「確か、松本で食堂をやっているんだよな。」
「ええ。」
「ねぇ、ここじゃないか。」
「きっと、ここだ。」
早速、高山と小海は松本市内の食堂へ入ることにした。
「ああ、東京の鉄道公安隊の方ですか?。」
「はい。」
「今日は何をしに。」
「実はですね、この3人をご存知ですか?。」
「ああ、この3人ですか。」
「ええ。」
「あれ、この人は。」
「あっ、私はっきり覚えています。」
と、食堂の妻が言った。
「何か、知っているんですか。」
「ええ、一度お見えになったことがあるんです。」
「いつ頃ですか。」
「先週だったかな。」
「そう言えば、この客松本へ出張に来た時に利用してたんです。」
「その男が何か。」
「その男は、一昨日三分坂で殺害されました。」
「えっ、本当ですか。」
「何か心当たりありますか?。」
「そうだな、3日前だな。」
「そうですか、どうも。」
高山と小海が調べた結果、彼は松本へ出張へ行く際に食堂へ寄ったことがわかった。
「そうか、やはりその食堂に。」
「ええ。」
「問題は、どうやって松本から「あずさ76号」に乗ったかだ。」
「とにかく、塩尻へ行っていますか。」
「ええ、何か気づくはずだ。」
南と高山達は、松本から列車に乗り塩尻へ向かった。
塩尻駅
「何か分かったんです。」
「わかったよ、犯人が使ったトリックが。」
「本当ですか、主任。」
「ええ。」
「犯人は、名古屋から塩尻へは特急「しなの」に乗ってそこから「あずさ76号」に乗ったんだよ。」
「そうか、犯人は東京から名古屋まで新幹線に乗って名古屋から「しなの」に乗り、そこから「あずさ76号」に乗って八王子で下車したんだよ。」
「とにかく、アリバイを調べておかないとね。」
「ええ。」
そして、南と高山達は特急「あずさ」新宿行に乗って東京へ戻った。
「えっ、犯人は名古屋から塩尻で「あずさ76号」に乗ったって。」
「ええ。」
「塩尻駅に行ったら特急「しなの」が止まっていたのを見たらピンと来たんです。」
「なるほど。」
「問題は犯人は「しなの」に乗った証拠はあるのか。」
「証拠はありません、とりあえずアリバイを確認しておかないと。」
「アリバイか。」
「とにかく、アリバイを確認してくれ。」
「わかりました。」
と言って、高山は早速アリバイを確認することにした。
「ああ、私の事ですか。」
「ええ、早速アリバイを聞きたいので。」
「それで、調べているのね、ま、いいわ。」
「じゃあ、あなたは名古屋へ行かれたんですね。」
「はい、この日はパーティーがあったもんで。」
そして、犯人は誰なのか?