Ravens lane ─鴉達の未来─ 作:ダイヤモンド傭兵
更に、新技術の登場により戦力は大幅に上昇する。
そして銀治達はというと···?
ある日、それぞれの陣営の代表が集まり、協議していた。
ユニオン代表「セイレーンを打倒するために、我々は手を取り合わねばならない。そうは思わんか?」
重桜代表「無論だ。人類同士で争っている場合ではありませぬ」
ロイヤル代表「こちらもそれを考えていた。KAN-SEN達の事も考えれば、手を取り合うのは必然だ」
鉄血代表「我々も賛同だ···が、裏切るなよ?」
東煌代表「裏切り···か。過去の歴史は繰り返えはさせん」
北連代表「良かろう」
そして、対セイレーンのための各陣営による連合『アズールレーン』が発足した。
これにより、各陣営は手を取り合い、対セイレーン戦線はより強固なものとなり、これまでよりも奪還した海域は増えることとなった。
銀治「アズールレーンか···手を取り合えたようでなによりだ」
ヒロはニコニコしながら揺れている。
三笠「夕飯ができたぞ」
アズールレーン発足から1ヶ月──
義人「これが···"量産型"か?」
冴「ええ。キューブの研究が進んだ事で、KAN-SENのキューブではなく、"単純なキューブ"ならこうして量産型の軍艦を作り出すことができるようになったの···しかも低コストで」
冴が発見した技術により、量産型の軍艦を製造することが可能となったため、KAN-SEN達の負担は減った。
しかしそれだけではなく、KAN-SENの所属していない地域や基地でも運用が可能となっているため、より戦力は向上していった。
銀治「うちに来た量産型は『綾波』が4隻、『川内』が2隻か」
ヒロは平常運転で目を輝かせながら乗り込んで観察している。
時雨「これなら、負担も大きく減るわね」
三笠「そうだな。前からヒロが心配していた事もこれで減ってくれるだろう」
銀治「さて早速だが量産型を相手に演習だ。テロリストとかが量産型を手に入れる可能性もあるから、どれ程のものか確かめておかないとな」
時雨「了解!」
三笠「承知した!」
ヒロは量産型から降りて演習を見るためにコントロールルームへと走った。
それから数日後、銀治は義人から電話を受けていた。
銀治「ほう、各陣営の視察に行ってこいと?」
義人《はい。各陣営の戦力を確認しておくこととより連携をとるための話し合いをすることが目的です》
銀治「なるほどのう···まあ良いだろう、ヒロもより世界を見なければならんしな」
義人《そうですか···では、よろしくお願いします》
銀治はその後、視察の件をヒロ達に伝える。そして、視察の護衛を三笠に頼む事となった。
三笠「承知した、護衛は任せよ!」
時雨「私はここでこの基地を守ってるから、安心して行ってきなさい!」
そしてその翌日、支度を整えた銀治、ヒロ、三笠の3人は視察へと向かう。
銀治「行ってくるぞ~!」
三笠「時雨殿、基地は任せたぞ!」
時雨「もちろんよ!それとヒロ、はいこれ」
時雨はヒロに赤いお守り袋を手渡す。
時雨「時雨様からの御守りよ!これなら視察の旅も安心!ありがたく思いなさい!」
ヒロは笑顔で手を振りながら船に乗り込む。
銀治「さて、最初の視察先は···東煌か!」
あるどこかの場所にて、2人の女性が話している。2人とも白い長髪だが、片方はウサギの耳のような黒い髪飾りを着けている。
女性「おかしい···この世界は私達の知っている世界とは違う···」
髪飾りの女性「そうね···この世界には違和感しかないわね···まるで、"書き換えられた"かのようね。だってこの世界の"未来のデータが存在しない"もの」
女性「『オブザーバー』···この世界はテストをしようにも不明瞭な要素が多すぎるわ」
オブザーバー「ある意味では、実験を行うだけの価値もあるのだけれど···調べてみる他ないわね···『テスター』」
テスター「そうね···」
読んでくださり、ありがとうございます!
アズールレーンが発足しました!それとセイレーン側も登場しましたね!
さて、お互いはどう動いていくのでしょうかね?