Ravens lane ─鴉達の未来─   作:ダイヤモンド傭兵

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東煌の視察を終え、次の視察先であるユニオンへ向かうこととなった銀治達。

ヒロが次に目にするものとは···


第7話 指揮官

ユニオンの軍港に着くと、『ネバダ』と名乗るKAN-SENが案内をしてくれるというので、施設を巡る。

施設は最新鋭の設備が整っているため、ヒロは目を輝かせて色々見ている。

 

ネバダ「好奇心旺盛なのは良いが、見すぎて遅れるんじゃないよ!」

 

ヒロは遅れないよう気を付けながら色々見ていく。

KAN-SENのために新設されたというこの軍港は軍事施設だけでなく、様々な戦術を学ぶための教室や購買部、広い宿舎も完備されており、KAN-SENへの力の入れ具合がどれ程のものか感じられる。

 

銀治「軍事施設、というより生活の場だな」

 

ネバダ「そうだろう?アタシ達はあんまり外に出られないから、この中だけでも楽しく過ごさせたいって声がここに配属になった軍人に多くてね」

 

すると一行の横を急いで走り抜ける男性がいた。

 

男性「うおおおおっ!遅れるぅぅぅっ!」

 

ネバダ「"指揮官"!良いところに···って、そんな場合じゃないか」

 

銀治「ほう、あれがここの指揮官か?」

 

ネバダ「ああ!まだ新人だけど、アタシらの事結構気にかけてくれてるし、指揮も悪くない!」

 

三笠「新人か···先が楽しみだな!」

 

ネバダ「ああ!」

 

ヒロは話を聞いて、この基地の指揮官の走っていった様子を眺めていた···

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、戦術とその連携に関する協議を行うことになった一行。協議の相手はこの基地の指揮官と『エンタープライズ』『ボルチモア』『クリーブランド』である。

 

指揮官「わ、私は『夏月(かづき)·ユーセフ』です!よろしくお願いします!」

 

銀治「儂は鴉間 銀治だ。よろしくな!堅苦しいのはいらん、その方が良い意見も出る」

 

そしてそれぞれと意見交換を進めていき、新たな発見を見出だすことができた。

 

銀治「とても有意義な時間だった!やはり若い連中の意見は新しくて良いな!」

 

夏月「それは何よりで···これから、色々ありますが、改めてよろしくお願いします!」

 

銀治「もちろんだ!」

 

夏月と銀治は握手を交わす。

 

 

 

 

その後、再び施設を眺めていた銀治は「懐かしいなぁ」と、一言呟く。

 

夏月「ここに来たことが?」

 

銀治「ユニオンには何度か来たことはあるが、この基地は初めてだ···が、この建築のやり方は儂の盟友のやつだ。確かあいつは引退してたはずだから、あいつの弟子だろう」

 

夏月「なるほど···」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、宿舎にてヒロは購買部で買ったビーフジャーキーを食べていた。

 

銀治「あの夏月ってやつ、中々見所あるな!あいつはこの先デカクなるぞ!」

 

三笠「まったく新しい戦術を思いつき、更に我らの意見も上手く取り入れている。これは期待できるな!」

 

ヒロも頷いている。そしてビーフジャーキーの最後の1切れを呑み込む。

 

銀治「さて、そろそろ消灯時間だ。寝るぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、次の視察先へと向かう銀治達の船を、夏月はずっと眺めていた。

 

エンタープライズ

「指揮官、どうした?」

 

夏月「いや、あのヒロってやつとはまた会う気がしてな···」

 

エンタープライズ

「指揮官···まあ、確かにいずれはまた会うだろう」

 

夏月「そうだな···よし!次会うときまでにはもっと腕を上げておくぞ!」

 

エンタープライズ

「もちろんだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銀治「さてと、次の視察先は···ロイヤルか。ということはアイツがいるのか」

 

 




読んでくださり、ありがとうございます!

今回はゲーム本編の主人公が出てきました!···今はまだ本編始まってないですが···

しかし最近、やることが多くて筆が進まない(´д`|||)

●夏月·ユーセフ
身長170cm、黒い短髪で19歳。
重桜生まれとユニオン生まれのハーフであり、つい最近配属された指揮官。
指揮能力は高く、新しい方法を思いつき、それにより何度もKAN-SEN達を勝利や生存へと導いている。また、KAN-SEN達への理解も深く、多くの人物から信頼を置かれている。
ちなみに、ゲーム本編の主人公でもある。
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