Ravens lane ─鴉達の未来─ 作:ダイヤモンド傭兵
ヒロ達の健闘も虚しく、自体は劣勢となる。
しかし、運命に抗う者達はいつだっているのものである。
ヒロ達とエックス艦隊との戦闘はヒロ達の劣勢となっていた。
次第に押されていき、攻めることはできなくなっていっている現状である。
銀治「どうにか···どうにかできないものか!?」
冴はしばらく考え込んだ後、冴は何かを思い付いた顔になりアーキテクトの元へ向かう。
冴「アーキテクト、1つ頼みがあるの」
アーキテクト「どうしたの?」
冴「···ロボットバトルのロボットの武装に"設定上の威力と同じ"の攻撃力を持たせることってできる?」
アーキテクト「えっと···冴ちゃんと明石ちゃんの情報や技術もあればすぐにできると思うぞ···まさか!?」
冴「えぇ。そのまさかよ···」
数時間後、ロボットバトル博物館では展示品などの運び出しが行われていた。
凪「急いで!早く運び出すんだ!」
凪自身も運び出しに協力しているが、そこに2人の男性が現れる。
男性A「よう、俺の『ディターミネイション』はまだあるか?」
男性B「僕の『ARMORED·COER』もある?」
凪「ふ、2人とも···なんでここに!?」
凪はその2人がいることに驚愕し、他のスタッフも動きが止まっている。
男性A「それがな···セイレーンとKAN-SENの技術を合わせて、ロボットを戦場に投入できるようにするらしい」
男性B「だから、僕達も参戦しようと思って」
凪「えっと···戦争に使うのは条約違反だし、それに使えてもあの2機はもう戦えないんじゃ···」
男性A「こんな時だ。条約違反とか関係無いだろ?むしろ、守るために戦えるなら本望だ」
男性B「それに···実はまたいつか戦えると思って、1戦分戦えるだけの耐久は残してあるし、整備すればすぐに出れるよ!」
その場に、少しの沈黙が入る···
スタッフ「館長···」
凪「·····分かった。すぐに機体の整備をしよう」
男性A「そうこなくっちゃな!」
男性「あ、どうせなら皆に中継してよ!凪さんの実況付きで!」
凪「フッ···任せとけ!」
ヒロ達はエックス艦隊の物量により進むに進むことができず、苦戦していた。するとセイレーンの転送装置によりロボットバトルの機体が次々と現れ、エックス艦隊を攻撃し始めた。
そしてそのうちの1機である『オラクル』と呼ばれる青と白のカラーリングの第3世代型中量2脚がヒロとアポストルBの間に割って入り、左腕のレーザーブレードでアポストルBを撃破する。
他にも青とオレンジのカラーリングの第5世代型重量2脚『ハングドマン』と黒いカラーリングの第4世代型中量2脚シュープリスもエックス艦隊を撃破していく。
オラクルの使用者《ここは任せろ!》
ハングドマンの使用者《いいねぇ!面白くなってきたねぇぇぇ!》
シュープリスの使用者《鴉間 ヒロ···良い戦士だ。ここは我々に任せろ》
エリザベス達の元には黒いカラーリングの第4世代型4脚『ストリクス·クアドロ』、黒と青カラーリングの第5世代型中量2脚『R.I.P.3/M』、黒と緑のカラーリングの第3世代軽量2脚『シルエット』が転送される。
ストリクス·クアドロの使用者
《ここは我々に任せろ》
R.I.P.3/Mの使用者《さぁ、私を楽しませてみろ!》
シルエットの使用者《作戦を開始する!》
ビスマルク達の元には白いカラーリングの第4世代型重量2脚『プリミティブライト』、紫のカラーリングの第3世代型中量2脚『ファシネイター』、白と紫のカラーリングの第5世代型『タンク』『タウルス』が転送される。
プリミティブライトの使用者
《あなた達の航路に、祈りを···》
ファシネイターの使用者《ここは私達に任せて早く行け》
タウルスの使用者《正面から行くぞ!》
推奨BGM『The answer』(ACfaより)
世界中にいるロボットバトルの出場者の操る機体が次々とエックス艦隊と交戦を開始し、凪がそれを実況していく。
白いカラーリングの第3世代型重量2脚『フォックス·アイ』とオレンジと緑の第3世代型軽量2脚『ウコンゴ·ワ·ペポ』の2機が互いを守りつつ交戦し、ウコンゴ·ワ·ペポがプソムBの左側面に回り込みつつ両腕の武器腕マシンガンで穴だらけにし撃破する。そしてそこに砲撃しようとしたプソムAをフォックス·アイが右手に持ったハイレーザーライフルで撃破する。
フォックス·アイの使用者《このまま進むぞ!》
ウコンゴ·ワ·ペポの使用者《ワカッタ》
凪《アフリカではなんと、フォックス·アイの初代使用者がまさかの復活だぁぁぁ!》
重桜のとある防衛線は突破されかけており、駆逐艦の『睦月』は砲撃を受けて中破し、アポストルAが右腕の主砲を向ける。
しかしアポストルAの顔面にレーザーが撃ち込まれ、倒れる。すると白いカラーリングの機体(以下『ヴィクセン』)がエックス艦隊に立ち塞がる。
ヴィクセンの使用者《早く下がれ!俺は面倒が嫌いなんだ!》
そしてヴィクセンは同じく転送されてきた機体達と共にエックス艦隊へと突撃していく···
そして中枢地区の基地では長門達が防衛線を守っていたが、そこに4機の機体が現れる。
ディターミネイション、ARMORED·COER、ホワイト·グリント、アンビエントである。
ディターミネイションの使用者
《行くぞぉ!》
ARMORED·COERの使用者《うんっ!》
ホワイト·グリント《行きます!》
アンビエント《支援はお任せください》
長門「お、お主ら···」
まだ日の浅いホワイト·グリントはともかく、他の3人の動きは凄まじく、エックス艦隊が次々と撃破されていく。
凪《なんとここでロボットバトルを象徴する2機であるディターミネイションとARMORED·COERのタッグが復活したぁぁぁ!》
ARMORED·COERの使用者《腕はそんなに鈍ってないね!》
ディターミネイションの使用者
《お前こそな!》
ARMORED·COERはアポストルBにライフルを連射しつつ回り込み、振り向こうとしたアポストルBにディターミネイションがショットガンで撃破し、ARMORED·COERに狙いを定めたイデアAをアンビエントがレーザーライフルで撃ち抜く。
そして、ヒロ達だけでなくロボットバトルの出場者までもが戦いに参戦し、戦っている···その映像は全世界に放送され、人々は希望を持ち始める。
男性A「ロボットバトルの出場者って···軍属じゃないよな?」
女性A「ええ。でも···戦ってる···」
男性B「···なぁ、俺らにもできることはあるか?」
女性B「私達も···戦いましょう!」
そして人々は覚悟を決め、武器を取る···
その頃基地では銀治達が必死に後方支援を続行していたが···
通信士A「こ、これは···」
銀治「どうした!?」
通信士B「世界各地で、それぞれの陣営の旗を掲げた民間人が次々とエックス艦隊と交戦を開始しています!」
銀治「どういう事だ!?···まさか···!」
冴「皆···覚悟を決めたのね」
人々は皆、抗う力を持っている。
だからこそ、立ち向かう覚悟を決めたのだ。
そこに、人種も思想も何も関係無かった。
読んでくださり、ありがとうございます!
ロボットバトルの機体と使用者、遂に参戦です!
誰もが抗う覚悟を決め、立ち向かいましたが···どうなりますかね?
●オラクル
青と白のカラーリングの第3世代型中量2脚。
武装は右手の『リニアガン』、左腕のレーザーブレード、右背部の『リニアキャノン』、左手背部のレーザーキャノン、『EO(イクシーオービット)』である。
使用者はかつて力を求め、自身をドミナントだと思い込んでいたが、ある戦いにおいてその拘りを捨て、実力はかつてとは比べ物にならない。
●リニアガン&リニアキャノン
弾の発熱量に特化した武器で、敵の熱暴走を起こさせやすい。
またリニアガンはライフルより単発火力は高いがリニアキャノンはグレネードキャノンより火力は低い。
●ハングドマン
青とオレンジのカラーリングの第5世代型重量2脚。
武装は右手のレーザーライフル、左手の『バトルライフル』、右ハンガーのレーザーライフルである。
使用者はかつてロボットバトルによる人間の可能性を模索しある事件を引き起こしたが、現在は開発部門の"主任"となっている。
●第5世代型レーザーライフル
第5世代の機体に使用可能なレーザーライフルはチャージすることで威力が変わる仕様になっている。
●バトルライフル
化学変化を利用した榴弾を発射する武器。弾速は遅いものの単発の火力は高い。
●ハンガー
第5世代型の機体は手持ち武器を肩の機械に吊り下げておく事が可能である。
●ストリクス·クアドロ
黒いカラーリングの第4世代型4脚。
武装は右手にスナイパーライフル、左手にライフル、右背部にスナイパーキャノン、左背部に分裂ミサイル、肩には分裂型の連動ミサイルを装備している。
使用者は既に引退していたが、今回のエックスとの戦争のために復帰した。
●R.I.P.3/M
黒と青のカラーリングの第5世代型中量2脚。
武装は右手のレーザーライフル、左手のヒートマシンガンである。
使用者は大会優勝経験もあるものの怪我で引退していたがある時復活し、現在は後世の育成に力を入れている。