Ravens lane ─鴉達の未来─   作:ダイヤモンド傭兵

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新たに海域の奪還作戦が行われることとなったが、ヒロ達はその支援を行うこととなる。
そこで起きることとは···?


第36話 海域奪還支援

依頼主:北連第3指揮官

 

目標:海域奪還のための支援

 

作戦開始時刻:15:00

 

備考:指揮官の同行

 

海域奪還のための支援を頼みたい。しかしセイレーンの支配海域の深部付近にまで行くため、かなりの戦力が必要となる。そのため、君達に支援を頼みたいのだ。

また、今回の海域は特殊な磁場が発生しているようで、無線の有効距離が限られているため、指揮官を同行させるように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の編成は阿修羅、綾波、ドイッチュラント、土佐、瑞鶴、翔鶴であり、銀治とヒロの乗る量産型大淀の防衛艦隊は赤城、ゴア、三笠、時雨、オイゲン、憤怒である。

 

そして北連の艦隊と共に進み、海域の中枢へと到達するとやはり幹部系と思われる人型のセイレーンがいた。

そのセイレーンは白い髪の左側を刈り上げており、右側の髪は目にかかる程伸びている。そして耳に大きなピアスをつけており、服は黒い革ジャンとジーンズである。更に両腕には黒い『ミツクリザメ』のような艤装をつけており、黄色い発光体がある。

 

セイレーン「あたいの名は『ハウンド』。さぁ、狩りを楽しもうぜ!」

 

 

推奨BGM『破暁』

 

 

阿修羅「行くぞ!」

 

阿修羅達は交戦を開始する。ドイッチュラントと阿修羅の防弾を両腕のブレードで斬り裂き、突撃してくる。そこに綾波が割り込み、刀で斬りかかる。それをハウンドは受け流し、背後から斬りつけようとするがドイッチュラントの砲撃により邪魔される。

ハウンドは距離を取るとミツクリザメの口の部分からレーザーを連射してくる。阿修羅達は回避しつつ砲撃していくが、土佐の砲撃がハウンドに命中する。

 

ハウンド「やるな!」

 

瑞鶴と翔鶴の爆撃が落とされた時、ハウンドは潜水する。

 

瑞鶴「潜水!?」

 

ハウンドは阿修羅の左側面に飛び出、ブレードで阿修羅の左下の腕を切り落とす。

阿修羅は切り落とされた腕の断面を見るとハウンドから一気に距離を取る。

 

阿修羅「溶断か···奴のブレードに触れるな!熱で武器ごと斬られるぞ!」

 

銀治《できるだけ外すな!水柱や波紋が出れば奴の隠れる隙を作る事になるぞ!》

 

ハウンドは回転しながら砲撃を回避し、チェイサーⅡを盾にして再び潜水する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、量産型大淀では報告を聞きながら阿修羅達に指示を飛ばしている。

 

赤城「遅すぎますわ···北連の艦隊は何をしていますの!?」

 

憤怒「あ"あ"もうっ!」

 

三笠「気持ちはわかるが落ち着け···ん?あれは北連の艦隊ではないか?」

 

三笠が見る先には北連の艦隊がやって来ていた。

 

北連第3指揮官《すまない、他のセイレーン艦隊が予想以上の数だったんですよ~!》

 

銀治「良かった。すぐに向こうに行ってくれ!」

 

北連第3指揮官《その前に···この艦の防衛艦隊は他にいますか?》

 

銀治「いや、他はいないが···?」

 

北連第3指揮官《そうですか、なら良かった》

 

するとゴアの艦載機が突然急降下すると同時に北連のKAN-SENが砲撃し、ゴアの艦載機は量産型大淀の盾となって爆散した。

 

憤怒「おいテメェら···どういうつもりだ?」

 

北連第3指揮官《いえ、あなた方は邪魔なので、ここで死んでいただきます》

 

そして北連の艦隊と赤城達は交戦を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

一方阿修羅達はハウンドの周囲のセイレーン達を殲滅し、残るはハウンドだけとなっていた。ハウンドの水中からの奇襲を回避しながら攻撃を続け、遂にハウンドを大破させる事に成功する。

 

ハウンド「ちくしょう!」

 

ハウンドは目標を阿修羅から土佐に変え、奇襲を仕掛けるが···

 

土佐「来ると思っていたぞ」

 

ハウンドが水中から顔を出した瞬間、土佐は刀を顔面に突き刺した。ハウンドは力を無くし、沈んでいく。

 

阿修羅「ようやく終わったか。これより帰還す···」

 

銀治《皆!今北連艦隊に襲撃されてる!すぐに戻ってくれ!》

 

瑞鶴「どういう事!?」

 

綾波「すぐに行くのです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

阿修羅達が着く頃には北連の艦隊を撃破し終えていた赤城達は北連艦隊を尋問していた。

 

三笠「なぜこちらを攻撃してきた?」

 

北連KAN-SEN「あなた達が、強すぎるからよ···力を持ちすぎた者はいつか抑えられなくなる。だから今のうちに力を削いでおかないと···」

 

三笠「我々はこれまでずっと共に戦ってきたというのに···なのに···!」

 

その後尋問は続き、終わった後は尋問の内容を決してヒロには伝えないようにし、帰還することにした。

その夜、甲板にて憤怒は暗い海をじっと見つめていた。

 

憤怒「オレ達は···まるで鴉だ···人のために尽くしても、結局は嫌われて、撃たれる···」

 

するとゴアがやって来る。

 

憤怒「ゴア···」

 

ゴア「アハッ!確かに私達はまるで鴉ね!けど、それはそれで良いんじゃない?だって私達はヒロ以外の誰のものでもないのよ?だったら、ヒロに立ち塞がる奴らを全部薙ぎ払えば良いのよ!それに···」

 

ゴアは憤怒の目をじっと見つめる。

 

ゴア「ヒロに尽くす···私達には、それしかできないし、するつもりも無いでしょ?」

 

 

 




読んでくださり、ありがとうございます!

さて、早速裏切られましたが今後の行方はどうなりますかね?

●ハウンド
左側の髪を刈り上げ右側の髪を伸ばし、耳に大きなピアスをつけ黒い革ジャンとジーンズを纏っている幹部セイレーン。
主に奇襲や強襲を得意とし、両腕にミツクリザメのような艤装をつけている。
艤装の先端付近は部分的なレーザーブレードとなっており、更に潜水することも可能。
その特性から近接戦を主体とする阿修羅やウォーエンドは相性は悪いが動きが直線的であるため、それを土佐に利用された。
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