Ravens lane ─鴉達の未来─   作:ダイヤモンド傭兵

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アズールレーンから離反し、脱走したエンタープライズ達を支援するため、艦隊は出撃する。


第48話 カウンター

ヒロは真夜中だったものの、できる限りのKAN-SENを起こそうと宿舎内を駆ける。

まずは1番近くの部屋のゴアとローンを起こす。

 

ゴア「なぁにヒロ?こんな夜中に起こしに来て」

 

ローン「眠い···」

 

ヒロ「コRe!」

 

ヒロは手紙を見せる。

 

ゴア「フムフム···なるほどね。すぐに着替えるから他の子も起こして!」

 

ヒロは頷き、再び駆け出す。そして次々とKAN-SENやセイレーンを起こしまくり、今度は月光を片手に海へ駆け出す。

するとヒロの横をケンタウルスと憤怒が駆け抜けていく。

 

ケンタウルス「先鋒は任せろ!」

 

そしてセントエルモやオロチも出撃していく。そして夜の海を航行していくと、砲撃やサーチライトによる光が見える。

 

ヒロ「セんトエLuモ!ユニおンKaんタいをOねGaい!」

 

セントエルモ「···良いだろう。奴らを薙ぎ払い、私の力を見せつけてやる!」

 

ヒロは北連の艦隊へと向かうが、清魅がヒロの前に出てレーザーを連射する。

 

清魅「見せてやろうぜ兄貴!私達の戦いを!」

 

ヒロ「Uん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏月はボートの中で身を屈めながら指揮を取り、ボートはラフィーが牽引している。そしてユニオン艦隊は夏月の艦隊を追い、特に夏月のボートを狙っている。

すると重桜側から重桜の艦載機が飛んでくる。そこには手紙がつけられており、『貴官らの受け入れを許可する』とあった。

 

夏月「よしっ!皆!ヒロ達は受け入れてくれるそうだ!」

 

ラフィー「やった!」

 

エンタープライズ「よし!あと一息だ!」

 

そこにケンタウルスが駆けつけ、艦隊を先導する。

すると突然大きな声が響く。

 

セントエルモ「夏月·ユーセフの艦隊!伏せろ!」

 

夏月の艦隊は咄嗟に伏せる。その瞬間上空を何か棒状の物が通り過ぎ、"何か"はユニオン艦隊の主力艦隊に向かって飛んでいき、巨大な爆発を起こす。これによりユニオンの主力艦隊の大半が撃沈し、その威力にKAN-SEN達は驚愕している。

 

 

推奨BGM『Death Count』(ACVDより)

 

 

 

棒状の何かが飛んできた方向を見ると、巨大な艤装を装備しているKAN-SEN、セントエルモが夏月達の方向に向かってきていた。どうやらセントエルモはSP MISSILEを発動したようだ。

 

セントエルモ「私はセントエルモ、ヒロの元に所属している!ここは私に任せて行け!」

 

そう言うとセントエルモはユニオン艦隊に向けて進んでいく。

 

セントエルモ「さぁ、見せてみろ、お前達の"力"を!」

 

セントエルモは主砲、ミサイル、機銃を放射状に構え、連射する。そして正面制圧が終わると突撃し各個撃破に移る。

機銃で駆逐艦の動きを止め、ミサイルでトドメを刺す。次に空母の艦載機を機銃で撃ち落としながら主砲を撃ち込む。

背後から接近してきた軽巡に旋回と同時に首に回し蹴りを当て、その頭を掴んで盾にする。味方に砲撃を当ててしまった事で怯んだKAN-SENに主砲を撃ち込み、虫の息の軽巡の首をへし折る。

 

セントエルモ「こいつら···甘すぎる。私のいた時代ではこの程度では怯みもしないというのに」

 

ユニオン艦隊は撤退しようとするが、セントエルモはSP MISSILEを発動する。

 

セントエルモ「ゴミ虫が···逃がすと思うか?」

 

発射された核ミサイルにより、撤退していたユニオン艦隊は全て沈んでいく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏月と同様の手紙を受け取ったテイルとその艦隊は歓喜し、航行の速度を上げる。

そこに憤怒が到着し、艦隊を先導する。するとヒロと清魅も到着する。

 

テイル「ヒ、ヒロ君!?その艤装は!?」

 

清魅「そんな事はどうでも良いんだよさっさと行けよ!」

 

ヒロ「あトでHaナすかLa」

 

そして2人は北連艦隊の前に立ち塞がる。

 

清魅「鴉間 清魅···」

 

ヒロ「KaらSuマ ひRo···」

 

清魅&ヒロ「「参る!」」

 

 

推奨BGM『Shining』(ACNXより)

 

 

2人は絶妙な距離を保ちつつ航行していく。ヒロは右上にエリザベスの主砲、左上に時雨の主砲、右下にオイゲンの主砲、左下に赤城の飛行甲板、太ももに撫順の魚雷を装備しており、ヒロは先制攻撃として艦載機の発艦と主砲の一斉射を同時に行う。

そしてそれに清魅のレーザーが混ぜられる。

 

2人で共闘するのは久々であり、互いの艤装の特性も知らないが、息はピッタリでありまるで1つの生命体のように行動している。

 

敵は砲撃しようとした瞬間にヒロの砲撃が命中し、それと同時に周囲に清魅のレーザーがばらまかれ、清魅が極太レーザーをチャージするとヒロは全ての砲撃を撃ち落としながら艦載機で攻撃する。そしてチャージが完了した清魅の極太レーザーは周囲を薙ぎ払う。

 

2人の連携は凄まじく、北連艦隊は一方的に攻撃されていく。

ヒロが水面に放った主砲が水柱を作り出し、北連艦隊の視界を塞ぐ。そしてその瞬間、清魅のレーザーが北連のKAN-SENの艤装を貫き、ヒロの魚雷が更なる追撃を与える。

すると北連艦隊は撤退していき、2人は拳をハイタッチをして帰還していく。

 

 

 

 




読んでくださり、ありがとうございます!

今回はセントエルモ単体の戦闘とヒロと清魅の連携が出ましたが、どうだったでしょうか?
感想やご指摘はいつでもお待ちしていますので、遠慮なく送ってください!
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