【急募】女の子から変化した武器の手入れの方法【戻して】 作:ぴんころ
327:名無しの転生者
あのー実況モードってなんですか?
328:名無しの転生者
ああそういえば来たばっかりだから知らないか
329:名無しの転生者
まあ読んで字のごとく実況モードになった相手の現状が動画で見られるってシステムだね
330:名無しの転生者
基本は自分でモードを変えるんだけど命の危険だったりすると勝手に変わって俺たちが助言しやすくなる
331:名無しの転生者
今回は巫女さんが殺意ひしひしだったからみたいだね
332:名無しの転生者
所詮イッチはドラゴンを倒せる程度の状況だからドラゴン以上の相手が来ればそりゃ発動する
ドラゴン程度っておかしくないか?
333:名無しの転生者
時深さんは強いんですよー
334:名無しの転生者
イッチが一日で女の子(それも可愛い)二人と知り合いになるとか許せんわ……
335:名無しの転生者
ほーん
君はユーフォリアちゃんであの人は時深さんっていうのか……
336:名無しの転生者
ユーフォリアちゃん!
337:名無しの転生者
は、はい! なんでしょうか!
338:名無しの転生者
いや、ただ呼んだだけです
339:名無しの転生者
多幸感、だっけか元の意味は
俺たちにも女の子と話して幸せな気分にしてくれるから間違ってないわ
340:名無しの転生者
親は絶対俺たちみたいな人間を幸せにするとか考えてないぞ
341:名無しの転生者
戻ったぞー……ってどういう状況?
342:名無しの転生者
実況モードになってるのに名前を出すなんてイッチは掲示板向いてないなって話をしてるんやで
343:名無しの転生者
まあここで出してしまうとそっちの世界の掲示板でも名前だしてしまうかもしれないって言われると何も言えんわな……
344:名無しの転生者
大丈夫
もう掲示板はここ以外に使える機会はないから
345:名無しの転生者
機会がないとはまた大げさな
346:名無しの転生者
使おうと思えばいくらでも使えるでしょ
347:名無しの転生者
いやあエターナルっていうのはそういうのできないらしい
348:名無しの転生者
PC使う機会すらないのか……
349:名無しの転生者
まあ別の世界に行くことになったらそっちの世界でPCあるかどうかわからんしな
戸籍がないことだけは確定してるけど
350:名無しの転生者
でも戻って来たら普通に使えるんじゃない?
351:名無しの転生者
それがエターナルは一回世界を出るとその世界にいた痕跡が全部消えるらしい
352:名無しの転生者
うわ……
353:名無しの転生者
マジか……
354:名無しの転生者
親もとっくにいないからそんなに悲観することでもない
近く学園祭があるからそれが終わるまでは待ってもらえるしそれまでは鍛えてもらえるからな
355:名無しの転生者
そっかぁ……
356:名無しの転生者
そっちの世界の影響は受けないから俺たちとは問題なく会話できるだろうけど……
357:名無しの転生者
忘れても新人がよく来るからまた新人として初めましてするだけだしな
358:名無しの転生者
というわけで最後の学園祭になるのでパーっと派手にしたいところさん!? が今俺の頭の中に降臨してる
359:名無しの転生者
……ん?
360:名無しの転生者
流れ変わったな
361:名無しの転生者
これは……まさか……!
362:名無しの転生者
安価……と行きたいところだけど参考にする程度に済ませるぜ
363:名無しの転生者
やったぁ安価……ってしないんかい!
364:名無しの転生者
ひゃあ! 安価のお時間……がこないのかよ!
365:名無しの転生者
貴様……期待させおって……
366:名無しの転生者
というわけで学園祭を盛り上げるための意見をくれ
できるなら出店だといいぞ
367:名無しの転生者
そもそもできる範囲がわからん
368:名無しの転生者
お前の地球は俺たちの知ってる地球と同じなのだろうか……ファンタジーと混じったって言ってるし……
369:名無しの転生者
ファンタジー的なサムシングは何ができるの?
370:名無しの転生者
何もできん
ファンタジーって言っても「異世界人の存在が発覚しましたー」って感じだからな
去年は異世界人も混じった学園祭をしたらしいけどその時はまだ入学前だったし……
371:名無しの転生者
懐かしいですねー
あたしも去年はメイドさんで参加したんですよ
写真とかは残ってないですけど
372:名無しの転生者
がたっ!
373:名無しの転生者
見たかった……
374:名無しの転生者
俺はその気になれば見られます
375:名無しの転生者
いや無理でしょ武器状態だし
376:名無しの転生者
見られるようになったら写真撮って送ってね
377:名無しの転生者
というかスレタイの手入れ方法からどんどん離れていってるな
378:名無しの転生者
いやあ永遠神剣とかいう話を聞くに手入れ不要の魔法の武器だし問題ないんじゃない?
379:名無しの転生者
鞘に納まった剣……女の子が変身した武器……つまり鞘から刀を抜くっていうのは真っ裸にするということでは……?
380:名無しの転生者
>>379
天才か
381:名無しの転生者
>>379
イッチは戦うたびにユーフォリアちゃんを裸にひん剥くのか……
382:名無しの転生者
いや、鞘で殴り殺してる
女の子を裸にひん剥くのはダメでしょ
383:名無しの転生者
むぅ……ここは変態さんが多いんですね
384:名無しの転生者
アッ(絶命)
385:名無しの転生者
もっと罵って……
386:名無しの転生者
変態どもが湧いて出て来た……
387:名無しの転生者
はーい、ユーフィーの方は掲示板との繋がり寸断よー
388:名無しの転生者
(´・ω・`)そんなー
389:名無しの転生者
(´・ω・`)そんなー
390:名無しの転生者
(´・ω・`)そんなー
391:名無しの転生者
俺たちの楽しみを奪うなんて……せねぇ
392:名無しの転生者
え、えっと、その
(´・ω・`)そ、そんなー
……こんな感じでいいんですか?
393:名無しの転生者
可愛い
394:名無しの転生者
可愛い
395:名無しの転生者
グフッ(心肺停止)
396:名無しの転生者
また一人死んでる……
「よう、
物部学園は、今の地球で異世界との繋がりがもっとも濃い場所である。
異世界に飛ばされ、異世界を巡り、地球に帰ってきたという話だが、その真偽はどうでもいい。
異世界側から認知されているという事実があり、だからこそ地球もその学園に注目している。
「いやあ、そんな簡単には浮かばないよ」
「まあ、そりゃそうだよな。異世界人も参加してる、以上のインパクトとかどう出すんだって話だぜ」
エターナルとなったばかりの少年は、声をかけてきたクラスメイトと並んで通学路を歩く。
話の内容は、昨日のホームルームでは決まらなかった学園祭の出し物。
去年の学園祭は異世界渡航とピンポイントに時期が重なったことで、異世界人も参加することになったという。創設以来類を見ないほどの盛り上がりを見せたその学園祭に、当時異世界渡航に参戦することができなかった先生たちが対抗心を燃やしているらしい。
昨日のホームルームでも発言の節々からその意図を感じられ、結局は何も決まらなかった。
「犬カフェとかどうよ」
「猫喫茶の犬版? そんなのどこにでもあるし、そもそも学校でできるもんじゃねえだろ」
「だよなー」
「まあ学校でできないことをやる、くらいじゃないと意味ないっていうのはわかるけどよ。……って、なんか騒がしくね?」
「あ……」
歩いている最中、前方に人集りが見えてくる。
それを避けることは不可能ではないが、クラスメイトは年頃の高校生らしく興味津々にそちらに向かう。
逢夢は、ここがどこだったのかを思い出して足が止まった。
「なんかあったんすか?」
「ああ。この辺りが災害にでもあったような状態になってるんだよ」
「うぇっ! マジっすか!?」
「本当本当。ほら、あそこだよ」
「うわ……すっげ……」
彼の通学路は、昨日ユーフォリアと歩いた道とほとんど変わらない。
彼女の目的地だった神木神社は学校に向かう道から少しずれるが、戦闘に陥った場所は通学路と共通の地点。
故に、夜闇が覆い隠してくれた戦闘痕も、朝になった今ははっきりと見えている。
「これ、やっぱり異世界絡みっすかね」
「そうなんじゃないかって話だね」
融けたコンクリート。破砕された外壁。
なのに近くに住んでいる人間は誰もそれに気がつかなかったという事実。
そんな異質な状況を、簡単に生み出せるはずもない。
「おい、そろそろ行かないと遅刻するぞ」
「あ、やっべ……」
陽光の当たる、周囲の状況がはっきりと見える時間帯に、ようやく自分がとんでもないことに巻き込まれたと自覚する。
とはいえ、もう巻き込まれてしまった以上、今更抜け出すことはできそうもない。
あまり見ていたい景色ではないとクラスメイトに声をかけ、逢夢は学園へと向かった。
「はーい、そういうわけで今日もホームルームの時間がやってきたぞこんちくしょー」
職員室に戻った教師に代わり教卓の前に立ったのは、第一回のホームルームで選出された実行委員。
第三回ともなれば少しは慣れたのか、喧騒が収まり彼の元へと集まった視線も気にした様子がなく、平然としている。
「前回も言ったけど、今日のホームルームも学園祭で何をするのかってことだ。先生の無茶振りな『去年を超えろ』とかいう命令を達成できる案が出ればめっちゃ嬉しい。準備が楽だとさらに嬉しい。ついでに焼肉奢ってくれるらしいから皆ふるって意見を出していけ」
「いやあ、前も言ったけど無茶だろ……」
「俺たちだけで異世界人よりもインパクトのあるものを作る、かぁ……」
「そもそもインパクトってなんだよ。去年以上に盛り上がればいいのか?」
「でも去年って過去最高とか言われてなかったか」
「特に新しいことも何もないのに、俺たちだけで過去最高を更新しろって無茶だよなぁ……」
「だったら、俺たち全員の黒歴史でもまとめて、種別ごとに展示物にでもするか?」
「それでもらえるのは同情だけじゃないの?」
「同情でもないよかマシでしょ」
「誰もかれもがお前みたいに黒歴史を公開できるような鋼メンタルだと思うなよ」
結局、一日では大した意見が出てこなかったらしい。
昨日とそう大して変わらない会話が教室を満たし、わいわいがやがやと意味のない喧騒だけが膨らんでいく。
無理だという理性と、やれるものならやってみたいという本心。教師の奢りという報酬も相まって、意見が出てはすぐに否定される現状はそんな二つが混じっているのが透けて見えた。
(なあ、一応聞くけど犬喫茶っていけると思う?)
『朝も言ってたあれですか? わんちゃんは可愛いからいいと思いますけど』
そんな中、体内に収納されている
ぼんやりと浮かんでいるのは、昨晩のこと。野犬……ミニオンというらしい怪物に襲われたインパクトが強すぎて、何かを考えようとしてもそちらが鮮明すぎるイメージとして蘇ってくる。
(なるほど。あのミニオンとかいうのをとっ捕まえてきて犬として使うのはあり、と)
『ミニオンを使うんですか!?』
(いやあ、異世界由来だし、インパクトとしては十分じゃないかなって)
『危険すぎるからダメです!』
(……だよなぁ)
思考を、頭の中での会話から教室へと戻す。
喧騒は収まる気配はなく、まとまりそうにもない。
余裕をもたせる意味で最長一ヶ月ほどの間はホームルームを全て決めるのに使えるらしいが、この調子だと一ヶ月経っても決まるかどうか。
最初で最後の学園祭が、少しだけ不安になった。
書いてると、掲示板じゃなくて普通に書き直したくなる不思議。R-18で書きたいぜ。