ウマ娘で意味が解ると怖い話   作:スライダー112キロ

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その20

~皇帝視点~

 

 

「実家から送って貰って来たぞ……」

 

トレーナーはフクキタルに荷物を渡すと食堂の席に着いた

 

「有り難う御座います……ふむ、コレで多少は祓い易くなりますね」

 

フクキタルは荷物を確認するとそう言った

 

「しっかし、いきなりどうしたんだ?」

 

「あ~………トレーナーの話を聞いたら欲しくなりまして……」

 

「俺の事?」

 

「何、トレーナー君の周りのオカルト、ホラーの話と自身の祓いで本物だと思ったのだろう?」

 

私は席に着きながら言った

 

「あ~………それで家の近くの神社の水が欲しいと…」

 

「そういう事だな」

 

………私としては本人に自覚して欲しい所だが、フクキタルと共に理事長に聞いた話で納得だ

 

「カイチョーに百式のトレーナー?何か仕事の話でもしてるの?」

 

テイオーは不思議そうに話掛けて来た

 

「まぁそんな所だな。」

 

「ふーん……カイチョーに迷惑掛けちゃ駄目だよトレーナー?」

 

「あぁ、気を付けるよ」

 

トレーナー君は苦笑いで対応する

 

「ちょっとテイオー!?あなたいつまで私のスマホ借りているんですの!?」

 

食堂の入り口から此方を見るとマックイーンは早足で言いながら近寄って来た

 

「あはは、ゴメンゴメンマックイーン……カイチョー見付けたからつい……」

 

「もう!直ぐ返すと貴方が仰っていましたのに……」

 

テイオーはマックイーンのスマホを手渡した

 

「テイオーはスマホなんか借りてどうしたんだ?」

 

「あはは……カイチョーに聞かれると恥ずかしいけど……」

 

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~テイオー過去回想~

 

「アレ?スマホが無い?」

 

ボクはテレビを見ながらベッドに腰掛け、暇潰しにスマホを弄ろうとしたら、手元に無い事に気付いた

 

「マヤノも帰って来てないし……そうだ!」

 

ボクは部屋の戸締まりをしてマックイーンにスマホを借りに行った

 

…………

 

「部屋からは多分持ち出して無い筈だしコレで……」

 

マックイーンのスマホでボクのスマホに電話を掛けながら部屋の鍵を開けて部屋に入った

 

「うーん、鳴らないなぁ……」プルルルル、プルルルル……

 

ボクはスマホを耳に掲げながら、部屋を見渡した《※ウマ娘的にはこの表現に成ると思う》

 

「部屋の外に持ち出して居ない筈なんだけどなぁ……」

 

どこにやったんだろう?と疑問に思いながらも部屋の戸締まりをしてマックイーンに返しに行く途中でもう一度スマホを耳に掲げてみた

 

「およ?テレビの音がする?」

 

ボクが見ていたテレビ番組の音が聞こえて来た

 

部屋に鍵を開けて帰ると、枕と掛け布団の間に挟まっているスマホを見付けた

 

「布団で着信聞こえなかったんだなぁ……」

 

ボクは再び戸締まりをして、マックイーンに借りたスマホを返しに行く途中でカイチョーが食堂に入るのを見た

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

~皇帝視点~

 

「あはは、カイチョー的には灯台下暗しって奴?」

 

テイオーははにかみながらそう言った

 

「テイオー貴方……」

 

マックイーンは青ざめながら額に片手を付け

 

「あはは……はぁ」

 

フクキタルはため息をしながら水晶を出し

 

「………………」

 

私は無言でトレーナー君の胸ぐらを掴みあげた

 

「………えっ?俺のせい?」

 




(ちょっと納得いって無い)
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