松本発あずさ殺意の信濃路   作:新庄雄太郎

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松本へ行ったが、塩尻へ行くと意外な展開に


第六章 松本から塩尻へ

「確か、松本で食堂をやっているんだよな。」

 

「ええ。」

 

「ねぇ、ここじゃないか。」

 

「きっと、ここだ。」

 

早速、高山と小海は松本市内の食堂へ入ることにした。

 

「ああ、東京の鉄道公安隊の方ですか?。」

 

「はい。」

 

「今日は何をしに。」

 

「実はですね、この3人をご存知ですか?。」

 

「ああ、この3人ですか。」

 

「ええ。」

 

「あれ、この人は。」

 

「あっ、私はっきり覚えています。」

 

と、食堂の妻が言った。

 

「何か、知っているんですか。」

 

「ええ、一度お見えになったことがあるんです。」

 

「いつ頃ですか。」

 

「先週だったかな。」

 

「そう言えば、この客松本へ出張に来た時に利用してたんです。」

 

「その男が何か。」

 

「その男は、一昨日三分坂で殺害されました。」

 

「えっ、本当ですか。」

 

「何か心当たりありますか?。」

 

「そうだな、3日前だな。」

 

「そうですか、どうも。」

 

高山と小海が調べた結果、彼は松本へ出張へ行く際に食堂へ寄ったことがわかった。

 

「そうか、やはりその食堂に。」

 

「ええ。」

 

「問題は、どうやって松本から「あずさ76号」に乗ったかだ。」

 

「とにかく、塩尻へ行っていますか。」

 

「ええ、何か気づくはずだ。」

 

南と高山達は、松本から列車に乗り塩尻へ向かった。

 

塩尻駅

 

「何か分かったんです。」

 

「わかったよ、犯人が使ったトリックが。」

 

「本当ですか、主任。」

 

「ええ。」

 

「犯人は、名古屋から塩尻へは特急「しなの」に乗ってそこから「あずさ76号」に乗ったんだよ。」

 

「そうか、犯人は東京から名古屋まで新幹線に乗って名古屋から「しなの」に乗り、そこから「あずさ76号」に乗って八王子で下車したんだよ。」

 

「とにかく、アリバイを調べておかないとね。」

 

「ええ。」

 

そして、南と高山達は特急「あずさ」新宿行に乗って東京へ戻った。

 

「えっ、犯人は名古屋から塩尻で「あずさ76号」に乗ったって。」

 

「ええ。」

 

「塩尻駅に行ったら特急「しなの」が止まっていたのを見たらピンと来たんです。」

 

「なるほど。」

 

「問題は犯人は「しなの」に乗った証拠はあるのか。」

 

「証拠はありません、とりあえずアリバイを確認しておかないと。」

 

「アリバイか。」

 

「とにかく、アリバイを確認してくれ。」

 

「わかりました。」

 

と言って、高山は早速アリバイを確認することにした。

 

「ああ、私の事ですか。」

 

「ええ、早速アリバイを聞きたいので。」

 

「それで、調べているのね、ま、いいわ。」

 

「じゃあ、あなたは名古屋へ行かれたんですね。」

 

「はい、この日はパーティーがあったもんで。」




そして、犯人は誰なのか?
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