まちカドまぞくRTA シャミ子√周回データ使用チャート   作:hook arm

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 しばらく、間が空いてしまったので初投稿です。

 ※誤字報告、ありがとナス!!


吉田家防衛戦線(大嘘)まで

 最近、文章が雑になってきたRTAの第14部はーじまーるよー!

 

 前回は、小倉ァ!の黒魔術研究部の部室に向かったところからでしたね。(小倉ァ!は)もう十分だ………もう十分だろう……

 

 あ、ちなみにPC修復回はすっ飛ばしです。すでにシャミ子の軍門に下っているのとミカン姉貴がいるからです。行ってもいいのですが、困惑の呪いのとばっちりがダイレクトに来るので最悪、桃の家を爆破してしまう恐れがあるからです。睦月君の幸運値が最底辺のナメクジなので呪いが真っ先に飛んできます。盾役って……つらいねんな……

 

 今回は、ばんだ荘に桃が襲来してくるところからです。どうしてこうなったのか?と言いますと桃の夢の中にシャミ子がINした結果、シャミ子の夢の中に潜る能力がバレて大ピンチ!夢の中での出来事をうろ覚えのシャミ子はお母さん、清子さんを退治すると勘違いしたので現在こうなっている状況です。

 

 で、睦月君もこの襲撃に対して迎撃してほしいとシャミ子に頼まれたので吉田一家の部屋前で桃を待ち構えているのですが、半信半疑です。そりゃ、筋肉の友が裏切るなんて考えられないでしょうからね。

 

 あっ、そうだ(唐突)いつぞやのpartで睦月君は夢の中入れるのか?という疑問に対して3巻終盤のイベント以降と言いましたが、実は超がんばればこの段階でも可能です。しかし、それをするためにはシャミ子の友情度稼ぎやごせんぞに体を許す(意味深)といったことをしなければなりませんが、その辺がいろいろ面倒なのでやりません。通常プレイになっちゃうだろ!

 特にごせんぞを睦月君の中にINするとピーキー過ぎるとのことで周囲を破壊して回ってしまう恐れがあるのでやめようね!(1敗)

 

 そろそろ、桃が来たのでほんへに戻りましょう。

 

 何が目的だ!モノか!?金か!?と問いかけてみるとどうもなんだか話がヘンです。なにやらシャミ子は、清子さんを退治されると思い込んでいるのですがこれは重大な誤解で正しくは退治ではなく対峙ですね。それを正そうとしたごせん像は夢の中に出てきたゴ〇ブリを彷彿とさせた動きがキたのか桃によって遥か彼方へフライハイ!あーもうめちゃくちゃだよ!

 じゃあ、ごせんぞをポット君に回収しに行ってもらいましょうかね。これからの会話にいられると邪魔ですし……

 

 あまりにもすれ違い過ぎて話を聞いていたシャミ子の母、清子さんによって、吉田一家のお部屋で話合うことになりました。ありがとナス!

 そういえば清子さんは本RTA初登場ですね。これマジ?あんな若々しい人妻がいていいわけないだろ(興奮)

 

 さて、ポッキンアイスが一本だけで二人分しかない悲しみに包まれたところで清子さんから過去の話を聞きましょう。

 

 吉田一家は、まだシャミ子が小さい頃に睦月君の両親に誘われてこの町に来てある魔法少女の紹介でこのおんぼろアパートをあてがわれたそうです。

 

 両親と聞いた睦月君、迫真の動揺。おっ、大丈夫か?大丈夫か?

 

 その魔法少女というのが千代田桜。桃の義理の姉です。桃はその姉を今でも探しているのですが結界によって阻まれ魔族に接触することができない。唯一接触できた睦月君とシャミ子とその一家は手がかりだそうです。

 

 当時のシャミ子は体が今よりも弱く、さらに一族の呪いにもあいまって、死ぬ寸前ッ(KBTIT)だったところを桜が一か月4万円生活へと変貌させたそうです。そこだけ現代のレートってどういうことなの?(レ)

 

 しかし、その呪いに介入した桜は魔力が大幅に減り町をまもるっ!ことが難しくなったそうです。そこでシャミ子父――――ヨシュアは、桜に協力していたとのことです。この辺の経緯が今のシャミ桃と同じなのが興味深いですね。

 

 清子さんは一枚の写真を取り出して見せてくれました。……え?ナニコレこんな低身長おとーさんいていいわけないだろ?こんなショタボディで声がおっさんっぽいってマ?ギャップにもほどがあんだろ?

 

 さて、ここでヨシュアと清子さんが写っている写真を眼孔に焼き付けます。シャミ子√エンドへのフラグの一つなので見とけよ見とけよ^~

 

 この写真を見たことによって睦月君のストレスゲージが若干上昇しますが、些細なことなので触れないようにしよう!(戒め)

 

 さらに清子さんから衝撃の真実を告げられます。なんと!桜によってヨシュアは今、一同がテーブル代わりに囲んでいるミカン箱のダンボールに封印されておりました!ミカン箱に封印されていました!(大事なことなので2回)

 

 そんな衝撃的な事実を告げられた清子さんを除く一同は驚愕の声を挙げます。

 

 >……ブラックホール爆弾起動させて1万年2千年は帰ってこないって言ってなかったっけ?

 

 睦月君に至ってはトップを狙いだしましたね……狙わなくていいから(ノノリリ)

 

 ヨシュアがダンボールに封印されたことを聞いた桃は、本当に宿敵同士だったということを認識し家から出て行ってしまいました。どうせ桜の木の下にいるでしょ(鼻ホジ)

 

 これまで清子さんがこのことを黙っていた理由はシャミ子がいろいろ背負い過ぎると変な頑張り方をすると思ってこれまで告げなかったそうですが、現在のシャミ子は、とても成長しているので心配は杞憂に終わったそうです。ホントいろいろありましたからね……色々(意味深)

 

 清子さんとの会話も終え、さっさと桃を探しに行きましょう!

 

 オラッ!イケェッ!イクッt

 

 今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 ♦

 

 

 

 「睦月君!大変です!桃がおかーさんを退治しちゃうので増援お願いします!」

 

 シャミ子の慌てた声からこの一連の出来事は始まった。一体何がなにやらさっぱり分からない。そんな状況のまま吉田一家の部屋前まで来る。

 

 「あのさ、シャミ子……本当に桃が退治しに来るって言ったんだな?」

 

 「ええ!間違いありません!夢で会った時に聞きましたから!」

 

 えらく切羽詰まった表情で返答をしてきた。しかし、桃がそんなことをするとは思えない。ダウナーで普段はやる気なさそうな彼女だ。まぞく狩りだって進んでやらなさそうな彼女が清子さんを―――――

 

 「シャミ子?……それに睦月まで……」

 

 桃が来た。

 

 「桃ッ……きょ、今日はお引き取りください!」

 

 「桃……清子さん―――シャミ子のお母さんを退治しようとしているってホントなのか?」

 

 「退治?うん。対峙した方がいいと思う」

 

 ……確かに退治とは聞こえた。が、なにやらイントネーションがヘンなような……何かがおかしい。

 手すりに乗っていたごせんぞが口を開く。

 

 「おぬしら、先ほどから聞いているが言葉の意味を取り違えて……」

 

 桃がごせんぞの姿を捉えたとたん、ピクっと体が震えた次の瞬間――――――――ごせんぞが桃に投げられ遥か空へと消える。

 

 「……………桃!?」

 

 唐突な桃の行動に驚く。急いでポット君に命令をしてごせんぞを拾ってくるように命令する。

 

 「こ、これは、体が勝手にリリスさんを投げて……」

 

 突然の謎の行動に自分自身も困惑する。こうなってくるとこちらも頭がこんがらがってきた。桃は清子さんを退治する?ごせんぞを投げ飛ばす?

 これらは敵対行動なのか?なら敵になるのはなぜなのか?考えているうちに後ろでシャミ子が声を張り上げ、桃を食い止める。

 

 「どんなに隠し事をしていても!矛盾していても!私は、睦月君も!良も!おかーさんも!お父さんが帰ってくるこの家を守りたい!」

 

 「魔法少女、千代田桃よ……ここを通りたくば私を倒してからにするがいい!」

 

 ―――――――初めて聞いた。ここまで強いシャミ子の力強い声を。守ると言った。この家、ばんだ荘を。そして、守る対象には自分も含まれていて…………

 

 弱いと思い込んでいたシャミ子が確実に強くなっている。

 

 嬉しいと沸く感情のその前に――――――――

 

 

 「先ほどから聞いていられませーーーん!!」

 

 吉田家のドアから清子さんが飛び出してくる。二人のすれ違いに耐えきれなくなったようだ。自分も状況を整理したかったからこの場での仲裁は助かった。己だけでは事態の引っ込みをうまくできそうになかったからだ。

 

 「続きは家の中で!」

 

 そう言われるがままに二人の背中を押しながら吉田家の部屋に入る。

 

 清子さんからポッキンアイスを出される。だがここは二人に譲っておこう。……決して欲しいわけではない。今ちょっと、胃が弱っているから欲しくないだけだ。

 

 「……睦月、ホントにいらないの?」

 

 ――――いらないったらいらない。いや、ほんとにいらない。

 強く断りを入れながらテーブル代わりのダンボール箱の上に乗せられたコップの中身の薄い麦茶を一口含む。相変わらず味が薄い。優しい味だけど。

 落ち着いたところで清子さんが語りだす。

 

 「あれは、優子がまだ幼かった頃ですね……睦月君のご両親に誘われて、私たち一家はこの町に来ました」

 

 

 ――――――――両親。その言葉を聞いて、体が震える。脳裏にいくつもの情報がフラッシュバックして、自分の身が引き裂かれそうな感覚に陥る。

 

 

 「ご、ごめんなさい!睦月君!」

 

 「いや……いいんです。続けて……ください」

 

 シャミ子も桃も自分の方を心配そうに見つめている。一言、大丈夫と言いながら清子さんに話を続けてもらう。一呼吸して、話に臨む。

 

 「……私もなるべく言葉は選びますけど、無理なら言ってくださいね?」

 

 「……ええ」

 

 短くそう返しながら話は再開される。

 

 語られた話によると10年前のせいいき桜ヶ丘は今よりも殺伐とした状況下で桃の義理の姉、千代田桜によって町は守られていた。ところが、突如として桜さんは失踪。桃はその桜さんの手がかりを探して唯一接触できたまぞくである自分と吉田一家が頼みの綱らしい。

 この町のまぞくは魔法少女を寄せ付けないように結界を張り、外敵から身を守っている。

 

 ――――――――しかし、自分はシャミ子以外同族を見たことがない。これもその結界の効果なのだろうか?

 

 「昔の優子は体が弱くて……良子を妊娠していた私と同じ病院に入院していました」

 

 病弱なシャミ子を何とかするため清子さんの夫、ヨシュアさんが桜さんに相談した結果、運命のリソースをいじりあの一か月4万円生活の呪いにした、とのことだ。

 

 しかし――――――古代の封印に介入するということは、いじる側の魔力も著しく消耗するということらしく―――――

 

 「魔力が減った桜さんは町を守ることが難しくなったそうです」

 

 「そこで、夫のヨシュアは桜さんと取引をしたのです。この町を守ることに協力する、と」

 

 その話を聞いて、ふと思ったのが――――――――今の自分たちの状況に似ていることだ。

 

 そもそもの始まりが桃がシャミ子に血を奪われたことから端を発している。前の世代でもそんなことが起きていたのが驚きだ。

 

 「え?私のおとーさんの名前は吉田太郎じゃ…………?」

 

 「吉田太郎は、お父さんがこの町で使っていたコードネームです」

 

 ……………安直すぎないか?なんてツッコミを入れたところで、清子さんは一枚の写真を出してきた。

 

 ――――――――その写真は、良子ちゃんを授かってお腹が大きくなっている清子さんと背丈が小さく頭にはごせんぞのような一対の角の生えた少年が写っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――――――――自分はこの写真を見たことがない/ある

 

 

 

 

 ――――――――この写真撮ったのは、誰だ/自分だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――――――――頭が痛い。何か変なことを考えていたようだ。

 ズキズキと響く頭を片手で支える。

 

 「睦月君、大丈夫ですか?」

 

 「大丈……夫……………すいません、続けて……」

 

 不安そうに自分を眺めていたシャミ子は再び、写真に目を移すと抱いていた疑問を自身の母にぶつける。

 

 「……お、おとーさん若くないですか?」

 

 写真の男性はどう見ても少年にしか見えない。だって、シャミ子と同い年に見えるほどの若さだ。

 

 「あの人はとんでもない若作りなんです」

 

 ―――私も眷属になってから老け止まりましたから。

 

 いや、若作りっていうレベルではないだろ!どう見ても!これは、明らかに……と思ったがもしかしてまぞくの自分もこれ以上の成長は望めない? 

 ……身長は、まあ別にこれ以上伸びても仕方ないが……

 

 

 

 

 「その後、夫は桜さんに……………封印されました」

 

 

 

 「今はこのミカン箱に封印されています」

 

 

 

 「今、私たちが机代わりにしているミカン箱に……」

 

 「「「ええええええええええええええええええええええええええ!!??」」」

 

 その場で清子さんを除いて驚愕の声を挙げる。

 え?なに!?じゃあ、俺達今そのミカン箱をテーブル代わりにして話してたの!?バチとか当たらない!?ていうかヨシュアさんをそんなことに使っていいのか!?

 てか、前ブラックホール爆弾を起動させて1万2千年は帰ってこないって言っていなかったっけ!?

 

 「あの、おとーさんが封印されているのにそんな使い方して……」

 

 シャミ子が尋ねる。夫が入ったものをそんな乱暴に扱ったら後々、大変なことにならないだろうか?と言った意味も含めて。

 

 「大丈夫です!お父さんボックスは頑丈だし汚れが勝手に浄化されるので」

 

 「本当にいいんですか!?」

 

 「お父さんは使えるものは何でも使う人でしたから」

 

 ……尻に敷かれるというのはまさにこのことか……

 

 「なんでそうなったんですか!?」

 

 「私も病院に入っていたので詳しくはわかりません」

 

 それは、良子ちゃんも無事生まれシャミ子の病気も落ち着いてきた頃、玄関には、この段ボールと―――――

 

 『町を守るためヨシュアさんまで封印してしまいました。ごめんなさい。』

 

 そう書かれた書き置きがあったらしい。

 

 「……………じゃあ、姉は……この段ボールさんを……」

 

 「子供二人抱えた清子さんに託して……消えた……ってことですか?」

 

 重いものを抱えてしまったようなそんなトーンで、桃が喋りだす。

 自分の姉がしてしまったこと。それは二人の子供をもつ父親を会えなくしてしまったということだ。

 

 「………うちの姉は、この家のお父さんを10年も奪っていたんですね……」

 

 「いえ……桜さんは縁もない私たち一家のために――――」

 

 桃がゆっくりと立ち上がって、玄関の方へ足を進める。

 

 「桃?どこへ――――」

 

 「……整理する時間がほしい」

 

 

 「私―――――」

 

 

 

 

 「本当にシャミ子の宿敵だったね」

 

 

 

 

 

 バタリ、とドアが音を立てて閉じる。残されたのは自分とシャミ子と清子さん。

 

 「隠していてごめんなさい。優子、睦月君」

 

 「いえ、そんな……」

 

 「あなたたちに話したら、変に頑張ってしまうと思って……」

 

 清子さんは、母だ。吉田一家を支える女性でもあり、また自分に対しても本当の母のように接してくれた。自分たちを気遣ってこれまで秘密にしてきたのはありがたい。だから、言っておこう。

 

 「あの!清子さん!」

 

 「シャミ子は、前よりも強くなりました!角が生えてから桃と一緒に特訓してきたし!それに、ホントにいろんなことがあって……」

 

 脳裏に浮かぶのは、これまであった出来事その一つ一つがシャミ子を成長させている。例えば、技の特訓……とか……

 

 「あって……」

 

 次に思い浮かんだのが、陽夏木さんとの出会い。自分にとっては、最悪だったがシャミ子にとっては……

 

 「……あって……」

 

 ……いや、ロクな目にしか合ってないのは気のせいだろうか?

 

 「……あなたたちは、私の知らないところでどんどん成長していたんですね」

 

 「嘘をついていた私を守ろうとしてくれて……」

 

 「私は、あなたたちを信じ切れていなかったんですね」

 

 感慨深くシャミ子と自分を見ながら言う。彼女にとっても自分たちが成長していたのが予想を上回っていたのだろう。

 突然、自分の脇からシャミ子が出てきて清子さんに言いたいことを言い放つ。

 

 「おかーさん!おとーさんのこととか!正直、ビックリです!でも、いろんなことで慣れましたから!」

 

 「おとーさんは死んじゃったわけじゃないし、いろんな人のおかげで元気にもなりました!」

 

 「それに私、やっと自分が戦う理由が分かった気がします!」

 

 シャミ子は、清子さんに昔の自分とは一味違うというところを一気に話した。マシな目に合っていないが、それでもこれまでの出来事が大きく影響しているのは間違いない。

 

 「私……桃を追いかけます!」

 

 「だから、後でおとーさんの話いっぱい聞かせてくださいね?」

 

 ―――――その時の決意したシャミ子の顔を自分は忘れない。自分から見てもとってもカッコよかった、としか言いようがない。

 

 「……俺も探すよ!」

 

 桃の捜索に名乗りを上げる。

 今の桃には、誰か寄り添ってあげる人間が必要だ。自分がそれになれるか?と言われると、分からない。けれどあの状態のまま桃を放っておけるか?と言われると否だ。

 

 「清子さん!いろいろ驚いた話がいっぱいありましたけど、今日はありがとうございました!」

 

 「睦月君。もう……大丈夫(・・・)なんですか?」

 

 正直、大丈夫ではないけれども―――――

 

 「……大丈夫です!」

 

 そう聞いた清子さんは、安堵のため息をひと呼吸着いたあと、頑張ってくださいね。と自分に言う。

 そのあと、シャミ子の方を向いて―――――

 

 「―――――優子。あなたは幼かったので覚えていないと思うのですが、お父さんがあなたに言っていた言葉があるんです」

 

 

 

 

 

 「『がんばれ優子。誰よりも優しく強くなるんだ』……と」

 

 

 

 

 

 その言葉を聞いた後、シャミ子は優しく笑みを見せて、

 

 

 「行ってきます。おかーさん」

 

 

 清子さんにそう返すと、玄関から出て階段を下りてアスファルトの道を駆け出した。少し遅れて自分も駆け出す。

 

 いつも、自分の後ろにいたシャミ子が今は自分の前を走っている。それが、とても新鮮で――――――同時に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――――――――自分から離れていくのが寂しく思った。

 




・シャミ子
 友/9
 愛/1

・ちよもも
 友/7
 愛/1

・清子さん
 友/4
 愛/0

次→頼む!もう少しだけ待ってくれ!7/11

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