その後の話ですが……
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山中廃墟前~昼~
「どうだフクキタル?」
「………シラオキ様のお告げではトレーナー以外が入ったら命の保証は無いと……」
あの後フクキタルに蹴球の祓いを頼んだが一時的な祓いにしかならず、元凶から祓うしかなくなり……スイープに蹴球の御封陣を頼み俺達は現場に足を運んだ……当然だが理事長に相談して、この後崖の下の捜索が入る手配になっている
「……俺以外?」
「……そうです、シラオキ様のお告げではトレーナーが吉兆、凶兆の類いからは外れているらしくって……」
「……そんな事有るのか?」
「……そもそも私はトレーナーの吉兆、凶兆は見えませんでしたが……だからこそ凶兆の類いしかないこの場所はトレーナー以外入らない方が良いらしいですね……」
……成る程、本職と言うかそういった類いでも、二次災害になるから自分達で祓いに行くべき、ってのはそういう事か……
「……お告げではトレーナーが引っ張って来る以外では何をしても犠牲が出ると……」
「……了解、信じるぜフクキタル先生」
「祓い準備は此所で済ませて置きますので……これ以上は私でも引っ張って行かれるようですし…」
俺は恐る恐る玄関に近寄って行った
「……ん~、本来こういうのに自分から入りたくないんだがな…」
玄関を入るとガラスが床一面に散らばっていて足の踏み場も無かった
「……どうやっても音が鳴るな………嫌な気配だ……」
ガラスまみれの廊下を抜けると階段に着いた
「裏口は……ベニヤの板が有った形跡は無い………!?」
……今俺勝手に崖を覗こうとしなかったか?……裏口には近寄らない方が良いな……嫌な予感がする……
「……上は気配が強い」
二階に着いたがもうあの手の予感が凄い……マジで帰りたいな……ん?
「わたしはこのさきのへやにいるよ」
と書かれた落書きを登った所の壁に見付けた
……恐る恐る進むと
「わたしはみぎのほうにいるよ」
とまた落書きを壁に見付けた
右の部屋に入ると今度は
「からだはみぎあたまはひだりにいるよ」
の落書きが壁に……
右の部屋は丁度玄関の上になるので右の部屋へ
「からだはしたにあるよ」
と窓の下に書かれていたので下をみた
「ひだりのへやからあたまがきてるようしろみないでね」
俺は窓を突き破ってそのままフクキタルの所に行った
……その後の捜索で崖下に複数人の遺体が見付かったそうだ
……行方不明になっていた卒業生も発見されて通夜には何人ものトレーナーや先生方が参加した…
…理事長は俺の事を励ましてくれたが……
……理事長は俺の知らない事を何か知っているのだろうか?
……うーん