バシュ!!!

ドン!!!

ウウウ

Aユニットの隊員はM3A1無反動砲とジャベリン対戦車ミサイルでイリスを砲撃した。

発射された砲弾やミサイルはイリスに命中したが、イリスは若干呻き声を出す以外は特にダメージは無かった。

ウウウウウ

イリスは攻撃を鬱陶しく思ったのかMRFの方を見た。

ブン!!!

バキバキバキバキ!!!

「「「「「「「あぁぁぁぁぁぁ!!」」」」」

イリスは触手を振り回し、木々を薙ぎ倒し、近くに居た隊員達は衝撃で吹き飛ばされ、頭から地面に激突した者や薙ぎ倒された木の下敷きになった者、中には触手が直撃し上半身が無くなった者も居た。

「中尉!B-21が到着!航空支援を開始します!」

「よし!」

通信兵は戦闘指揮所から爆撃機が到着した事と空爆が行われる事をソラーノ中尉に伝えた。

 

シューニス上空

イリスの上空にはB-21が3機到着し、ウェポンベイを開きMOPの投下体制に移行した。

 

ウウウウウ

ビュン!ビュン!ビュン!

ドン!!!ドン!!!ドン!!!

イリスは爆撃機の存在に気付き、触手の先端からギャオスと同じ超音波メスを空に向けて発射し、B-21を全機撃墜した。

「戦闘指揮所に報告!損害多大!撤退する!」

「こちら先見!損害多大!撤退する!」

ソラーノ中尉は多大な被害が出た事により、作戦を中止し撤退する決断をし、通信兵は戦闘指揮所に撤退する事を報告した。

ウウウウウ!!!

「「「「「「「「「あぁぁぁぁぁぁ!!」」」」」」

イリスは触手の先端の槍の中心にある玉のような器官を光らせると衝撃波を放ち、残った隊員達を全員吹き飛ばした。

 

ニューヨーク州 マンハッタン

「………」

一方、サラはベッドに寝かせたティーラの前に立ち、彼女の首に掛けてある勾玉を手に取った。

ガチャ

「!」

カチャカチャ

「動くな、国防省だ」

部屋のドアが開く音がし振り向くと入り口からニック、JD、レイン、カプランが突入しサラに拳銃を突き付けた。

それに遅れてグラント博士達も部屋に上がりこんだ。

「グラント博士」

「ティーラを、ワシントンの病院へ搬送する」

「何の権限で?」

ティーラの搬送にサラは抗議し、グラント博士とウチキド博士は訳を説明し出した。

「ペンシルベニアの生物、ギャオス変異体は彼女との神経融合を試みた可能がある。このままでは彼女の命に関わる」

「生物の方は?融合を試みて、どうなったの?」

「融合後に染色体レベルで変異を起こしていたわ。今はどんな姿になっているか想像も着かない………兎に角、彼女はここに置いておく事は出来ません。モナーク権限で彼女を設備や監視の行き届いた病院へ転院させます。さぁ、行きましょう」

ウチキド博士はティーラをベッドから起こした。

その際、ニックとメグミはティーラの勾玉を見た。

「あれが?」

「えぇ」

「ガメラのと似てる気がするが」

「真似てるんですよ。ガメラの」

ニックとメグミの話を聞いていたウィンドウも話に加わり、ティーラの勾玉に対する持論を持ち出した。

「ガメラはメグミさん。あなたと勾玉で心を通じらせる事により力を得る事に成功した。おそらく件のギャオスも同じ事をして力を得ようとしている」

「でも、やってる事はガメラと真逆だ」

ニックはガメラとギャオス変異体が同じ方法で力を得ようとしているとするウィンドウに反論した、

「真逆?」

「ガメラはメグミを取り込もうとはしなかった」

 

ペンシルベニア州 シューニス

ニックと別行動しているミルズは洞窟の前で項垂れていたケビンの下に歩いて来て、彼の横に座り、手に持っていた袋からパンを取り出しケビンに渡した。

「食うか?」

「………何これ?パン?」

「ヤキソバパンだ」

「ヤキソバ?」

「あぁ、ヤキソバって言うヌードルを炒めた食い物をスパゲッティパンみたいにパンで挟んだ物だ」

ミルズとケビンは焼きそばパンを食べ始めた。

「旨い」

「だろ?…………なぁ、お前どうしたいんだ?」

「…………」

ミルズの質問にケビンは黙ったままだった。

「黙ったままじゃわかんないぜ」

「…………けたい………」

「聞こえない」

「ティーラを助けたい!」

ケビンは顔を上げて、ミルズに向かって自分が今したい事を訴えた。

「よし、じゃあニューヨークに行くぞ。」

「え?」

「あの娘はニューヨークに居る。助けたいなら、まずはその娘の側に居てやることだ」

ミルズは立ち上がり、ケビンにティーラが居るニューヨークに行くことを提案した。

「なら………あいつもニューヨークに……」

「あいつ?」

「早く行こう」

ゴォーーーーー

「「?」」

ゴォーーーーー!!!!

「「!」」

ミルズとケビンが出発を決めた直後に、あたりに轟音が響き、空を見上げると戦闘機が彼らの頭上を猛スピードで通過して行った。

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