Ravens lane ─鴉達の未来─   作:ダイヤモンド傭兵

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ロイヤルの視察にて親友からヒロへの危険性を警告された銀治···
そして次の視察先である鉄血へと向かうことになる。

ヒロは···なんなのか···


第9話 声

鉄血の領海に入り、軍港に降り立つと出迎えていたのは『ケルン』と名乗るKAN-SENだった。

 

ケルン「これが今回のスケジュールとなります。ご確認ください」

 

銀治「ありがとう」

 

そしてこれまで通り施設を回っていくが、ヒロは鉄血の雰囲気に興味津々だった。

そして次の場所へ行く途中、1人のKAN-SENと出会う。

 

KAN-SEN「あら?あなた達が視察来た人達ね?私は『プリンツ·オイゲン』。今日は楽しんでいってね」

 

銀治「ああ。今でも十分充実しているが、そうさせてもらうよ」

 

三笠「右に同じく」

 

ヒロはサムズアップしている。

 

オイゲン「ふふっ、じゃあまたね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

視察は順調に進み、今後の事に関しての意見交換をする時間となり、会議室へ向かう。会議に参加するのはKAN-SENの『ビスマルク』と銀治であった。

 

2人が意見交換をしている間、ヒロと三笠は鉄血のKAN-SEN達と戦術の意見交換をしていた。その場に参加した鉄血のKAN-SENは『ローン』『アドミラル·ヒッパー』『U-410』である。

 

ヒロは『自分だったらこう行く』というのを海図をなぞっていく。

 

ローン「あ···これだと確かに戦線を乱せますね」

 

ヒッパー「でもこれだと敵陣から抜け出せなくなるんじゃない?」

 

三笠「そうなる前にこちらが詰めるか、艦載機や砲撃による支援をするかだと思うぞ」

 

U-410「もしこの方法をするなら駆逐艦か軽巡になってくるわね···逆に対策としてはこういう物陰に注意したり、私のような潜水艦が目を光らせる事ね」

 

ヒロは頷く。そしてその後も意見交換は続いていき、意見交換の時間は終了する。

 

 

 

 

 

 

翌日、次の視察先へ向かうため出港したのだが、セイレーンの艦隊に襲撃されてしまう。

 

三笠「数が多い!このままでは···」

 

想定よりも数が多く、三笠だけでは船を守りきれないと悟り、銀治とヒロがロケットランチャーで応戦しようとしたその時、鉄血の艦隊が救援に来た。

 

オイゲン「間に合った!」

 

ヒッパー「感謝しなさいよ!」

 

ローン「さぁて···逃がしませんよぉー!」

 

それを見て三笠は奮起し、銀治は船を戦場から離そうとし、ヒロはロケットランチャーを構え、周囲を警戒する。

そしてセイレーン艦隊を殲滅したが、船の損傷を直すため、鉄血の軍港に戻ることとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銀治「いやぁ助かった!ありがとう!」

 

三笠「感謝するぞ!」

 

ヒロもペコリと頭を下げる。

 

オイゲン「明日までは直らないようだから、ゆっくりしていって」

 

そしてその翌日、無事に出港し、最後の視察先である北連に向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜、ヒロは不思議な夢を見る···

 

船の上で月を見上げていると、ノイズの音が聞こえてくる。ヒロはそのノイズの中に何か聞こえ、不思議に思って目を閉じ、耳を澄ませてみる。

 

???「──────メ···」

 

ヒロは更に耳を澄ます···

 

???「─────ズメ···」

 

ノイズの音が大きくなると同時にノイズに混じっている声のようなものが鮮明になってくる。

 

???「────シズメ···」

 

ヒロは目を開ける·····月は赤く染まっており、海には激しい損傷のある軍艦が大量に浮かんでいる。そしてノイズに混じっている声のようなものは···今度ははっきりと聞こえる。

 

???「シズメェッ!」

 

ヒロはハッと目を覚ます。そこは船の中の寝室であり、二段ベットの下である。

ヒロは船の窓から海を眺める···

 

 

 

 

 

 

ヒロには夢の中の声が、まるで泣いているかのように聞こえていた···

 

 




読んでくださり、ありがとうございます!

やはり最近は上手く筆が乗らず難儀しています(;´Д`)

さて、ヒロが最後に聞いた声はなんだったのでしょうかね?
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