松本発あずさ殺意の信濃路   作:新庄雄太郎

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そして、事件を追うため松本へ


第五章 容疑者の死

次の日、銀座で牧村圭一が殺害されたと報告があった。

 

「牧村が殺された。」

 

「えっ。」

 

「それで、死因は?。」

 

「死因は青酸系の中毒死だ。」

 

「えっ。」

 

「犯人は水割りウイスキーに青酸系の毒を混入させたと思われる。」

 

「おう。」

 

「今回の事件は手口が違うな。」

 

「凶器はナイフと青酸系の毒よね。」

 

「ああ。」

 

「とにかく、調べてはいるんですが。」

 

「それで、何か分かった。」

 

「あれ、この人は確か。」

 

「どうした、高山。」

 

「八王子駅に降りた人に似ているんです。」

 

「なるほど。」

 

「わかった!、犯人は女2人と考えられるんじゃないか。」

 

「うん、確かに浮気調査していた探偵殺しも関係しているな。」

 

「ええ。」

 

「問題は、長野にあるんじゃないかな。」

 

「それも考えられるな。」

 

一方、香川は調査から戻って来た。

 

「主任、どうやらこの事件は長野にあると考えられますね。」

 

「そうか、今回の連続殺人は長野にあるんじゃないかな。」

 

「とにかく、長野にあると考えられるわ。」

 

と、小海は言う。

 

南と高山はすぐに高杉班長に報告した。

 

「何、この事件は長野県の松本に。」

 

「詳しいことは調べて見ないとわかりませんが、松本にあるんではないかと。」

 

「班長、我々を長野へ行かせてください。」

 

「よし、早速松本へ向かってもらうぞ。」

 

「了解。」

 

次の日、南と高山達は9時丁度発の特急「あずさ57号」に乗って松本へ向かった。

 

特急「あずさ57号」車内にて

 

「僕が「あずさ」に乗るのは辰野に行く時以来だよ。」

 

「眺めがいいのね。」

 

「うん。」

 

「おっ、八ヶ岳だ。」

 

「行ったことあるんですか。」

 

「ええ、高校3年の頃にね。」

 

「へぇー。」

 

「ところで、高山も「あずさ」に乗ったことあるって言ってたな。」

 

「ええ、辰野の蛍を見にね。」

 

「それでか。」

 

特急「あずさ」の中でも、辰野の他、山梨県の大月にも停車することがある。又南小谷や白馬へ行きものある。

 

「それから、甲府へ行くには「かいじ」に乗るといい。」

 

「高山、わりと特急が詳しいんだな。」

 

「なんとなくわかるよ。」

 

「へぇー。」

 

南と高山達が乗った特急「あずさ57号」中央本線経由で午前9時に発車し、松本へと向かって走っていく。

 

11時53分 特急「あずさ57号」は定刻通り松本へ到着した。

 

「やっと松本か。」

 

「あ、丁度いい時間だから昼食にしようか。」

 

「ええ。」

 

南と高山達は蕎麦屋で昼食をとることにした。

 

「これからどうする。」

 

「とにかく、松本市内を片っ端から調べて見るか。」

 

「ええ。」

 




そして、意外な展開に
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