Ravens lane ─鴉達の未来─   作:ダイヤモンド傭兵

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天は多くの艦隊を連れてアイリスとサディアに向かっていた。


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第55話 迷い

アイリスとサディア···この2つは元は同じだったのだが、分裂して2つになった。しかしこの状況で再び1つとなり、Ravens laneの排除に乗り出している。

そこに、天が多くの艦隊を連れて向かっていた。

 

しかしその頃、迎撃に繰り出そうとしていたKAN-SEN達の一部はこの行動に疑問を持つ者がいた。

 

ダンケルク「この戦い、本当に意味があるのかしら?」

 

ダンケルクは以前、阿修羅やケンタウルスと共に長門の救出のために協力した事があり、その時の光景を思い出していた。

 

ダンケルク(あの時の皆の目は助けるために命を掛けていた。特に阿修羅さんは姉を助けるために単身で突撃したり···)

 

出撃の準備を進めながら、ダンケルクは考える。

 

ダンケルク(でも、今の上層部のやり方は···)

 

オペレーター《総員、出撃!》

 

ダンケルク(これは···この戦いは···!)

 

ダンケルク達は出撃していく···

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天とその艦隊はアイリスとサディアの艦隊を確認する。

 

天「来たぞ···皆の者!進め!薙ぎ払え!Ravens laneの力を、見せつけてやるのじゃ!」

 

そう言うと天は空高く飛翔し、味方の艦載機と共に雲の中に潜り込む。

そしてアイリスとサディアの艦隊と天の艦隊が交戦を開始すると艦載機と天は共に急降下し、奇襲を仕掛ける。するとこの奇襲により大破する敵KAN-SENが数人出たため、アイリスとサディアの艦隊の体勢は一気に崩れる。

 

天「フハハハハ!」

 

天は高笑いしながら攻撃を続け、次々と敵KAN-SENを撃破していく。

しかしふと天はダンケルクの前に降り立つ。

 

天「お主、迷っておるな?」

 

ダンケルク「なっ!?」

 

天「迷うのなら、来い!お主の力を、妾に見せてみろ!」

 

そう言うと天は天高く飛び立ち、ダンケルクに向かって攻撃を始める。

 

天「政治も、勝敗も、何も関係ない!迷うのなら妾にお主の全てをぶつけろ!」

 

そして天の艦隊はアイリスとサディアに向かって移動を始める。

 

ダンケルク「私は···!」

 

天「お主の迷いはなんじゃ?平和のために戦った者達を潰そうとする輩を守るのか?」

 

ダンケルク「···違う!」

 

ダンケルクの砲撃は天に容易く回避され、天の砲撃はダンケルクに命中する。

 

天「ではサディアの民を守りたいのか?守ったしても、平和のために戦った者達を排除したという事は、サディアの歴史に刻まれるぞ?」

 

ダンケルク「それは···」

 

ダンケルクは急接近した天の斬撃をギリギリで受け流す。

 

天「あるいは···いや、お主は"ダンケルク"じゃ!他の何者でもない、ダンケルクではないのか!?」

 

天はダンケルクの目の前に降り立ち、詰め寄る。

 

ダンケルク「私は···私が、守りたいものは···」

 

ダンケルクは静かに顔を上げる。

 

天「もう、制圧は完了したようじゃが、もう迷いは無いようじゃな。なら行くが良い。民には、お主のような者が必要じゃからの」

 

そう言うと天は飛び去って行った。

その後ダンケルクはサディア方面の事態の鎮静化や復興に尽力することとなった···

 

 

 




読んでくださり、ありがとうございます!

今回はアイリスとサディア、両方の制圧になりましたね。
さてお次は如何に?

●天の追加スキルとスキルの変更点
追加スキル『急降下砲撃』(攻撃スキル)
戦闘開始時と35秒毎に空高く飛び、3秒後に急降下しつつ2発の特殊砲撃を行う(ダメージはスキルレベルによる)。また、画面外にいる間は攻撃を受けない。

スキルの変更点はスキルによるステータス上昇効果を+5%する。
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