ウマ娘で意味が解ると怖い話   作:スライダー112キロ

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その15

 

ふむ……何も無いな

 

クリーク達に言われて旧校舎に来てみたが……

 

私は4階から2階まで降りた

 

ん?行きは気が付か無かったが階段の前は大きな鏡になっているのか……

 

私は鏡に移る勝負服の私を見てふと右手を上げてみた

 

すると向こうも右手を上げるし左手を上げたら向こうも左手を上げた

 

異常は無いと思い鏡から目を離す瞬間にふと気が付いた

 

まて、私は今制服だぞ?それにこの鏡……

 

鏡をもう一度見るととても不気味な笑顔を浮かべる私を見てしまった

 

私は直様階段を2階分降りて寮まで逃げ出した

 

……………………

 

「オグリが帰って来て無いやて!?」

 

「えぇ……練習場と更衣室で見た人は居るんだけど……」

 

(皆!なんで私に気が付いてくれないんだ!)

 

その16

まったくもうアイツらは!!

 

私はアイツらに怒った後部屋に帰って来た

 

ベッドに腰掛けて一息ついていると随分暗くなっているのに気が付いた

 

電気点けなきゃ……っ!!

 

私は何かに足の指をぶつけて声に成らない痛みに襲われた

 

「おい、スカーレットお前大丈夫か?」

 

入ってきたウオッカに聞くと凄い悲鳴が廊下まで丸聞こえだったらしい……

 

今日は厄日だわ!

 

「俺先に食堂行くぜ?」

 

ウオッカが食堂に向かって行き、私は顔を洗ってから食堂に行く事にした

 

蛇口を開けっ放しにして洗顔をした

 

「あれ?蛇口蛇口……」

 

私は蛇口を開けて水を出して洗顔フォームを流した

 

……あれ?……目を開けるのが怖いんだけど?

 

…………………

 

「トレーナー……スカーレットの奴は……」

 

「……駄目だな、意識が戻らん……」

 

その17

 

私は頭を抱えていた

 

一昨日は海に足を運んだ

 

昨日は山に足を運んだ

 

私は手を焼いていた

 

「こんにちは……叔父様手を焼いてらっしゃるの?」

 

「ああ、そうなんだ、手伝ってくれるか?」

 

「ええ、勿論」

 

彼女の手伝いが有れば問題は解決だ

 

彼女の世話も焼く事になるが些細な事さ

 

その19

 

なんですのこの手形!………え?

 

「……一つ宜しくて?」

 

「何なりと」

 

「何故手形が内側に付いているのかしら?」

 

私は声を震わせながら尋ねた

 

「あっちゃあ……」

 

運転手は何かの缶を押してマスクをした

 

……駄目、……意…識……………が

 

「もっと小さい子が好みなんだけど……まぁ上手くオモチャが手に入っただけ良いか」

 

………………

 

《メジロマックイーンさんが3日程前から行方不明になっている件について警察は………》

 

「……しまったわね」

 

オカルトが有る!って予め知識が有ったからこそ速攻で逃げ出したんだ……

 

……あの子が学園に居ない事が影響有るとは……

 

これは閉校まで速くなったわね……

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

if世界その24後の府中競馬場大欅~夜~

 

こんな時間にこんな場所に呼び出すとは……ここ嫌な気配で近寄りたくないんだが……

 

「えっと、何の用かなフクキタルさん?」

 

「まずは態々ご足労頂き感謝です!」

 

いつもワラウカド宛に手紙を送ってくれている中央の子だった

 

今までワラウカド宛にしか無かったが今回は俺宛になっていた

 

「親戚のワラウカドと一緒に中央に移籍しませんか?」

 

「えぇ!?どういう事だ?」

 

……もう廃校が決まっている所に移籍?

 

「私トレーナーさんが好きです!トレーナーさんが中央に来て下されば廃校は何とかなります!」

 

「何とかって……」

 

……そんな訳無いじゃないか

 

「無理だな……」

 

「そんなぁ!?移籍して下されば何でもします!」

 

「何でもって……」

 

「お金が欲しいなら出来る限り工面します!優秀なウマ娘……かどうかは怪しいですが指導下されば私がレースで勝ち続けます!」

 

「でもな……」

 

「……女体をお求めなら……私の体を好きにして頂いて構いません……どうか……」

 

「そんな事言っちゃいけない!!」

 

何言ってんだコイツ!

 

「君の言う事はわかった……でも俺はワラウカドのトレーナーだ」

 

「はい…」

 

「ワラウカドには言ってるのか?」

 

「……かなりキツく袖にされました」

 

「なら無理だ……」

 

中央に合格出来ずに何も無かった俺を拾ってくれたのはワラウカドだ

 

そんな彼女の意思は出来る限り尊重したい

 

「………希望が手に出来ないのなら……」

 

?

 

「ワラウカドちゃんが悪いんです……」ダッ

 

「っ!!」

 

俺は通常より明らかに高い電圧のスタンガンを打たれ意識を失った……

 

………………

 

「う……」

 

「おや、目が覚めましたか?」

 

これは……俺は木に縛られていた

 

……ただの縄ならこんなの……!?

 

「無駄ですよ……」

 

「ただの縄の筈だろう!?」

 

この太さなら俺は引き千切れる筈だ……

 

「この大欅の話は知ってますか?」

 

「……観戦の邪魔だから伐ろうとすると不幸な事故が起きたり、この木の近くでやたら故障するって奴か?」

 

……実際嫌な気配がするから噂だけではない筈だ

 

「それと中央トレセンに伝わるもう1つ伝説が有るんです」

 

「伝説……」

 

聞いた事無いな

 

「えぇ、この大欅の下で告白すると死ぬまで結ばれると言う伝説ですよ……」

 

そういうと彼女は俺の胸に刃物を振り落とそうと……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




後1話でif世界は終わりです……
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