まちカドまぞくRTA シャミ子√周回データ使用チャート   作:hook arm

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you are not alone.


すき焼きを食べよう!まで

 よっ!肉いね!この野郎!なRTAの第17部はーじまーるよー!

 

 前回は、ミカン姉貴がばんだ荘に引っ越してきたところからですね。

 

 今回は、すき焼き回です!視聴者のみんな~ぁ!すき焼きは好きかな?僕はねぇ……好きだけど食ったらお腹がグルグルしている。ことになるので好きじゃないよ(自語り)

 

 はたして、睦月君は今回レモン汁に浸ったすき焼きを食わされることになるのでしょうか?それでは、ご覧下さい……(KBTIT)

 

 さて、現在は吉田家の部屋にてシャミ子と共にゲームをプレイしているのですがその最中に桃が訪ねてきます。その要件はこの前のお詫びとして、牛肉を持ってきたとのことです。赤い!赤いよ!3倍だぞ!

 

 というのが今回のエピソードの始まりです。さっそく清子さんがダンボールことお父さんBOXでネギを切ろうとしておりますが、それでネギを切ってはいけない(戒め)

 

 ―――シャミ子に続き桃と睦月君もお手伝いをしようとしますがこ↑こ↓で桃に料理をさせないようにしましょう。桃に料理をさせてそれを睦月君が口にすることになったら、当然いろんな意味でゲームオーバーなので注意。

 

 というか、この辺は3巻シナリオの鬼門の一つとなっております……。

 

 さっそく、桃が台所に立って料理を始めたのですが卵を割った瞬間に悪魔召喚をしてしまいましたね……。シャミ子と睦月君のSAN値が下がったので台所から遠ざけよう!ちなみに前、区間走にてこのガバをやらかしてばんだ荘が吹っ飛んだので気を付けよう!(2敗)

 

 ―――ここいらでミカン姉貴が登場します。せっかくのパーティーなんだからみんなで食べた方がおいしいよね!てな感じでワイワイやりたいところさんなのですが、柑橘類に浸ったすき焼きはNG。チクチクとストレスゲージを蝕む厄介な料理です。

 

 そんなすき焼きをみんなは食べたいかな?

 

 ―――――食べたくないよね?答えは聞いてない!*1

 

 なので、ミカン姉貴には良子ちゃんとスーパーに買い物へ行かせましょう。あとは桃のヤバそうな盛り付けを阻止しましょう。―――――盛り付けのためだけに変身する必要ある?

 

 そんなこんなでやったあ^~すき焼きの完成だぜ!いただきまーす!……………………うん!おいしい!野菜ヨシ!豆腐ヨシ!お肉ヨシ!(現場ネコ)ああ^~うめぇなぁ^~

 

 シャミ子なんか宇宙のめくれを垣間見てますね、戻ってこ^~い!

 

 ………ん?何する!?ヤメロ!放せ!流行らせコラ!

 

 今、ミカン姉貴がレモン汁を入れようとしてきましたね。全く困ったもんじゃい!さらに良子ちゃんのお皿にも入れようとしているのでついでですが守ってあげましょう。そういえば、なにげに本RTA2回目の登場となる良子ちゃん。次の出番は……ナオキです……

 

 すき焼きも食べ終わり、少し経った後に睦月君は自動でベランダに移動し始め、これまでのことを振り返り始めます。総集編にはまだ早くなぁい?と外を見て思いふけっているとなにやってんだ^~お前、私たちも混ぜてくれよ^~と言いながらシャミ桃がやってきます。

 

 なんてやり取りしてたらミカン姉貴も参戦!あまった牛肉で作った塩レモン焼きを渡してくれました。しかし、まだこれを食べてはいけません。好感度稼ぎのためですね。この2つをシャミ桃に譲り、次に来たやつをいただきましょう。

 

 ―――うーん、うま(あじ)!コイツぁ旨い!さわやか!見直したぜ!ミカン姉貴!でも、唐揚げにレモンかけたら許さんからな(豹変)

 

 さて、こ↑こ↓の会話イベントでは好感度稼ぎがうまく行っていると一番高いキャラの好感度を上げることができます。だからこのイベントに参加する必要があったんですね。

 

 なんやかんややっているうちにシャミ子がお父さんBOX!にすき焼きをお供えしに行ったときにミカン姉貴がヨシュアが封印されているダンボールに覚えがあるそうです。

 

 なんと、ミカン姉貴の実家でよく見かける流通用の段ボールと一緒だそうです。衝撃の真実が分かったところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 すき焼きを食べ過ぎてお腹いっぱいになったのでベランダへ出て空を見上げる。黒い背景から輝く星空がキレイだ。後ろではまだみんながワイワイとすき焼きの鍋を囲っている。

 

 ―――――少し前までは考えられなかった。魔法少女が自分らと親しくなって、ばんだ荘(ここ)に引っ越してきて、こうして一つの鍋を囲むまでになっている。まぞくは、魔法少女と敵対関係だというのにここまで友情を築いているのが不思議な気分だ。

 

 「睦月君、外見てどうしたんですか?」

 

 後ろを振り向くとシャミ子と桃がいた。思った以上に近かったから思わずビクッと体を震わせる。深く考えすぎていたようだ。

 

 「いや、いろいろあったなー……って」

 

 「春にまぞくに覚醒して……桃と出会って、ごせんぞが意識をこっちに出せるようになったりとか陽夏木さんと出会ったり、ヨシュアさんの衝撃の事実とか―――なんか濃厚な数ヶ月で数年分ぐらい経っているような気になってさ」

 

 振り返れば、一気に多くの出来事が起こっている。自分らに角が生えたことを皮切りに魔法少女たちと出会い吉田家の秘密に触れた。

 

 

 

 ―――――起こりすぎている(・・・・・・・・)

 

 

 

 というのはいささか考え過ぎだろうか?そうきっと、偶然だ。偶然、角が生えていろんなことが起こった。そういうことにしておこう。

 

 「――――どうしたの睦月?」

 

 自分は思いつめたような顔だったのだろうか?不安そうな顔でこちらを見てくる桃。

 

 「睦月君、もしかして……まだ……」

 

 前のことを引きずっていると思われているのだろうが、そんなことはない。と、即座に否定する。さすがにもう傷は回復している。―――――人に話したくないのは、今も変わらないが。

 

 「3人とも塩レモン焼きいる?」

 

 声の主は、陽夏木さんだった。その手には牛肉の塩レモン焼きが皿の上にのっていた。さっきから匂う香ばしい香りはこれだったのかと納得しつつ、両手に乗っている皿2つをシャミ子と桃に譲る。

 

 再び、陽夏木さんが戻ってくるとその手にはまた塩レモン焼きがあった。

 

 「――ミカン。その……姉のこと相談しなくてゴメン」

 

 戻ってきた陽夏木さんに対してこれまで黙ってきたことへの謝罪をする桃。

 

 「別にいいわよ、どうせ私の呪いのことで気を使ってたんでしょ?」

 

 片手で髪をかき上げながら、すっぱりと言う。前にちょっとショックだったとは言っていたが、桃なりに彼女のことを考えて言わないようにしていたのだろう。その気遣いが逆に陽夏木さんには、なんだかよそよそしく思えて……

 

 自分にもそれが当てはまるのだと思うとみんなには申し訳なく思う。

 

 ……吉田家を除く魔法少女二人には自分が両親を失ったとか心の傷が癒えていないことを話していない。そういうところが桃と自分が重なる点だ。

 

 ―――――いっそのこと自分もこの胸の内を打ち明けたい。でも、その前に言いたいことはいっぱいある。だからまずは―――――

 

 「……睦月君、やっぱり具合が悪いんじゃ……」

 

 「え!?」

 

 シャミ子の指摘にびっくりして我に返る。

 

 「だって、さっきから黙りっぱなしじゃないですか?」

 

 「いや、そんなことは―――」

 

 「―――あるよ」

 

 桃の冷静なツッコミが突き刺さる。考え過ぎのあまりみんなを不安にさせてしまっていたようだ。

 

 「調子が悪いのなら―――」

 

 「……そうじゃなくて俺、みんなと出会えてよかった」

 

 昔は苦しいこともあった。忘れたいことが今でもある。それでも、こうしてやってこれたのは吉田家はもちろん桃や陽夏木さんや佐田さんに小倉さんがいたからだ。

 

 「俺って、支えられてたんだなーって今になってわかるよ」

 

 シャミ子に清子さん、良子ちゃんとは家族のように付き合いがある。それにいつも小うるさいポット君。彼と彼女らがいたからこそ、自分は父さんや母さんを失っても生きてこられた。

 

 「多分、一人だったらきっと……壊れてたかな?」

 

 高校入学からの友達、佐田さんはいろんな人脈があって、その過程で小倉さんを紹介してくれた。

 小倉さんは目が怪しくて怖いけど、ごせんぞのことで世話になった。

 

 「前と比べると俺って強くなれたよ」

 

 今では、桃や陽夏木さんが抱えていることと自分のことを比較する。不幸自慢とかそういうのではなくて二人も悩んでいることがあって……それを見ていたら自分もそういうのと向き合おうって言う気持ちになれた。

 

 「だからさ……その……」

 

 胸が熱くなる気持ちをごまかすように頭をぐしゃぐしゃ掻きながら言う。

 

 

 「ありがとう」

 

 

 すべてを言い終わったあと、自分は3人の視線が自分に降りかかっていることに気づく。

 

 自分語りに夢中で、まったく気にしていなかったがそれに気が付くとすっごい恥ずかしい。

 

 「……い、以上!終わり!終わり!――――ぼ、俺がもう言うことなし!」

 

 恥ずかしさをごまかすため話にケリをつける。傍から見た自分の顔は真っ赤になっているに違いない。そんな顔見られたくないがゆえに顔をよその方に向ける。

 

 「―――そんな風に考えていたんですね、睦月君」

 

 シャミ子のその言葉に顔を正面に戻す。柔らかな笑みで自分を見ていた。

 

 「睦月君の苦しむところを見ていて、どう声をかけていいのか分からなくって……」

 

 つらいのは自分だけではない。自分を見ていたシャミ子につらい思いをさせてしまっていた。

 

 「でも、今の聞いて安心しました。―――睦月君は強くなれたんだって」

 

 さっき、いろんな人に支えられてきたと言ったが、一番の功労者は間違いなく幼馴染のシャミ子だ。

 

 

 だから、俺は……()は……

 

 

 

 ―――――君のことを好きになった。

 

 

 ―――――君が支えてくれたから僕は強くなれたんだ。

 

 

 

 心の中で独白する。自分が強くあろうとした理由の一つ。シャミ子を……吉田優子を守りたい、守っていきたい。その思いで自分を強くすることができた。

 

 まだ、真正面から『好き』とは言えないけれどもいつかは―――――

 

 

 

 「……睦月君って桃に似てるのね」

 

 陽夏木さんの一声で一気に現実に引き戻される。自分が?桃と?

 

 「そんなに似てる?」

 

 桃の疑問に同意する。だって、自分は筋トレとかはよくするが桃ほどではない。

 

 「だって、筋トレよくやるでしょ?それに自分の身の回りのことを抱え込むし……」

 

 「そういわれると似てますね」

 

 シャミ子まで陽夏木さんの意見に同調し始めた。

 

 「さっきの話、聞いていると―――――」

 

 さっきの話。と言われて、自分で言ってて小恥ずかしくなる話が頭によぎる。これ以上は危険だ……いろんな意味で。

また蒸し返されたらたまったものではないしこの面子と顔を合わせられなくなるぐらいの恥ずかしさが自分を襲うことになる。

 

 「はい!この話はもうおしまい!やめやめ!!シャミ子!ヨシュアパパにすき焼きお供えしなくていいの!?」

 

 わざと大声で話を切り、シャミ子にヨシュアさんへすき焼きのお供えを提案する。この話はもうお開きだ。じゃないとこのばんだ荘にて一生、いじられる!!いそいそと3人を部屋の中に押し込みベランダを後にした。

 

 

 ―――――そのあと、ヨシュアさんを封印した段ボール箱が陽夏木さんの実家の工場のものであると発覚し新たな展開を迎えるのだがそれはまたの機会に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うーん、結構耐えるねぇ……」

 

 

 

 「ぼくの計画では彼が堕ちてくれないと困るんだけど」

 

 

 

 「まだまだ……手はあるから、これからだね」

 

 

 

 「『かわいそう』をなくすために……」

 

 

 

 

 

 「ぼくは君が欲しいんだ」

 

 

*1
KMNライダーDN-O




・シャミ子
 友/10
 愛/3

・ちよもも
 友/9
 愛/2

・ミカン姉貴
 友/3
 愛/0
 
・良子ちゃん
 友/3
 愛/0

・清子さん
 友/4
 愛/0

 次→カブトボーグを全話見終わったら
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