【急募】女の子から変化した武器の手入れの方法【戻して】 作:ぴんころ
120:名無しの転生者
イッチ、いつになったら家に帰れるんだろうな
121:名無しの転生者
もうエターナルになってしまったから家はないと行っても過言ではないのでは?
122:名無しの転生者
いやあ、さすがにまだ家はあるでしょ
痕跡消える移動はまだ行ってないって言ってたし
123:名無しの転生者
エターナルミニオンとやらの残りを探してるんだったか
124:名無しの転生者
ルプトナさん一人でどうにかなったりしないの?
125:名無しの転生者
どうにかなるんだったらユーフォリアちゃんもそこまで探さないとってならないでしょ
126:名無しの転生者
イッチ、これもう学園祭の準備に参戦できないのでは……?
127:名無しの転生者
まだ学園祭で何をやるのかすら決まってないから、早めにこの案件を済ませれば普通に間に合うと思うぞ
128:名無しの転生者
そもそもこの案件ってどうやったら解決なの?
129:名無しの転生者
……さあ?
130:名無しの転生者
一番わかりやすいのはミニオンを作ったやつをぶっ飛ばしてしまうことだな
131:名無しの転生者
でも、エターナルミニオンとやらがいるってことはエターナルもいるってことだろ?
イッチ、勝てる要素なくない?
132:名無しの転生者
ユーフォリアちゃんがイッチを使えばどうにかってところだろうな
133:名無しの転生者
まあ結局、イッチは学園祭が終わるとその世界を出て行くんだから気にする必要はないっちゃないんだが
134:名無しの転生者
ついでに言えば時深さんもいるからな
イッチが一人で何かしようとするよりもあの人に任せる方が安心できる
135:名無しの転生者
異世界渡航も、無事に帰ってきてることを考えると永遠神剣持ってる奴いそうだから気にする必要は本当にないんだよな……
136:名無しのエターナル
そうなんだけどなぁ……
一応友人もいるので見捨てるのはちょっと
137:名無しの転生者
まあ、イッチの人生はイッチのものだからな
イッチが見捨てたくないっていうなら好きにすればいいし、イッチがエターナルミニオン探すの面倒だからやめたいっていうなら帰ってもいい
俺たちはそれに何か言うつもりはあっても行動を変える権利はない
138:名無しの転生者
俺たちは許そう……というか許すことしかできないけど
だが、ユーフォリアちゃんが許すかな!!
139:名無しの転生者
ユーフォリアちゃんとの付き合いは長くなるんだからな
できる限り機嫌をとっておくのは悪いことではないぞ
140:名無しの転生者
何せ付き合いはイッチかユーフォリアちゃんが死ぬまでになるからね
141:名無しの転生者
イッチは早く契約解除の方法を見つけてユーフォリアちゃんを解放しろ
142:名無しのエターナル
契約解除の方法はあるぞ
ユーフィーが砕けると契約してない状況になる
143:名無しの転生者
許されるわけないだろ!
144:名無しの転生者
死ぬならイッチだけで行け!
145:名無しの転生者
ユーフォリアちゃんを生から解放しようとするな!
146:名無しの転生者
イッチがそんなこと許すわけないだろ!
こいつユーフォリアちゃんを国宝呼ばわりしてるんだぞ!
147:名無しのエターナル
そろそろユーフィーが死んだら世界の損失なんじゃないかなって思い始めてる
148:名無しの転生者
どんどん過激になってる
149:名無しの転生者
でも気持ちはわかってしまうのが悔しい(ビクンビクン)
150:名無しの転生者
ところでこれを見てるだろうユーフォリアちゃんの反応は?
151:名無しの転生者
今、ユーフィーはエターナルミニオンを探すのに集中してて俺は暇なので……
152:名無しの転生者
お前も探せよ!
153:名無しの転生者
ユーフォリアちゃんにばっかり負担をかけるな
154:名無しの転生者
イッチ、そろそろ本当に鍛えないといけない時期じゃないんか?
155:名無しの転生者
これからもずっと戦闘をユーフォリアちゃんに任せるんか……
156:名無しの転生者
というか、他の永遠神剣の契約者って戦闘はどうしてるんだろうな……
イッチはユーフォリアちゃんが手を貸してくれてるけど、永遠神剣って皆こんな感じなのか?
157:名無しの転生者
前どっかで永遠神剣は本能のために洗脳して乗っ取るとかなんとか言ってなかった?
158:名無しの転生者
スレ住民が知ってるってことはどこかで言われてたんやろな
159:名無しの転生者
でも、そう聞くと確かに誰も何も教えてくれないのにどうやって戦うんやろうなぁ……
160:名無しのエターナル
ユーフィーのパパさんは訓練してくれる人がいたらしいぞ
この世界の住人は、前世の記憶が勝手に動かしてくれるらしい
161:名無しの転生者
前世
162:名無しの転生者
つまりこの掲示板内にイッチ世界の住人がいる可能性……?
163:名無しの転生者
前世での戦いの記憶かぁ
164:名無しの転生者
イッチだけハードモードすぎんか?
前世が勝手に体を動かしてくれる連中とか、訓練積んでから戦いに出る連中と違って
165:名無しの転生者
でも初回はユーフォリアちゃんが動かしてくれたし……
166:名無しの転生者
というかユーフォリアちゃんがいるだけで最高難易度にしても全く足りんわ
167:名無しの転生者
初手エターナルじゃないだけマシだろ
168:名無しの転生者
イッチへのあたりが強い
169:名無しの転生者
一生涯のパートナーで超良い子いるし、多少はね
170:名無しの転生者
出会ったばかりの女の子と結婚よりも強い契約を結ぶって言われるとイッチが尻軽に思えてくるな
171:名無しの転生者
で、結局イッチは帰れそうなの?
172:名無しのユーフォリア
探せる範囲では見つからなかったので、また今度探しに来ようかなって
173:名無しのエターナル
あいあい
ユーフィーがそうしたいのなら付き合うだけですよ
174:名無しの転生者
イッチとユーフォリアちゃんはここで会話しなくても普通に会話できるでしょ!
そっちでしなさい!
古今東西、物語では地球と別の世界の交流が描かれることがある。
では、それが現実となった時、一体どんな壁が立ちふさがっているのか。
常識、言語。そういった生活に関わるものから、気にしなければわからないような小さなものまで。
それらは、個々人の努力によって歩み寄ることができる程度の差異。違う国の人間と接するのと何も変わらない。
世界が違うということは、人間ではどうしようもない断絶だって当然ある。
「……なんか学校行くのもすごく久しぶりな気がする」
地球と異世界の間に広がる、時間の流れの差というのは、そういったどうしようもない断絶の一つだった。
異世界で何日も過ごしていたのに、地球では数分しか過ぎていない。
逆に地球で一週間過ごしていたら、異世界で子供だった人間が親になっている。
そういった事例だって、今はまだ見つかっていないだけで当然あって然るべきだろう。
逢夢も、すでに数日異世界で過ごしたのに、地球時間では翌日にすらなっていなかった。
「そして時間はあったのに学園祭で何をするのかの案が全くねえ……」
『しょうがないですよ。やることはたくさんだったんですから』
(いや、でもなぁ。最後の方はユーフィー任せで考える時間もあったのに何も思い浮かんでないっていうのは……)
『もうっ! そういうのは禁止です!』
ユーフォリアが珍しく怒り、それ以上の思考の余裕を奪う。
キィン、と頭の中に響いたのは強制力の本来の仕様。肉体の操作を奪い、精神を侵食する力。
けれどそれらの使用は故意ではなかったのか、すぐに消失する。
『あっ……ごめんなさい……』
(いいよ、別に気にしなくて。むしろ、ちょっとぐるぐるしてた思考も解けたし助かった)
『その……本当にもう少しくらいは気楽に考えてもいいと思いますよ? どうしても思いつかないなら、あたしも考えるのは手伝いますから』
(うん、ありがとう。その時はよろしく)
『えへへ。あたしも今は一心同体なんですから。学園祭を全力で楽しむ為にも、お手伝いしますよ!』
学園祭の楽しみとは、当日だけではない。
事前の準備期間。何をするのかと話し合い、どうやって用意するのかと騒ぎ、そうして決まったものを作り出す過程。
最後の学園祭なのだから、そんなどんちゃん騒ぎも楽しみたい、という気持ちは当然ユーフォリアにも伝わっている。
だからその為にも、ミニオンを生み出してるやつをどうにかしないと。
そんな決意を固めたところで、後ろから声がかけられた。
「おーっす」
「うーっす」
声をかけてきたのはクラスメイト。追いついてきたタイミングでユーフォリアも察したのか無言になった。
親友、というわけではないが友人という程度の立ち位置であるクラスメイト。
「なあ、逢夢。聞いたか? 最近、このあたりでドラゴンが見つかったらしいぜ」
「ドラゴン……」
「あ、信じてねえな」
「いや、異世界あるんだしドラゴンいてもおかしくねえだろ。むしろ、ドラゴン見つかったのに特に壊れてる場所ねえなって思っただけだよ」
「ほら、昨日だか一昨日だか立ち入り禁止になってた場所。あの辺りでドラゴン見つかったんだと」
「……あー」
そのドラゴンを倒したのは逢夢……の肉体を使ったユーフォリア。
なのでそういう意味ではよく知っているのだが、かと言ってそんなことを口にするわけにもいかない。
「んだよ、反応悪いな」
「いや、ドラゴンって食ったらうまいのかなって思ってな。うまいなら、ドラゴンの串焼きでも売れば学園祭で絶対目立てるぞ」
「いやいや、無理に決まってるだろ。まずドラゴン狩れねえよ」
「……だよなー」
「できたとしてもせいぜい、死んでるドラゴンを剥製にして展示するくらいじゃね? それも見つかるかどうかわかんねえし」
ドラゴンと聞いて、想像する姿はだいたい一致するだろう。
四つ足。鱗に覆われた身体。翼を持ち、炎を吐く。人類よりも強大かつ巨大な存在。
逢夢が出会ったのだって、そんな想像に近しい個体。
そんな巨体が死んでるというなら、絶対にすでに見つかっているはずだという確信がクラスメイトにはあった。
逢夢は逆に、見つからないだろうという確信がある。
目の前でドラゴンがマナとなって消滅するのを目撃していたから。
自分たちが思い描くドラゴンというのは、結局マナで形作られただけの同類だということを知っている。
だから、学園祭に使うという発想がなかった。
(なあ、ドラゴンもやっぱり生み出した相手の命令を聞いたりするのかな?)
『ダメですからね!?』
(そっかぁ……)
ユーフォリアがダメだというのでダメらしい。
なんかこの主人公、今までの部分は結構RTAじみてるなと思う今日この頃
・まずユーフォリアと出会う!
・ユーフォリアと会う予定だった時深からの接触
・時深からの情報でユウトが接触し、ナルカナの存在を知る
・ナルカナを探すためにルプトナに会う