松本発あずさ殺意の信濃路   作:新庄雄太郎

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最終章です


第十一章 事件の背景

「逮捕した小島は、夫が不倫を目撃し、探偵を殺害を計画したことを自供したそうです。」

 

「そうか。」

 

「それにしても、お手柄でしたね。」

 

「ええ。」

 

「さすがだよ、南と高山と小海と香川は。」

 

「それにしても、よくこんなトリックを使ったんだな。」

 

「ええ、アリバイを確認したら歩美は新大阪へ行ったと言ってたから。」

 

「なるほど、すると歩美は宰と共謀して犯行に及んだって事か。」

 

「すると三分坂の殺人も。」

 

「そうだ、全て歩美が計画したんだ。」

 

「そして、宰は歩美の指示で毒殺をさせた。」

 

「そうか、やはり犯行は歩美がか。」

 

「ああ。」

 

「夫の不倫で、殺人なんて。」

 

「酷い残酷だわ。」

 

「うん。」

 

「歩美と宰は自白しました、浮気しているのを隠して出張を利用して会いに行っていたそうだ。」

 

「ほう。」

 

こうして、特急「あずさ76号」殺人事件は無事に解決した。

 

そして、次の日。

 

「すいません、財布拾ったんですけど。」

 

「落とし物ですか?。」

 

「はい。」

 

今日も公安隊は大忙しです。

 

「はぁ。」

 

「ぼやくな、高山。」

 

「スリは山手線と京浜東北線には休みはないんだよ。」

 

「そうですか。」

 

「おい、あの人かな。」

 

「間違いない、稲妻の節田だ。」

 

「ああ。」

 

「おい、稲妻の節田。」

 

「何だ。」

 

「観念しな。」

 

「おいおい、人違いじゃないかね。」

 

「惚けるな、写真はあんたにそっくりなんだよ。」

 

「あ、やべぇ。」

 

と、節田は逃げ出した。

 

「待てぇーっ。」

 

と、高山はスリの節田を逮捕した。

 

「ちぇっ、捕まっちまった。」

 

「もう逃げられないぞ。」

 

高山は、スリの節田を逮捕した。

 

公安室では

 

「スリの節田を逮捕しました。」

 

「そうか、ご苦労さん。」

 

「取り調べに行きます。」

 

「うん、頼むよ。」

 

そして、この日南と桜井は警乗任務であった。

 

「こんなにいっぱい客だな。」

 

「うん。」

 

南と桜井は、新幹線「ひかり」の警乗に当たった。

 

「桜井、行くぞ。」

 

「はい。」

 

かけてある上着から、貴重品を抜き取る事件も後を絶たない。

 

「すいません、鉄道公安隊の物ですが。」

 

「はい。」

 

「最近盗難事件が多いので。」

 

「いやー、すいません。」

 

「では、気を付けて。」

 

「はい。」

 

洗面所などの不審な物は置いていないかこまめに見回ります。

 

ところが、ある女性がすぐ戻ると言ってカバンやハンドバック置いたまま席を離れるのは不用心だ。

 

「すいません、鉄道公安の物ですが。」

 

「はい。」

 

「ハンドバックなどを置いたままにするのは危険でので。」

 

「はい、わかりました。」

 

安全で快適な旅を楽しむために頂こうとこうした地道な活動を続けています。




劇中の列車時刻は平成7年のダイヤを使用しています

この物語はすべてフィクションです
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